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カテゴリ:社会政治問題
先月27日の衆議院参考人質疑をWEBで見た。
新聞報道では一部しかわからなかったが、WEBで質疑の模様を 全部聞いていると、この事件の奥深さを感じた。 今回の事件の張本人であるAIJの浅川社長にはまったく呆れた。 何年にもわたって運用実績をごまかしてきたのに、そのつもりは まったくなかったと言うのには理解できない。 今回の事件はまさしく詐欺事件そのものである。 実際の損失を隠して、顧客から資金を集めたのだから、これを 詐欺と言わずしてなんというのか。 それにもかかわらず、年間7000万円の報酬を得ていたというのだから呆れる。 いったいそのお金は誰のものか。 一生懸命、年金のためにお金を貯めた人達のものだ。 それも運用益を出してそこから報酬をもらうならわかるが、損失を出して いるのだから、当然報酬はゼロだ。 今回の参考人質疑では、信託銀行協会会長、証券業界代表、年金コンサルタントの 人達も出席していたが、みんな他人事のように話しているのには本当に怒りを覚えた。 これから捜査が進んでいくことだろうが、これこそ検察はしっかりと調査をしてほしい。 国会でももう少し理詰めな質問をして、問題の本質を明らかにしてほしい。 参考人質疑を聴いていると、どうやら、業界全体がグルになっていたという感じがした。 特に信託銀行の責任は大きいと思う。 見て見ぬふりをしていたのではないかという疑念を生じさせる答弁だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.03 19:20:41
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