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カテゴリ:世界が気になってみた。
ずーっと以前から文字で読んで知っていたけど、あんまりに荒唐無
稽な話なので、絶対ウソ!!って思っていたら、 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&frm=1&source=web&cd=5&cad=rja&ved=0CEQQFjAE&url=http%3A%2F%2Fwww.hosei.ac.jp%2Fbungaku%2Fmuseum%2Fhtml%2Fkiyo%2F52%2Farticles%2Furushibara.pdf&ei=qNOyUuuhBYeAkwXThYEo&usg=AFQjCNGPrTqGAkD96UEni6AcKWPSq1T4SQ&sig2=7x2oQ5ZYg16Pq5w8BbkG3g 「南カルパチア山脈における羊の移牧による土地荒廃」ー法政大学 っていうものあるから、大量の羊がスペインを丸裸にしたっていう 話も、アナガチ冗談ではなかったんだね!! 私が信じられなかったのは、”以前のスペインは緑の森が北から南ま で続いていた”という、現代のスペイン人が聞いても絶対に信じない ような話なんです。 何故牧羊が盛んだったかというと、羊毛が王家の主要な輸出産物だったから。 そのため、農地は柵や石垣とかで囲むのを禁じられていて、羊はどこ へでも自由に移動出来たという話です。 (スペインの山は麓には木が生えていても、中腹から頂上は岩がゴツゴツ だっていうのが普通。) ***** これと同じ話が「文明崩壊」っていう本に出ているのです。 グリーンランドにだいぶ前に入植したノルウェー人が、住むのを諦めざ るを得なかった食糧不足に陥るまでの要因の一つが、羊による土壌浸食のせ いだというのです。他にも魚をなぜか主食にしなかったとかいろいろあった らしいのですけど。 現代では羊が長期的な損害を及ぼすことを政府も牧羊業者も認識していて、 しかもこの研究のための試験的放牧が割に合わない事業なので、グリーンラ ンド政府がその損失分を補充しているんですって。 人間ってその場しのぎでしか行動出来ないんだね~!! 羊毛が主要な輸出物だったから、羊の放牧を続けようとして、 旱魃が続いたために最後は餓死していった昔のグリーンランド入植者。 姿を消した多くの先住集団。 ここグリーンランドでのノルウェー人社会でも ”社会構造が権力者の短期的な利益と社会全体の利益の相克を生み出 した。権力者が重きを置いたものの多くが、やがて社会にとって有害 であることがわかった。” とも書いてありますよ。 読んでいてぞ~っとしてきます。 今日アーサー.ビナードさんがTVで言っていた 利権 っていう言葉がこの国の政治を象徴しているようですね。 どうしても現代の自分の国と比較して考えてしまいますよね~。 全体を考えているような政治家はいるんでしょうかね~? 政治家には期待できないから、多くの専門的研究をしている方々 の発言力に期待したくなります。それにNETで多く情報量を蓄えて いる子供たちにも。 羊と山羊 http://www.jazga.or.jp/tennoji/nakigoe/2003/01/hituji03.html アーサー.ビナード氏のブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/12/22 02:38:33 PM
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