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カテゴリ:共著・アンソロジー・対談・リレー小説など
密室は本格の華、かもしれないけど密室トリックには正直そこまでやらんでも!といったものも多いのが現状。「密室のための密室」ってちょっとナンだよなという気もする。でも読んでいて密室、となると燃えるのも事実(笑)。
このアンソロはそんな無理な設定のものではなく、偶然なってしまった密室と言ったものの方が面白かった。中でも恩田陸・北森鴻・貫井徳郎がよかった。 密室についてのエッセイは作者の思い入れが(あるものもないものも)伺えてよかった。 個人的覚書 壺中庵殺人事件(有栖川有栖)…密室は地下室 ある映画の記憶(恩田陸)…満潮の海岸の岩の上 不帰屋(かえらずのや)(北森鴻)…「女の家」の祭事 揃いすぎ(倉知淳)…猫丸先輩、中華料理店で謎を解く ミハスの落日(貫井徳郎)…バルセロナで幼馴染と再会 使用中(法月綸太郎)…作家が喫茶店でコーヒーを飲んだら 人形の館の館(山口雅也)…ドールハウスの縮尺は意外といい加減なことこあったりするんだよ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.08 23:06:18
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