まだ迷っている参議院選挙
あすは参議院選挙の投票日だが、さて誰に入れようか?自民党は各種マスコミ世論調査では大敗の予想であるが、やはり年金問題が効いているのであろうか。国民みんなに関わる話だから、当然世論調査の結果に反映されたのだろう。それでは民主党に票を入れるかと言えば、素直にそういう気持ちにはなれない。多くの国民が同じ気持ちだと思う。入れたい政党が無いから、仕方なく消去法で民主党に入れるしかない。しかし、この状態は国民にとっては不幸である。投票したい政党がたくさんあって悩むのならいいのだが、全く無いというのは大変不幸なことだし、これからの日本にとっても危ないものを感じる。この1年足らずで大事なことがあまり議論されずに決まってきたように思う。第四権力であるマスコミの責任は大きいと思う。●防衛庁が防衛省に昇格●教育基本法の改正?成立国会議員の度重なる失言や不祥事ばかりが報道され、大事なことが選挙の争点から見逃されてしまっている。郵政民営化はこれから具体化するわけで、もう終わった話では無い。小泉内閣以降、何が起きるのか?検証をしていかねばならないはずだが、その議論のベースが何もわからない。少子化はどんどん進んでいるが、具体策があがってこない。労働派遣の実態はどこまで把握されているのか?かつての労組はまったく話題にされない。私の会社にも40歳前後の人が派遣で来るが、結婚せず諦め状態だ。現場では外資からの買収を待っている人もいる。一体全体、日本は豊かなのだろうか?貧しいのだろうか?物質的には豊かになったのだろうが、気持ちは何か満たされず不安な生活を送っているように思う。これからの社会を自分なりに展望してみようと思う。まずは地域社会に戻ることが必要な気がする。そこが出発点だ。