青山学院大学の駅伝原監督がスポーツ界に見せた指導力
今年の箱根駅伝で、青山学院大学が優勝し、これで4連覇達成としました。原監督が進めたスポーツ界への挑戦は、見事に花開いたと言えるでしょう。各大学も原監督の指導法を参考にして、切磋琢磨してほしいと思います。原監督は嘗ては陸上長距離選手だったようですが、27歳で引退に追い込まれたそうです。そして中国電力で営業の仕事をしていましたが、その後、縁あって青山学院大学の駅伝監督になりましたが、企業での組織人としての経験を生かして、駅伝という組織競技にその経験を取り込んで、今日の成功を得たことになります。監督になってから10年を超えているようですが、苦難の時代もあったことでしょう。しかし、学生たちを大人として扱い、自己管理をさせるという真っ当な方法で創り上げたチームは、そう簡単には崩れないと思います。しかしこれからは青山学院大学には、自薦他薦でいろいろな学生が入って来るでしょうから、新しい伝統を伝えていくことが大事になると思います。不祥事が起きてはせっかくの努力もあっという間に消えてしまいかねません。学生たちが有頂天にならないよう、注意深く丁寧な指導を続けてほしいと思います。