本当にお別れ
夜中、末妹の婿さんが線香を絶やさず守ってくれ3時半から交代したずっと父の顔を眺めていた魚釣りが大好きで退職してからは「職業は漁師!」と言っていた父いつもかぶっていた、母の手創りの船長さん帽子も一緒だ告別式は11時からだった数十年ぶりに会う叔父や叔母こんな時にしか会えないのは寂しいが嬉しかった滞りなく告別式が終わり,本当にお別れの時がきた花でうめるこれほど悲しいことはないが若い頃から剥げていた父の頭に下の妹が「お父さん、髪の毛を生やしてあげる」と言い、花を乗せる涙途切れて、笑ってしまうそして、とうとうお骨になってしまった父大きな父だったが私が抱えられるほどになってしまった葬儀社からお花を沢山もらい荷物を持って家に帰った葬儀社の人が家に祭壇を作ってくれた遺影と共にお骨を置くお骨になってしまったが父が家に帰ってきた母は6年半、父とはずっと離れ離れだったから「お骨になってしまったけど一緒にいられてむしろ嬉しい」と言うそうだね、お父さん もうここにいるんだもんね