おかしくなりそう・・・・・・
あの日、朝まで元気いっぱいだったザッシュ。ご飯もしっかり食べて、走り回っていたザッシュ。 私は仕事で遅くなり、4月から一緒に仕事をすることになった先輩とタクシーで帰宅。 タクシーを降り、玄関のドアを開けようとしている時、いつも必ず聞こえていた、リンリンという鈴の音と、かわいい鳴き声が聞こえず・・・あれ?っと思いました。そのままドアを開け「ザッシュー」と呼んでも、気配がありません。??????玄関の明かりをつけたら・・・2,3歩先でザッシュが倒れていました。しかも口元からは血が・・・・・・。駆け寄って、訳もわからずまだ暖かいザッシュを抱きかかえ、さっき別れた先輩に電話をし、タクシーごと引き換えしてきてもらっていました。 24時間救急動物病院に向かう途中、私はタクシーの中で大暴れ。赤信号で止まっている運転手さんに「なんで止まるんよー」とわめき散らしたり、足もジタバタして、ザッシュを抱いたまま取り乱していました。 病院に着いたら、順番もなにも無視をして診察台へ。「交通事故ですか?」と聞かれ「帰ったら、倒れてたー」と叫び、そのまま意識があるのに、全身の力が抜け倒れてしまいました。椅子に座らされても、椅子からバタンと落ちるほどで、一緒にいた先輩に支えられ、かろうじて座っている状態。 心臓マッサージで心拍数が上がったりはしていましたが、手を離すとすぐに下がり、でも、続ければ動く状態だったので、「助けてください。お願い助けてー」と悲鳴をあげたのを最後に私の記憶は途切れ途切れです。覚えているのは、ザッシュが電気ショックをされたところ。小さな体で一生懸命頑張ってくれたのでしょう。心拍数がグッと上がりました。しかし、30分くらい心臓マッサージをして頂きましたが、ザッシュは逝ってしまいました。床に倒れて号泣していたらしい私。先輩に抱きかかえられてザッシュを抱きしめていたそうです。 原因は不明。「どこまでわかるか分からないけど、レントゲン撮ったりしらべましょうか?」と先生に言って頂きましたが、どうしたってザッシュは還ってきません。それなら、静かに眠らせたい。と思い目を閉じてもらいました。そして綺麗に拭いてくれていたので、「綺麗にしてやってくださいね」と頼みました。 あの日、私が早くに帰っていたら、ザッシュは助かったかもしれません。「苦しいよー。早く帰ってきてー」って思ってたんじゃないでしょうか?表情からして、決して安らかな最期ではなかったのでしょう。電気をつけた瞬間のザッシュの姿と最期の顔が脳裏に焼きついて離れません。本当にごめんね。ザッシュ。小さな体で、あの小さな命は、私だけを頼っていたのに、私はザッシュを守ることができませんでした。助けてあげられませんでした。朝まで元気いっぱいだった、ザッシュ。突然の永遠の別れは、私の中で消化することができません。私とザッシュは二人っきりだったので、本当につらく、昨日まで家に帰ることはできませんでした。今も涙がとまりません。どんなに泣いても、どんなに喚いても、私は二度とザッシュを抱きしめることができないのです。帰宅した私を出迎えてくれていたザッシュはいないのです。一緒にお風呂に入って癒してくれていたザッシュはいないのです。一人ぼっちになってしまいました。ザッシュと暮らすために、TVも映らない、シャワーもない、ボロボロのアパート住んでいたのに、今はここにいる意味もありません。神様、私のザッシュを返してください。かわいいからって、欲しかったんでしょう?いい子だから、欲しかったんでしょう?でも、私のザッシュです。永遠に私のザッシュです。 ザッシュ、本当にごめんね。苦しかったね。心細かったね。ごめんね。いつか逢える日まで、いい子にしててね☆ザッシュは雑種の長女、たった一人の大切な子だからね。2年間、本当に楽しかったね。雑種は幸せだったよ。安らかに眠ってね。ザッシュ、ありがとう。