民主党 小沢代表のラストチャンス
大相撲中継を見ていたら、途中で民主党大会の中継に切り替わった。小沢一郎代表が再選されるので、その中継画面になった。満場一致の拍手で民主党代表が承認され、演壇に立って代表としての受諾演説が放映された。衆議院選挙に最後のチャンスをかける意気込みが伝わってきた。国内問題に焦点を絞り、官僚機構に乗っかった政治を変える必要性を強調しており、政治を国民の手に取り戻そうという理念を訴える姿は、それなりの共感を得られたのではなかろうか?演説は上手とはいえないが、自民党の福田総理や、安陪前総理に比べれば重厚さが感じられた。一国の総理大臣になるには、それなりの落ち着きと力強さが必要だ。今度の自民党総裁候補者を見ていても、とても日本国を任せるには荷が重いと思われる人たちばかりだ。年金、医療、子育てなど、緊急問題が山積しており、ここで一回小沢民主党に政権を担当してもらってもいいかなと思う。今の自民党および公明党の与党政治は行き詰まり状態だ。あらゆる組織における不祥事が多すぎる。また格差も国民の幅広い業種、団体で広がっている。その歪みが幼児殺しや無差別殺人を起こす原因のひとつになっていると思う。小沢代表の演説では、国内問題だけに絞り、国際問題には一言も触れなかった。とても用心をした発言であったと思う。自分も変わるけれども民主党も変わっていかなければならないとも述べた。まさにそのとおりである。変わるためには、変化が必要である。いろいろ問題はあるけれども、今度の衆議院選挙では民主党にぜひ勝たせたい。