死ぬなよ。
テーマにある「ゲイとの共同生活」を読み返していた。ヒカルはおととし自死したと昨日共通の友人から連絡があった。私との写真が不意にみつかり、知らせてほしいと思ったって。友人は2年たって、心の整理がついてたようだけど私は・・・もしやとは思ってはいたけど確認するのが怖かった。友人ともちょっと距離ができていたしわざわざ確認の電話はしなかった。ヒカルは携帯を急に解約したり友達関係をリセットしては復縁の繰り返し、今から死ぬとかみんなに連絡をとって心配してもらって、心配したらしたでその友達に罵声を浴びせたりして、まわりだってメンタル散々だった。同居していた時は私の電話を緊急連絡先に設定し、みんなとの関係をリセット。みんな腫物にさわるような感じで強く出ない。私はその関係が嫌でそんなことされたら傷つくしやめてほしい。リセットするなら人を巻き込むなと言った。あれから16年も経っているのか。私はおととし子宮がんがみつかり(初期なので命に別状はなし)手術して摘出して大丈夫なはずだけど死ぬのが怖いよ。一人で死に場所をリサーチして北海道で亡くなったらしい。一緒に行った北海道。なんでよ。自分の寂しさはどうだっていいけど、自分が消えてしまいたいって気持ち一人で訪れた北海道は怖かっただろうな。夜なのか昼なのかわからないし、どういう方法で終えたのかは聞けなかったけど想像できないくらいに心細くて怖かったんじゃないかな。とてつもなく寂しかったんじゃないかな。それともなにもかもどうでもよかったのかな・・facebookにはこんな言葉が残されていた。「こんなの始めても誰とも復縁できないだろう。自分がうざい」私はいつか復縁できる日をずっと待っていたし、みんなが愛情で包んでいたのに何も本人には届いていなかった。私には罵声を浴びせることはなかったからその分少し距離があったのかもしれない。彼の殻がそれほど分厚くて友情だとか家族だとか誰の言葉も伝われなかった。今思えば、精神科医とかプロの力を借りないといけなかったと思う。私と同居しなくなって、もっと大人になってからは精神科へも通い、生活保護も受けていたらしい。それでちゃんと就職し、生活保護も受けずに大丈夫になって安定していた矢先なんだそうで。躁の状態だったんだろうか。復縁していたもこの結果は避けられなかったかもしれないけど誰にも愛されてないと感じる人がいるとしたら、自分自身に愛されていないだけかもしれない。自分を愛さなければ周りの人の愛は届かない。逃げたっていい。生活保護を受けたっていい。自分を愛して。