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テーマ:今日の出来事(292654)
カテゴリ:世界が気になってみた。
松井秀喜さんの ヤンキース引退セレモニーが7/29にあった。 ニュースのコメントにこうあった。、、、 「ワンデー・プレーヤー」である。ただそれだけで選手としての活動は 一切ない。「ヤンキースは通常、こういうことはしない。マツイへの思 い入れが強いのだろう」 地元記者はこう解説した。大リーグはどの球団も毎日のように セレモニーを行うが、ほとんどが始球式だけだ。松井が特別だったこ とは事実である。 彼のキャラクターに人間の優しさ誠実さ以上のものを感じる方は多いと思う。 一緒にその様子をTVを見ていたウチのおっさんが、まるで私の頭の中を見 透かしたような事を言ったので驚いた。 「昔いた実直な日本人だからな~。」 実は「じっちょく」っていうのは司馬遼太郎さんが「風塵抄」っていう本の中 で日本人の遺伝子に入っている特徴なのではないかと言っている言葉で、 ここ半月位頭の中に引っかかっていた言葉なのでした。 今では一人当たり米粒一粒位しか残っていなくなったかもしれないけど、 確かにそのような気もするのです。明治時代の人の写真を見ると、面差し にたしかに「じっちょく」が写っている! それと同じ匂いがおおいにするのが宮沢賢治の作品。 この国の山や野原、草、風と動物と一緒に心が育った感じ。 戦争前後までの日本人の画家が描いた絵にも、西洋の画家とは違う 同じような吸引力を感じるのもそのせいかな~? 松本俊介 とか佐伯祐三とか。 司馬遼太郎、先日行った「宮沢賢治雨ニモマケズの心展」、 そして昨日の松井秀喜さんのセレモニー、この三者で私の気持ち の中では「日本人じっちょく説」は固まったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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