カテゴリ:四国八十八ヶ所巡拝日記
ちょっと見難い案内標識に従い第五十六番札所の駐車場へ到着したのは12:45・・・車で15分の距離なのにバイクで30分もかかってる落ち込みながらふと気づく・・・札所はどこ目の前には普通の一般道、向かいには小さな商店、その横には奥の住宅に繋がるであろう細い歩行者用道路・・・悩んでいる所へ、マイカー遍路のご夫婦が駐車し商店横の歩行者用道路を進んでいきます。よく見てみると歩行者用道路の脇には古びた札所の看板石柱に小さな地蔵堂、道の奥には立派なお屋敷のような白壁と屋根・・・や、やられた
第五十六番 金輪山泰山寺(真言宗醍醐派 本尊・地蔵菩薩) 石垣と白壁に囲まれたお屋敷のような境内です。 風が強くて線香は火が付かず、納札は吹き飛ばされ・・・散々な参拝となってしまいました迷子の教訓(笑)から納経所で次の札所への道順を聞くと・・・またしてもややこしい道らしい念の為、商店の方(気さくなおばさんでした)にも道を聞き、ついでに冷えた牛乳(1杯100円)を購入飲みながら世間話を楽しみました 13:10 出発。商店前の一般道を教えてもらった方向に進み、案内看板(民家の倉庫に大きく貼り付けてありました)に従い左折、田んぼの中の細い道を進みそのまま県道155号線へ突入し進み続けます。国道317号線を横切り、蒼社川を渡った所で札所の案内標識発見。蒼社川横を流れる小さな谷山川沿いの道へ右折、更に案内標識に従い道を進め、少し勾配のキツイ坂道へ入り境内横(というか下段)の駐車場へ。13:25到着。 第五十七番 府頭山栄福寺(高野山真言宗 本尊・阿弥陀如来) 駐車した早々、参拝を終えた遍路のおじさん(南光坊の遍路おじさんとは別人)に「カッコイイね」と声を掛けられ・・・有頂天(笑) 木々に囲まれ、こじんまりとした札所でした。強風に苦戦しながらも何とか参拝終了境内の地図(かなり詳細)を確認して、13:40出発。 谷山川沿いの道へ戻り、来た道とは逆の方向へ進みます。大きな案内看板に従い進行。住宅地を抜け、山を登る林道に。道はどんどん勾配がキツく、道幅は車1台がギリギリ通れる幅になり・・・仁王門到着が、道は更に上へと続いているので駐車場目指し前進。登りきった山頂でやっと駐車場が見えました。13:55到着。 第五十八番 作礼山仙遊寺(高野山真言宗 本尊・千手観音菩薩) 写真は仁王門・・・逆光で見辛いですね 駐車場横がすぐ境内と本堂、標高300mの作礼山の山頂に建っています・・・山門からは50mの階段を登ってこなくてはなりません。歩き遍路にはちとキツイ場所ですね こちらの札所には「宿坊」(他寺の僧や参詣人が泊まる寺の宿舎・有料です)があり、本堂の横に立派な鉄筋コンクリートのホテルのような建物がありました。足湯も出来るようでしたが遅れを取り戻すためパス 納札所で一緒に駐車料金(単車100円)を支払い参拝終了。駐車料金・・・境内までの林道はこのお寺の私有地なので維持管理費として徴収されています。自己申告制なのでズルしないようにま、払わないと遍路の心得の一つ「十善戒」を破る事になりますよね(「十善戒」については後日『遍路かく語りき』で書きたいと思います) 14:20、次の札所に向けて出発。 この続きは、また明日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月03日 15時51分51秒
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