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カテゴリ:共著・アンソロジー・対談・リレー小説など
読んでからCDを聞いたが、八天師匠の声が想像していたのと違ってちょっと違和感。思っていたより声が高い方なんだなぁ。「寄席の怪談」はいい。
関東に住んでいると上方落語はあまり聴く機会がないので懐かしかった。関西だと、地方局のTVやラジオ番組に落語家の方が出てらっしゃることも多いし、昔はよく落語もTVでもやっていたものなんだけど。 古典落語のパロディのような点もあり楽しめる。「動物記」「正直課長」が好き。「七度狐」と「寄席の怪談」のCDつき。 「真説・七度狐」田中啓文 古典落語・七度狐のパロディ。CDの方とちょこっと内容が違っているが、CDの方が面白いかな 「寄席の怪談」北野勇作 普通に怪談としても楽しめるが、それこそ地方の古~~い舞台にかけたらおもしろそう。CDは効果音(お囃子)がつくのでコレは効果的だと思う 「病の果て」田中哲弥 落語というよりちょっと不条理モノのような感じ 「時たまご」田中啓文 時そば(上方なら時うどんか)のパロ、と思わせてオチが駄洒落。ま、いいか。 「貧乏花見殺人事件」我孫子武丸 貧乏花見(東京落語では長屋の花見)のパロ。ダイイングメッセージとか、ミステリの要素もうまく使ってい面白い。 「動物記」浅暮三文 ショートショートといった感じ。ポン吉君が落語の「与太郎」みたいなキャラでのんきそうでいい。オチも良かった。 「百物語」牧野修 怪談と思わせて…実はぞくっとするタイプかな。 「戯作者の恋」飯野文彦 落語のジャンルで言えば人情ものかも。微妙に不条理。 「正直課長」森奈津子 単純に笑える感じ。面白い。 ハナシをノベル!!(花見の巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.26 18:44:31
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