私的落語～だけじゃない～日記

[落語つながり] カテゴリの記事

全654件 (654件中 351-400件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 >

• 浜松町かもめ亭 怪談噺の会

  浜松町かもめ亭 怪談噺の会２００９年８月２８日（金）19：00～21：10浜松町メディアプラスホール春風亭朝呂久＿出来心林家正雀＿＿＿真景累ヶ淵＿豊志賀～お久殺し三遊亭白鳥＿＿メルヘンもう半分明日はお休みなので久々の夜の会。真景累ヶ淵昨年原作を読み込んだのですんなりと噺の世界へ入り込める。豊志賀の顔が崩れて振り向く様はお見事。終盤は鳴り物も入り、迫力満点。みごとなものでした。メルヘンもう半分本格怪談のあとなので、明るく帰すための登場だが、誰がこの組み合わせを考えたのか？最高です。「もう半分」のメルヘン版。登場はムーミン、スナフキン、ミー。登場人物がメルヘンというだけで、前半は大笑い。しかし終盤は「もう半分」と同じなので段々と怪談っぽくなってくる。白鳥師匠を堪能。今日も満足満足。

  2009.08.28

  コメント(0)

• らくご＠座・高円寺～2009こけら落とし公演～川柳川柳 超特大ガーコンの会

  川柳川柳 超特大ガーコンの会２００９年８月１５日（土）14：00～16：23高円寺の座・高円寺の?落としの一席。１階には鴻上尚史氏がいらした。それもそのはず?落とし公演の舞台の作・演出を手がけられていました。落語は地下２階。川柳つくし＿＿新作（無差別殺人とタイムスリップ）林家たい平＿＿湯屋番春風亭勢朝＿＿新作（息子を落語家にしたい父とその子の噺）川柳師匠にまつわる鼎談（勢朝、たい平、つくし）川柳川柳＿＿＿超特大ガーコンほぼ、川柳師匠のための会。何も考えずにただ笑いに徹っせれる会である。たい平師匠も勢朝師匠も噺よりも川柳師匠ネタのほうが比重が高いし、素直に笑える。だってたい平師匠の湯屋番はたったの７分ですよ。川柳師匠も全ての曲の１番を歌いきり、１時間に及ぶ時間無制限状態。満足としかいえません。終演後、全員が舞台へ集まり、ついでに林家ペー師匠の飛び入り。

  2009.08.15

  コメント(0)

• 柳家三三と古今亭菊志ん

  柳家三三と古今亭菊志ん ２００９年７月２５日（土）18：00～20：10 お江戸日本橋亭 柳亭市也 子ほめ 柳家三三 強情灸 古今亭菊志ん 素人義太夫 古今亭菊志ん 鹿政談 柳家三三 蒟蒻問答 この会はお互いいに得意そうな噺とそうでなさそうな噺とをリクエストする趣向。 前回の菊志ん師匠は得意そうなネタはネタ卸となってしまった。 強情灸 苦手なのでサゲを工夫したそうです。 二つ目昇進時以来、二度目の噺。 素人義太夫 得意そうな噺として指定されたものの、４回目くらいだそうです。 鹿政談 ネタ卸し。 直前までさらっていたと言うとおり、若干危ない場面も。 まくらが絶品だったのでノープロブレム。 蒟蒻問答 どうしても小三治師匠と比べてしまう。 最近聴いたばかりなので、小三治師匠のすごさが残っていて、まだまだ師匠の勝ち。 （勝ち負けを競うものではないけど、まとまりと、動きの冴えの差がありました。）

  2009.07.25

  コメント(0)

• 盛夏吉例 圓朝祭（初日）

  盛夏吉例 圓朝祭（初日）２００９年７月１９日（日）16：00～19：10みらい座いけぶくろ（豊島公会堂）隅田川馬石＿＿粗忽の釘桂文三＿＿＿＿ろくろ首柳家喬太郎＿＿死神三遊亭楽太郎＿船徳三遊亭圓歌＿＿中沢家の人々五街道雲助＿＿緑林門松竹（みどりのはやしかどのまつたけ）～おすわ殺し～全編トリネタで一日たってもぜんぜん消化できず。死神あたりでもはやおなか一杯になったところへ、船徳。これでやっと中入りという状態。４，０００円は安すぎるかも。文三はつく枝師匠が五代目襲名したもの。喬太郎師匠だけに死神のサゲには興味を持ったのだが、圓朝祭にちなんでか原作通り。

