テーマ:双子ママの日記♪(1297)
カテゴリ:さくらんぼ姫
7月20日妊婦健診の日に切迫気味で双子の逆子だからと入院したのは通称MF(実費だと一泊7万円の母体集中治療室)でした。 入院の安静がよかったのかその後お腹も張らず「おしるし」ってなんだろう?とゴロゴロ・・・、浮腫んだ足を整形の先生にマッサージしてもらったりする日々を過ごしていました。
容態が安定してるので一般のお部屋に移動して2日目。突然その日はやってきました。 お久しぶりです。とらmimiは出産を終えて13日に退院しました。 8月6日AM5:30 トイレに行った時、生理のような出血。かたまりが出てきました。 慌てて看護士さんに報告してもいつもなんともなくお騒がせだったり するので冷静にナースコールをしました。 「とりあえず器械つけてお腹の張り具合をみましょう」と朝早いので病室ではなく、陣痛室で検診。隣のベッドでは ウンウーンうなる声 やっぱり大きな張りはなく、内診へ。 とすると・・・ 出血が多いし ン? 頭か足か?なんか触れるわ。と当直の先生。 「じゃ、今から切りましょう」 って え? え ええっー~ 日曜日早朝です。主治医の先生や緊急スタッフに連絡する声。私は着替えさせられ張り止めの点滴を替えられ、尿管をつけられ、悌毛・・・痛みも張りも感じないまままさに「まな板の上の鯉」状態でとらkiti君に電話をかけました。 30分とかからずとらkiti君到着。内診はドキドキだったのかもわからないけど、 「昨日は兄貴が劇的サヨナラを打った」とか、「散髪行っといてよかったわ」とか話してました。 「んじゃ 行ってくるね。」「おう!がんばって」って感じで手術室へ。 手術台って担架みたいで結構狭かった。大きなお腹でどっこいしょ。自分で移動。 背骨の所から麻酔の針をいれる。エビのように丸くなれーって言うけどお腹が大きすぎてこれでも精一杯。 お腹が見えないように首の所についたてられて、「これ感じる?」「はい。」 「これは?」「はい。」 じゃあ、「これは?」「・・・」 「よし!考えてるようじゃいけるな。さあ始めますよー」 『ちょっと待ってー 痛くないけど触っているのはわかるし・・・』こわ~ ぷるン!ぷるン!! って水風船をのせられているような感触。 もうすぐ赤ちゃんに会えるんや・・・ 今まで長かったな・・・ 大きなトラブルがなくって本当に良かった・・・ とらkiti君どうしてるかな・・・ お母さん着いたかな・・・ いろんな思いを巡らせながら笑みを浮かべたりフライングしようとする涙を抑えたり。 「・・・昨日の淀川の花火大会は・・・」なんて聞こえもれてくる先生のお気楽な会話が頼もしかった。 AM8:23「おかあさん!一人目! おしりから出てきたよー」 「・・・」 「ふんぎゃー」 あ、もう駄目です。今でも涙がでてきそう。大きな声で泣いてる。元気に生まれてきてくれたんや。 「二人目!! 足から出てくるわ。」 「・・・」 「ふんぎゃー」 同じ声! 元気な姫たちの誕生でした。 「おかあさん見える?」メガネをかけてもらって隣の部屋で体を拭いてもらって小児科の先生に診てもらってる赤ちゃん。本当に二人で入っていたんやね。 もう感激の涙で見えません。 ぼーっとしていたら突然吐き気が! 「え、うぇーーー」 ってこの時初めて苦しくなって何度も何度も吐き気がしてきて、でも先生は 「ごめんなー しんどいけど頑張れー」って冷静だから 安心して(?)「うぇーーー」ってやってた。 そこへ「おかあさん だいじょうぶー?」って二人を連れてきてくれた。 『あたたかーい』と思いながら 初めて両腕に二人をのせてもらって「かわいいー」って言ってた。 まっ赤赤でくしゃくしゃで泣いてる・・・ カメラにめいっぱいの笑顔の私。 と、すぐさま 「おぇーーーー」 最後に一番しんどかったなぁ・・・。 パチ!パチッ! とホチキスのように留める音が聞こえて手術終了。 怖がりの心配症の私には緊急手術でよかったみたい。 病室へ帰る途中、「ありがとう。お疲れ様」と涙ぐむ とらkiti母 (^.^) 一生懸命私に携帯を向ける とらmimi母 『顔見えへんやん』(-_-;) 買ったばかりのビデオをしまったままの とらkiti君('_') 吐き気が残る中なんとも言えない3人3様の姿が印象的でした。 同室の人たち、朝出勤のナースさんに驚かれながら・・・ 動けないのでうとうとしたり、でもお腹すいたな・・・って思ったりの 幸せな一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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