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カテゴリ:し(じ)
う~ん、下巻を読んでもどう見ても詰め込みすぎ。論文部分をもちょっとあっさりはめ込んでもらわないと物語に入り込めない。物語部分そのものは面白かっただけに、思考停止させられてしまった感がある。
あと、ず~~っと「ミオ」「カワバタ」「ユキヒコ」だったのに途中ちょこっと漢字表記のところがあって(必要なんだろうけど)ある意味記号的仮名的な感じで読み進めていたのにいきなり「美緒」「幸彦」となるとイメージが狂うというか、文字から来る印象に引きずられる感じがする。せっかくカタカナ表記で無色な感じで読んでいたのに。「カワバタ」でも「川端」と「川畑」「河端」では印象が…なんとなくひっかかってしまった。そういう効果を期待してのものかもしれないけど… 小説部分の読後感はいいんだけど、正直疲れた。当分読み返すことは無いと思う。 301ページ「この胸に深々と突き刺さる時間という長く鋭い矢」、あと何度か出てくる「必然を生きる」という考え方はなかなか深い言葉だと思った。 この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(下) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.22 22:19:35
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