  2009.07.19

  コメント(0)

• 小ゑん喜多八～試作品

  試作品２００９年７月１２日（日）17：35～20：30落語協会２階柳家喜多八＿天災柳家小ゑん＿ふぃ柳家喜多八＿鰻の幇間柳家小ゑん＿新作（ぐるーんぐるーん）喜多八師匠は投票も済ませて、本日二席目。天災も鰻の幇間もきっちりとした内容で、妙に気合が入っていてのが面白かった。いつもの「試作品」の会とはちょっと雰囲気が違った感じ。ふぃ圓丈師匠の作。私は何回か聴いたことがあって、気に入っているのですが、本人はまだまだと思っていらっしゃるようで、今日も練習のようです。好きな人にははまるし、そうでない人には全く分からないかもしれないが、構成はしっかりしているので圓丈師匠のねたの中でも分かりやすい法だとは思います。（ぐるーんぐるーん）新作を作っていると段々好みの内容に偏ってくるというまくらで、柳の下にどじょうはいるかと振って噺へ。「ぐつぐつ」をご存知の方なら分かりやすい。「ぐつぐつ」の鍋の中の話から、回転すし屋で回っているおすしの会話に代わっているもの。「ぐつぐつ」が大好きな私は当然好きです。

  2009.07.12

  コメント(0)

• 2010年6月12日は銚子へいくのだ！～らくごカフェへ火曜会～

  らくごカフェへ火曜会２００９年７月７日（火）19：30～21：30柳家三之助＿かぼちゃ屋柳亭こみち＿風呂敷柳家三之助＿かんしゃく三之助さんは本日まで帯広での会。昨晩はみっちりと真打でのお名前を師匠と語ったそうです。さてどうなったかは、三之助さんのPodcastか協会のＨＰをお楽しみに（ってどうせ皆書いちゃうんでしょうけど）。来る２０１０年６月１２日（土）は銚子文化会館（？）での凱旋真打披露。小三治師匠も駆けつけます。１，２００人のキャパなので今なら間に合います。早めの予約を！！ついでに今月の１９日は成田の航空科学博物館で、３回目の遊雀師匠、三之助さんの会。無料だ！行くべし（って知らずに他の会を予約してしまった私でした。）。かぼちゃ屋一年振り位ですが、また進化していました。いつまでも新鮮に聴かせて下さい。風呂敷おかみさんよりも兄さんの方のうまいこと。いつもながら男を語らせるとその面白みが際立ちます。かんしゃくかんしゃくと言うネタがあると言うことは知っていましたが、全くの初見。咳が出ると言うのに、こんなかんしゃく声を良く出せるものです。

  2009.07.07

  コメント(0)

• 正雀の会

  正雀の会上野＿宋雲院２００９年７月５日（日）15：00～17：40柳家花いち＿狸の札林家正雀＿＿（夢の中の女性に恋をしてしまい、これを治すには亥つくしの人間の肝を食らうしかないと新井白石に言われる。兄さんは思案しながらも家に帰ると図らずも妹が亥のつくしである事を知るのであった）林家彦丸＿＿唖の釣林家正雀＿＿真景累ヶ淵＿大詰お隅の敵討ち中段林家正雀＿＿質屋芝居初めての場所で、どこが会場か分からず戸惑う。真景累ヶ淵昨年通しで本を読んだので筋は分かる。今までは筋を知らずに聴いていたので映画やＴＶで得た知識でかなりごっちゃになっていました。この大詰めも今は演る方もいないそうで、これからかけて行きたいと終演後の質問会でおっしゃっていました。質屋芝居上方の文我師匠から頂いた噺だそうです。当然東京ではお初。質屋の店主、番頭、定吉と皆芝居好き。請け出しに来た質草を取りに行ってはそれを使ってのお芝居に熱中してしまい。迎えに行った者までもが木乃伊取り状態に。彦丸さんは歌舞伎役者みたいに素敵なお顔。

