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カテゴリ:ソース(着実な資産運用)
最近は、べンチャーの金融サービス(資産運用コンサルティング) の会社のマーケティングを考えてます。 その中で、金融業界を観察して、つくづく感じるのは、資産を株の運用で 日経平均を気にしながら、運用するのがいやになった場合、 ある程度、資産をほうっておいて 着実に資産運用したい場合に、日本には、いい金融商品が、本当に少ないということです。 我々が、金融商品を、選ぶ際の方法で、一番多いのが 普段、つきあっている銀行や証券会社などの窓口に、資産運用の 相談にいくか、ネットで申し込むという形が多いのですが、そこにあるのは 国債や、その銀行や証券会社のお勧めの投資信託。 この2つの商品は、客観的に、優れているかといえば 決して、そんなことはありません。 何故なら、 国債 定期預金よりは良いが、おいしくない利息 インフレ耐性がない。 (100万円、国債を買って、寝かせておいたら 缶ジュースが、300円ぐらいの物価水準(インフレ) なってしまった場合、資産価値は目減りしてしまう。) 投資信託 その銀行や、証券会社の窓口の人は、会社から「売れ!」 といわれている、売れると会社が潤う一部の商品のノルマを 課せられている。 すなわち、お客さんのニーズにあったものを提案して きません。 たとえば、自社以外で扱っている投資信託の方が、条件が良くて も、他の会社のものは、あたりまえですが推薦してきません。 トヨタに行ったら、トヨタの車しか扱っていないように ○○銀行では、○○銀行のものか、○○銀行と仲の良い会社 しか、扱ってません。 商品数が圧倒的に少ないです。 そしたら、車を買う時に、トヨタ、日産、ホンダとまわるように すべての銀行、証券会社をまわってくらべればいいわけですが(笑) なかなか、そういうわけにもいきません。 フィ○リティとか、H○BCとかを日本の銀行が代行販売している 場合、正直、相当なかぬきされていて、投資家還元されていない。 それと、日本の投資信託の表示は、目標リターン(収益)の 明確な表示が甘い気がします。 それと、外国人投資家なら、チェックするボラリティという指標が 明記されていないケースが多いです。 この指標は、その商品の収益が、最終的に、何パーセントから (もちろんマイナスのケースもあります。) 最高、何パーセントの幅に収まりそうかという重要な指標になります。 日本の金融機関の窓口で、「この商品のボラリティはいくつですか??」 と、窓口担当の人の気がひきしまると、思いますので、ぜひ、質問 してみてください(笑) (中には、窓口の人が知らないこともあるようですが そういう場合は、問題ありですね。) そんな感じの中で、個人の資産運用(自分を含めて) どんな風にしていくのがベターか、個人的な私見で、何回か、情報発信 していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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