品質問題の重要性再認識するべき
トヨタが品質問題で、豊田社長が緊急記者会見を行った。
相当な危機感に襲われていると思う。
日本の過剰品質が国際低価格競争に勝てない原因と、言われてきたが、
やはり品質事故は企業にとって致命傷になる。
ここで改めて品質部門の強化、建て直しを再認識すべきだと思う。
確かに過剰品質にも問題があるが、技術は日進月歩であり、特に
今回のプリウスでは、ソフトプログラムに起因しているように、
今までのハード品質とは異なる対応、考え方が必要だ。
半導体においてもソフト品質については抜けがある場合が多い。
自動車はもはや半導体なしには作れない時代だ。
システム全体の品質を如何に評価し維持していくかを見直していくべきだ。
品質は設計段階から考えなければならない問題だが、同時に品質部門が
第三者として市場ユーザーに立場に立った評価手法を構築していかねばならない。
市場の立場でモノを見ることは、マーケティングだけの話ではないのである。
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