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カテゴリ:と(ど)
正月は駅伝。元日の実業団ニューイヤー駅伝に続き、大学生の箱根駅伝が三が日のハイライトである(他のスポーツもあるとは思うけどまぁ)
三浦しをん「風が強く吹いている」も箱根の話で、それを思い出しながらTV観戦していたわけだけど、この本は学連選抜チームの話である。 そもそも箱根駅伝の場合、上位10チームはシードとなって翌年の出場権を得る。で、シードを取れなかったチームは予選会に出て、選手全員のタイムと、インカレのポイントを加算されたもので審査される。そこで選ばれなかった大学から、有力な選手を集めて一つのチームとして「学連選抜」というチームが結成される訳だ。 選抜されたある意味ベストメンバーで走るはずの学連選抜よりも大学のチームの方が勝っていることが多いのは「チームワーク」のお陰なんだろうか?と思いながら読む。 チームを形作ろうとしている前半が長く、後半は一気に本番となってしまうため、あっけない感じもする(大学チームでなく練習期間も短い選抜ならではのことかもだが)選手が個性的でとてもいい。怪我(古傷が…)など「風が…」とは同じ舞台ゆえに似たところもあるがこれはこれで楽しめる。エリート君の心変わりがちょっとお約束的な気もするけど、まぁ様式美ということでOK! 次回の箱根が楽しみである。 箱根駅伝公式サイト 公式サイトの中で、駅伝を支える学生が書いているコーナー「駅伝ひろば」の中で 学連選抜のことを書いた「関東学連選抜の軌跡」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.24 22:39:43
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