|
カテゴリ:た(だ)
うちの市の図書館、意外にラノベが多い。でも購入するのはいいけどティーンズコーナーに並べておく場所がない!…ので、今流行りのものでないもの(少し前に購入したもの)とかは「荷解室」に置かれていて、リクエストして出してもらうことになるわけだ。
この三冊も荷解室のもの。一冊は先日の続き、柳生十兵衛もの。 ☆ Fire in the shadow―爛熟の媚獣 前作より同行者が減った分新しく仲間っぽい立場の人が増えるのかと思ったが仲間となるのはキツネだったし…歌舞伎(狐忠信)やらあちこちの妖狐などの伝承(葛の葉やら)やらを混ぜ合わせまたもや金地院崇伝などの有名人をちりばめた感じ。知っていると面白いかもだが知らなくてもサクサク読めます。まだまだ続きそうな終わりかたなんだけど、ここで終わりだと思う。 後書き、天海 祐希引退の頃書かれたのね、と。 ☆ 蒼白の城XXX(トリプルエックス) 父の仇を討つために刑事になった青年が、悪の首領を探り出すために脱出不可能な監獄へ潜入する…というとハリウッド映画にできそうな波乱万丈のアクションモノのよう。さらにスペオペ要素もあり、謎の美女、妙に魅力の在る悪役…となるともう萌え要素てんこもり、なのだけれど。 …主人公がアホだアホすぎる!なんだこいつ!表紙絵を見てさわやか好青年&美少女の活躍するアクションもの、と思って買ったらひっくり返りますね。 あと田中啓文なのでグロ必須。ぐちゃぐちゃありスプラッタあり、ご注意を。 ☆ 慟哭の城XXX(トリプルエックス) 下巻になって主人公が活躍するのかと思ったが相変わらずアホでへたれだ。それも愛すべきアホではなく単にバカ!ヒロインもなんかひどいし。 悪の首領と内通者の正体は確かに意表をつかれたが、どんでん返しすりゃいいってもんでもなし(笑) ぐちゃぐちゃ、グロに加えてラストも暗いという、ジュブナイル・ラノベにあるまじき怪作。(褒めてる…かも) たぶん現在では入手困難な三冊。(十兵衛のシリーズは全三冊)もし古本屋で見かけたらちょこっと見るのもよいかも。(でもグロ注意ですから!) Fireintheshadow お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.25 17:31:20
コメント(0) | コメントを書く
[た(だ)] カテゴリの最新記事
|
|