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という気がしている。その様に読み替える、というのは自身の欺瞞や作為というものを完全に自覚していないと出来ない事だと思う。つまり、枝野官房長官は本日の時点でも当時の隠蔽を自覚しているのである。こうした人が未だ官房長官を辞めないことがおかしい。 3月11日の午後3時くらいから官邸は表向き「想定外」と言うことを決心した上で「想定」を始めた。だから逆に有効な対応や対策は見送られ続けた。これが3ヶ月経った現在、明らかになった事実である。これを批判しないメディアが共犯だったのは想像に難くない。 この政権が未だヨタヨタとしているのはアメリカのためらしい。この国はピョンヤンを笑いのタネにしているが、実は日本こそ世界の嘲りの中心に居ることを自覚できていない、お目出度い国家に成り下がったのである。そうでなければ11日前の事は説明、できない。 原発事故の影響が柏崎の比でないから徐々に深刻な事実が垂れ流され始めた。うすうすデータを見れば福島市中心とした原発から北西の方向にホットスポットの存在が疑われ、海洋への垂れ流しは際限のない海洋汚染を通じてロシアン・ルーレットの様相を呈した。 この取り除きようのない瓦礫と放射線汚染の連鎖が日本を身動きの取れない状況に陥らせている。どんなに頑張ろうと思っても、これからの見通しが立たない。それなのに政治家は軽々と「メド」という言葉を弄ぶ。あの菅直人こそ原発の中に放り込めば良いと思う。 どうも彼には物事の深刻さがわかっていない。だから未だ四国遍路の続きをしたいなどと6月2日の真っ昼間からノタマエタのだと思う。その無神経ぶり。やはり原発事故はオレの責任じゃない、どうせ自民党時代のデタラメのせいだ、と未だ信じこんでいるのだろうか。 よく、そんなフザケタことを考えられるものだ。あの1年前に感じた嫌な鈍痛みたいな感覚というものの正体は、こうやって曝されたのかも知れない。それにしても内閣支持率調査するメディアの感覚は何なのだろ。どうも新聞やテレビも放射線と似たようなものらしい。 どうも国民も問題の本質を見誤らされている気がする。すくなくとも麻生政権までは麻生という表層が意識されていた。しかし今は反原発に矮小化されている。そもそも原発推進のボルテージを上げたのは菅政権そのものなのだが。単なる政策変更で免責されるのか。 やはり同様に原発護持を唱える自民党との大連立に世論調査の数字が4割以上の支持があると報じることにNHKニュースの狙いがある。それはIMFを巡る混乱と無縁でない。なぜ専務理事がアメリカで逮捕されたか。なぜ石川議員が会期中に逮捕されたかと同じ。 今の福島県知事が渡部恒三の秘書上がりで、前任の知事は彼の原発誘致政策に反旗を翻した途端に弟への便宜供与(最高裁はゼロ円と認定した)で起訴・有罪となった事実と付き合わせて考えてもいい。かつて農水大臣が民主党を離党し、議員辞職したしなあ。 なるほど彼が「フクシマのケネディ」と自称していた本当の意味がわかった。いろいろな面で物事というのはパンドラの箱の如く一つの「事象」を発端として内実をあらわにしていく。これを「事故」と呼ばずして何と呼ぶべきか。またまた話は振り出しへと戻ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
いつも、ちらちらROMってます、すいません(笑)
鋭い論調、全くです。 報道自体に嫌気が差すか、追求の気持ちを高ぶらせるか。今は、大方の人もどちらかになっているのだと思います。 僕も枚挙に暇がないので最近は辟易してます。 結局今回の件で、国民が、マスコミや議員を(政治自体を)ふるいにかける時期だと思います。本末転倒ですが選挙に行かない運動までしてもいいかなって思ったりしてます。 結局、マスコミも政治も国民のレベルをあらわしてますよね(書かれてる通りです)。そこから変わらなければ・・・悲しくなりますわ。 これからも読ませていただきます、鋭い切込みを読ませていただきます。失礼しました。 (June 18, 2011 08:16:54 PM) |
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