ブレア元英首相がイラク進攻は「誤りだった」と謝罪
英国のトニー・ブレア元首相は、CNNの単独インタビューで、米国の主導による2003年のイラク進攻は、「誤りだった」と認めて謝罪した。ただ、サダム・フセイン元大統領を排除したことは後悔していないとした。欧米の湾岸戦争をはじめ、イラク侵攻や中東政策は大きな歴史の転換に繋がった。今までの米国やイギリスなどの世界支配が、崩れる始まりになった。これから中国がそれに代わろうとするのかも知れないが、同じ轍を踏む恐れがある。ロシアも同様に動こうとしている。しかし、情報が民間レベルに瞬時に流れる時代になり、大国による統治が難しくなっている。中国も経済開放政策から大きく発展し、豊かな時代に生まれた若者達が成人している。あっという間に違う国になっていくような気がする。日本は第二次世界大戦で敗北し、多くのことを学んだ。少子高齢化は日本が先頭を切っている。新しい国家のあり方や統治機構について、日本の選択がこれから大変重要だ。国民一人ひとりが、自分のこととして考えて行動していこう。にほんブログ村