  2009.07.05

  コメント(0)

• 黒門亭～光る二つ目の会・その６９～

  黒門亭～光る二つ目の会・その６９～ ２００９年６月２０日（土）12：00～14：20 春風亭ぽっぽ＿動物園 柳家さん若＿＿悋気の独楽 三遊亭窓輝＿＿八五郎出世 桂笑生＿＿＿＿袈裟御前 三遊亭天どん＿棒鱈 今回のお目当てはさん若さんと天どんさんであったが、意外や笑生さんが拾い物であった。恐らく噺もご本人も初見。しかしどこか歌舞伎役者にも似たお顔で軽く演じていました。 予想外でうれしかったのは、ぽっぽさん。段々きれいになってきましたが、皆さんのまくらでも、人気があるとか言われているので、なにかと贔屓にされているのでしょう。 天どんさんは参りましたって感じ。こんな棒鱈を聴かされたら笑うしかないし、半分は卑怯です。 最近はすっかり新作を演じることも少なくなりましたが、他の方ではありえない古典はもはやこの人の独壇場です。 とにかく良かった。

  2009.06.21

  コメント(0)

• 祝！真打昇進！ 柳家小三治独演会

  柳家小三治独演会第１０回八王子寄席２００９年５月２６日（日）14：05～16：37八王子芸術文化会館（いちょうホール）柳亭こみち＿＿元犬柳家三之助＿＿千早振る柳家小三治＿＿野ざらし柳家小三治＿＿一眼国冒頭、主催者から三之助さん真打昇進決定の案内。全く知りませんでしたが、待ち望んだ姿がとうとう現実になることに思わず感無量。こみちさんの元犬も愛嬌たっぷりの仕上がり。もちろん三之助さんには満場の拍手。野ざらし。まくら４５分。本編２０分強。地デジ化へのぼやき、高速1,000円の話題から友人であったフランク永井のまくら。野ざらしは当代随一のやり手なので思う存分笑って楽しめる。一眼国。本編約２５分。殆どまくらはなし。中入り前に話しすぎたのか、少々声の出が悪かったのが気になりました。

  2009.05.24

  コメント(0)

• 吉本新喜劇50周年ツアー

  吉本新喜劇50周年ツアー～笑ってコケて50年、未来へ向かってドタバタ行こう～２００９年５月２３日（土）16：05～19：22新宿厚生年金会館大ホールフルーツポンチ（１５分）エド・はるみ（１０分）はんにゃ（１０分）麒麟（８分）新喜劇（８２分）今田耕司池乃めだか小藪千豊山崎邦正山田花子宮川大輔ジャリズム（世界のナベアツ・山下しげのり）未知やすえ島田珠代Ｍrオクレサバンナ（八木真澄・高橋茂雄）宇都宮まきすっちー腹がよじれるほど笑わさせて頂きました。特に小藪とめだか師匠とのからみが最高。かつてのめだか師匠と寛平師匠との猫と猿の伝説のからみとまでは行かないが、文句なし。台本も良く、１時間を大きく超えても満足感が勝った。生「グー」も見られたし。今日も満足満足。ＰＳ．まだ喉は治らず。火曜日には３８度の熱も出て火曜会も休んだし。会場の寒さが明日にどう影響が出るか気になりました。それはともかく青木さん済みませんでした。

  2009.05.23

  コメント(0)

• らくごカフェで火曜会～三之助、わか馬～

  らくごカフェで火曜会～三之助、わか馬～２００９年５月１２日（火）19：35～21：23鈴々舎わか馬＿動物園柳家三之助＿＿あくび指南鈴々舎わか馬＿ガーコン酒、食い、ゴルフ、酒、食い、ゴルフ、酒、食い、ゴルフ、の連休からやっと開放。落語も久しぶりのような気がするが、遊びがたたって喉にできた炎症が連休前から治らず、酒禁止・極力話すな・声を出して笑うと痛いと言う状態なので打ち上げは不参加。グフフ笑いは結構疲れます。終了時間は奇跡的に９時３０分前でした。わか馬さん。あまり記憶がなかったので過去を探して見ますとしっかりとガーコンを聴いていました。おまけに文左衛門師匠とバンドを組んでいるとの記録が。道理で歌がうまく、声もきれいな筈です。ガーコンも川柳師匠のものとは少し違っていてまた楽しめました。三之助さん。昨日は文化放送の録音、浜美枝さんの番組で５月３１日（か３０日）の放送だそうです。乞うご期待。

