カテゴリ:子供
夜、ちょっと電車に乗って娘と移動しました。
比較的車内はすいていて、 座席に一人置きに人が座っている程度。 娘はうれしそうに「ねえ、鶴の恩返しって知ってる?」と、聞いてきた。 知っているに決まっているが・・・ もう少し電車に乗るので、時間が余るといけないから、 「しらん、どんなんだっけ?」 と、返すと、娘はしたり顔で話し始めた。 おじいさんと、おばあさんが川へ洗濯に行きました。 (え?そうだっけ?) すると、鶴が”わに”にかかっていました。 「あのさ、”わに”じゃなくて”わな”じゃない?」 「あれ?そうだっけ?」 じゃ、わなにかかっていました。 かわいそうね~痛そうね~と、鶴を助けてあげると、 鶴は恩返しをして飛んで行きました。 (もう恩返ししちゃったのかいっ!!) 次の日、お爺さんは竹を切りに行きました。 竹が一本光っていました。 おじいさんは中にいる人を傷つけないように竹を切りました。 (中に人がいるのわかってるんかい?) なかからとってもきれいなお姫様が出てきました。 神様からの贈り物ね♪と、大事に大事に育てました。 でも、お姫様はお月さまに帰らなくてはなりませんでした。 鶴が返してしまったのです。 「え?それが鶴の恩返しなの?」 「そうだよ!知らないの?」 「知らなかった。かぐや姫かと思った。」 「ん?かぐや姫も出てくるね~」 「うん、かぐや姫っぽいよ」 そんなこんなしているうちに目的地に着きましたが・・・ 周りで知らんぷりしている人のうち2~3人が明らかに聞き耳を立てておりましたとさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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