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カテゴリ:雑感
取引先の担当者が久々に晴々とした顔でやってきた。毎週仕事で来社はするが、笑顔で来るのは久々だった。
というのも、ここの所私と意見が合わず、私も彼の来る水曜日は憂鬱であった。 「本社に転勤が決まりました。」と言った。本社(東京)にいくのが嬉しいのか、私に会わなくて済むのが嬉しいのか、それとも両方か??? 私だって嬉しいわ。とにかく長年仕事してきて、これほど性の合わないやつははじめて!担当を代えて欲しいくらいだったけど、それも大人気ないし、自分から逃げ出すのも嫌だし。。。。 「あら良かったわねぇ、栄転?」 「そんなこともないんですけど。」 彼が常々提案することに、私は怒りを感じていた。 「こうした方がいいですよ。」と彼。 「そんな必要ないんじゃない?」と私。 「どこが悪いんですか?こっちの方が誰にとってもいいんじゃないですか?」と彼。 「それはあなたとあなたの会社にとって良いことでしょ。お客様のために良いとは考えられない。」と私。 彼の提案を受け入れれば、私の売り上げも確かに伸びる。…けど、専門的なことが殆どお客様には多分理解できず、私も信頼で任されている。 そう思うと、無駄なものは契約させたくない。それで確率的に必要性が低いものがなぜ必要なのかと、問答になってしまう。 私もあまり商売人ではない。向いていないかも…。(いまさら遅い。) 私が出かけようと車に乗ったところに、彼の会社の支社長が見えた。 「ご存知でしょうけど、送別会企画しますからよろしくお願いします。」 …今までは必ず出席して、挨拶や花束贈呈などやってきたが… あまり出たくは無いものだ。 これまでの担当者の転勤時は、私的に自作自演の音楽CDや写真をプレゼント してきたが・・・その気にもなれない。 最後に気まずい想いは残したくないし、*****大人は辛い 彼もこの手で営業成績を伸ばし、彼の会社にとっては優秀な人間だったのだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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