  2009.05.12

  コメント(0)

• らくごカフェで火曜会～弥助、こみち

  らくごカフェで火曜会～弥助、こみち2009年4月21日 19：35～21：30五街道弥助＿子ほめ柳亭こみち＿堪忍袋柳亭こみち＿元犬五街道弥助＿明烏子ほめ雲助師匠が確実に透けて見えてきました。仕草が実に似てきました。個人的にはまだ四角い噺かなぁ。堪忍袋例によって書き辛いまくら。妙なお客さんについての事とだけ書いておきましょう。こみちさんは普段は只の噺家として語っていますが、堪忍袋を縫うとこなんていうのは、女性ならではの雰囲気のよさが出ていました。元犬呼びかけるたびに「フッ！！」と言う感じのうなり声が入り、かなりはまる。明烏見事なものである。最近大ネタをかける事が多くなってきており、思わず弥助師匠の掛け声も。テーマを町内の札付きの二人に当てて勧めているため、息子のおぼこさのいやらしさが少なくなる。打ち上げも、昨晩三之助さんと参加された方はさすがにお帰り。おかげでかなりみっちり話し込めました。これまた核にかけない内容ばかりで、青木さんが私に変なところで気を使って頂いたんですが、私がそれに気がつかなかったというところが心残り。今度は拾いますので、トスを宜しくお願いします。

  2009.04.21

  コメント(0)

• 立川談春独演会

  立川談春独演会２００９年４月１８日（土）19：00～20：57らくごカフェ立川春樹＿＿十徳立川春太＿＿千早振る立川こはる＿家見舞立川談春＿＿品川心中談春師匠の一門だけあって、美男美女の集まり（つながらないか…）。また、立川流らしく他では聴かない話も。こはるさんはたまに妙な雰囲気が出るが、口調は一番切れがよい品川心中（本編約４５分）たっぷり聴かせて頂きました。北野誠の休養のきっかけがお馬鹿なリスナーの行為であったため、せっかくの楽しいまくらも記録には残せない。つまらない世の中になったものです。

  2009.04.18

  コメント(0)

• 第24回 築地本願寺寄席

  第24回 築地本願寺寄席２００９年４月７日（火）17：01～21：01築地本願寺ブディストホール春風亭一之輔＿鈴ヶ森柳家三之助＿＿長屋の花見古今亭菊志ん＿居残り佐平次予定の仕事がかなり早めに終わり、急げば１９時始まりの会に間に合うかもとかわら版を読みながら新幹線の中でも走ったおかげで、丁度１９時に受付へ到着。一之輔さんのまくらが長かったおかげで汗も引きました。鈴ヶ森３人で２時間、しかも休息なしなのでほぼ４０分割。おかげでまくらも三ぼうやらなにやらとたっぷり２０分。噺は一之輔さん十八番。ほぼ完成の域に達したと感じました。長屋の花見まさに満開の中でぴったりの噺。話にあった桃色の着物で更にぴったり。昨日までは札幌で、明日は名古屋。そうそうその次は鈴本中席夜の部に登場。１２日は鈴本早朝寄席と上野通い詰め状態ですね。居残り佐平次生では生涯２回目。ＣＤ、ＤＶＤや落語研究会の録画では何度も聴いていますがやはり生が良い。話のまくらもそこそこに、吉原関係の噺のまくらにすぐ移り、わくわくしていると案の定この噺でした。若干早口でしたが、それが若々しい感じの佐平次につながりました。どこまでも明るく調子の良い佐平次となりました。

  2009.04.07

  コメント(0)

