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カテゴリ:社会政治問題
とうとう60歳になった。
定年という節目を迎えて、いろいろと考えたのは有意義であった。 人生にはやはり節目というのは必要だと思う。 成人式、入社式、結婚式、還暦、などそのときどきで人生のたな卸しを おこなうことは、ある意味で次のステップへ進むためには大事だと思う。 日本全体の閉塞状態を打破するには、どうしたらよいのだろうか? 各分野は別々のようで、実はゆるやかに繋がっている。 お互いが協力しなくては生きていけない。 新しい産業形態の芽は、いたるところに眠っていると思う。 良い意味で競争し、切磋琢磨していくことが大事だ。 いろいろな制度を弄繰り回す前に、この複雑化した世の中をもっとシンプルに 捉え直すことが必要だと思う。 この世の中は人間のために人間が作り出したものだ。 時代にあわない不都合が生じてくれば、素直に見直せばいいのだ。 そのためには自分たちも変わっていかねばならない。 新しい時代に自分たちが脱皮していけば、世の中は変わっていく。 あらゆる組織は、膿みを出すためにオープンにしていかねばならない。 透明性をたかめて、お互いが見えるようにしていくべきだ。 そこから新しい時代への取り組みが見えてくると思う。 政治家は、将来展望をもっと真面目に設計し提案してほしい。 そのために優秀な官僚に協力してもらう度量が必要だ。 企業の経営者は、グローバル化に翻弄されず、日本という足元を見つめてほしい。 大企業にぶら下がることはもう無理なのだとみんな思っているのである。 給与体系、人事体系、採用制度など、あらゆることを見直していかねばならない。 若い人達のエネルギーを活用できない日本は、このまま衰退の道を辿ることになってしまう。 若い人達を採用できるように、給与体系はもっと柔軟に改革すべきだ。 この10数年、早期退職を繰り返した結果がどうだったかも考えてほしい。 企業の足腰は弱り、ますます沈没していく様を見て、経営は失敗だったと 反省するところから新しい取り組みが始まる。 経営者自身、あるいは労組自体が旧態依然とした状態では、その組織は消滅する。 すべてをシンプルに作り直そう!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.01 09:30:28
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