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カテゴリ:妻の機嫌
今年に入って始めて自分の日記に訪問してみました。あけましておめでとうございます。(笑)
あっまだ読んで下さっているお方もいらっしゃるのですねー。どうもありがとうございます。 なんか日記というものは一度萎えるとなかなか復活するのに難儀するわけでございますが、これからも「書けるときにはぜひ書く」気持ちでいきたいと思います。 去年はインフエンザから始まってイナバウアー事件(笑)、娘の中学受験までの諸事件、6月の左足(くるぶし)骨折等々、良いといえる年ではなく、気持ち的にもマイナス思考的に陥る1年でございました。 4月に入り息子も高校に進学、あたくしも職場が異動となって、3末の幸先から久しぶりに北の丸公園にお花見にも行き、本日もまことに穏やかな日曜日と相成りましたので心機一転やろうという気持ちになってきたわけでございます。 そして遡ること一昨日。 ここのところ呑みが少し減ってきて家でご飯を食し2階の部屋に上がって暫くすると階下から...。 妻の金キリ声と泣く声が、いや、その前に声変わりした息子の茶色い泣き声が。 息子は今春休みなのでございますが、なんやら、熱帯魚の水槽(これも息子がどうしても飼いたくて、狭い我が家に似合わない大きさの水槽を買ったわけですが)の水が汚いから取替えなさいといわれ渋々取り替えた始めたのでございますが。 水の入れ方をしくじったようで床に少しこぼれた水がこぼしただの、前からこぼれたいたんだとか、よくありがちな、過干渉妻と息子のやりとりがエスカレートしたわけね。 あわてて階下に向かうと、あたしの足を蹴っただの、もうこの家は大嫌いだとか、勝手なことばかり、あたしなんて何十年も好きなこともできないであんたたちのことばかりやってきたのよと...。 (ああ大人気ない...) 落ち着けと、なだめてテーブルを蹴る息子を階上へ。 息子の部屋で暫く沈黙のまま二人で過ごした後、口を開く息子。 どうしたんだと敢えて聞かずに話に耳を傾けたのでございますが、怒ってばかりいるおかあさんの話はいつもどおりながら、少し違った話が出てきまして。 おとうさんとおかあさんは好きあって結婚したんだよねと。なんで会話がないのと。 俺にもそうだけど、おとうさんにも会話ないし、おとうさん帰ってきても深夜じゃないのにリビングに敷いた布団から出てこないし、日曜日なんかもおかあさんだけ一人食さないことも多いし。 おとうさんも全然楽しそうじゃないし...。だから2階にあがっちゃうし。 俺、おとうさんとおかあさんがこういうの見てるの嫌なんだよね。 おとうさんとおかあさんって俺の小さいころ結構会話あって、テレビなんかも一緒に見てたけど、今全然違うじゃない。Y奈だって同じこと思っていると思うよ。 その後もこの話は続いたわけですが子供というものは成長もそうですが、よく見ているものでございます。夫婦仲というものは子供の感受性にとって大きな影響があるものだなと今更ながら思う次第ね。確かに娘の中学受験が終わってから家族の一体感のようなものがなんか希薄になっておりました。 まっそれはそうと、こういうのってお前(息子)の中学受験が終わった3年前の2月の時以来だよなと。 注)これは過去の日記/ダイジェスト版のがんばったきみに栄冠あれなどに出ております。 その話のついでに息子切り出してきたのがこの話。あたくしも一瞬ショックだった話題でございます。 <がんばったきみに栄冠あれ~その後> おとうさん、こういう時だから今まで隠してきたことがあるんだけどと。 お前、男同士みずくさいな、おかあさんにもおばあちゃんにも話さないから安心しろと。 でもおとうさんに言ったら殴られると思うから。 何言ってんだ親子だろ、言いたくなきゃ言えるときに言いなさい。 うん、今言うけど。 ... ...実は 俺小5のときから、塾(N能研)で。 ずっとカンニングしてたんだよね...。 ... ほお、それで? 栄冠に残っていないとおかあさんにほんとに怒られるから...。 そうか、おかあさんのために塾に行っていたというわけだな? うん、塾に行くのがほんとに嫌で、最初のうちはよかったんだけど。 あるときからもう着いていけなくなって、ぼーっと授業受けるだけで。それでずっと続いちゃったんだよな。 こんなこと言ったらおかあさんにころされちゃうし。おとうさんが運んできてくれた俺に使ったお金、全部無駄だったじゃない...。 ...ところでよく見つからなかったなずっと。 うんでもきっと先生知っていたと思うよ。 Y奈もそうだったけどお前もだったのか...。 うん、ごめん。 でも受験校決めるのはどうだったのか?W実業はどうだったの? うん、全部自分の実力わかっているから、あんなのも結局おかあさんが決めて、俺がそれに乗っていただけだよ。 そうか...。(全落ちに近かった意味が漸く分かった) それで、小学校時代は楽しい思い出なんてなかったし、あんまし覚えていないんだけど。 自分の得意な問題出たから、今の中学もまぐれに入ったと思っている。 でもねおとうさん、中学入って全部変えようと思ったの性格とかも。髪の毛を短くしたのもそれだしね。 それで? ただ勉強の仕方も全然知らないし、回りは実力で入ってきたやつばかりだから。 最初の中間考査もビリから数えたほうが早かった。 それであれか?最初確か下から10番くらいじゃなかったっけ?あはははっ うん、でもねなんとかしようと思って俺なりにがんばったんだよ。それで今半分のところにいっている。 じゃああれじゃないか、自分が変われたってことじゃない。それがあればお金のことなんか気にするなよ。十分経験積めた勉強代ってことでいいじゃないか。 怒るかと思っていたよ。 お前、そんなことで怒るわけないじゃないか。親子はな、どんなことあっても子供のことはかわいいんだよ。それよりもおかあさんには絶対言うなよ。 もう少し時間が立って、それこそお前が大学にでも合格した後で言うから。 わかった。 それで、もう高校になるけど、お前がもう一歩変われるチャンスだからがんばれよ。プレッシャーになるからあまり言わなかったけど、とにかくがんばれ、おとうさんは応援するから。大学はどこに行きたいんだ? うん早慶にはがんばって行きたいと思う。 じゃあいい目標が出来ていいじゃないか。 ... こんなやりとりをしていたら午前1時くらいになってしまいました。 もう遅いから早く寝なさいと部屋を後にしたあたくし。 翌日気になったので会社で妻にメールで聞いてみたら、妻も息子も昨日のことがなかったかのごとくの振る舞いだったとのこと。 わが家にとって中学受験とはいったい何だったんだろうかとふと疑問に思うことがあります。わが家の場合は振り返るとせかせかAB型妻の「ひとり舞台」であったわけでございますが、これから目指すお方々はのめり込みにはご注意いただきたいと思う次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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