• 柳家喬太郎独演会～落語 春夏秋冬～

  柳家喬太郎独演会～落語 春夏秋冬～２００９年３月３０日（月）18：30～21：05紀伊國屋ホール柳家小んぶ＿初天神柳家喬太郎＿愛宕山柳家喬太郎＿ちりとてちん入船亭扇辰＿目黒のさんま柳家喬太郎＿按摩の炬燵喬太郎師匠初出版記念の落語会。入場料4,500円にはサイン入り「落語こてんパン」が含まれる。これだけのお客さん分のサインをするのはさぞ骨が折れたことでしょう。噺は、春から始まってその季節にちなんだネタが選択されている。（春）愛宕山本編３５分弱。いきなり飛ばして大丈夫かと思うくらいの熱演。特にかわらけ投げをこれでもかと言うくらいに様々な投げ方で表現。ここで汗をかいて、夏の雰囲気作りもあったのではないかと勘ぐる。（夏）ちりとてちん本編２０分強。絽（？）の羽織を着て登場、夏の格好ですが、それでもなかなか汗が引かない。ちりとてちんを食べてもだえるところは、ＣＤではとても理解できない。生が一番。（秋）目黒のさんま今までも違和感がありましたが、私はやはり合わない方です。入れるくすぐりの内容が現代であったり、英語であったりと好みでないこと。そもそも「荒茶」のように説明が中心の噺が好きでないことから、ますます入り込めませんでした。噺の後は、文左衛門師匠、わか馬さんと組んで、その名も「サンケイシンブン」と言うバンドをやっている扇辰師匠のお祝いの歌。そして「東京イメ クラ音頭」。拍手喝采である。（冬）按摩の炬燵本編約３０分。難しい噺である。ほぼ九割以上が按摩のモノローグになるので、その間は目を瞑ったまま。羽織も目を瞑ったままきれいにたたむ。そうやってたたむのかぁ。私が聴くのも多分２回目くらいなので、笑い所も手探り。

  2009.03.30

  コメント(0)

• 三三・馬石の会

  三三・馬石の会２００９年３月２８日（土）14：00～16：30古今亭志ん坊＿子ほめ柳家三三＿＿＿壺算隅田川馬石＿＿明烏隅田川馬石＿＿替り目柳家三三＿＿＿鰍沢聴いているだけで顔がほころんでくるような、そんな素敵な会であった。噺は双方で打ち合わせしたかのように、長短・軽重（少し違うけど）の組み合わせとなった。明烏と鰍沢はさすがに聴き応えがあった。馬石師匠は所作が美しい。聴くだけではなく観ていたくなる噺家である。そして、明烏の甘納豆を食べるところは、今まで聴いた中では抜群であったと思う。

  2009.03.28

  コメント(0)

• らくごカフェに火曜会～馬吉、こみち～

  らくごカフェに火曜会～馬吉、こみち～２００９年３月２４日（火）19：30～21：10初めて憧れのこみちさんと一緒に飲む機会に恵まれたと言うのに、ただの飲み会に終わらせてしまった。反省しきり。柳亭こみち＿うなぎ屋金原亭馬吉＿締め込み柳亭こみち＿権助魚金原亭馬吉＿抜け雀うなぎ屋ネタ卸し。まくらにはたっぷり”ブログには書くな！”のネタ。締め込み。いつも通りまくらもなしにいきなり本編へ。今日も汗だくだく状態。中入りは20：10というかつてない順調な時間で喜ばしい。権助魚本日の旬ねたのＷＢＣ連覇ではなく、紀香離婚が気になって仕方がない様子。紀香礼賛で、陣内くさしで終始。良く考えると、こみちさんは落語家として落語を普通に演じるようにしている気がする。声が女性の声と言うだけで、話しっぷりや表現は全く女性を感じさせない。ここで馬るこさんがめくりに登場。抜け雀珍しく、ちょっとだけまくらを。汗も大分治まった感じ。終演後は打ち上げへ。馬吉さんの支度が遅れたおかげで、馬吉さんファンがなかなか座れなくて困っていました。馬吉さんは幸せ者です。こみちさんは最後まで陣内が悪い悪いの話。ところで、打ち上げの席で自分がかなりおやじギャグを連発していることに気がつきました。最近読んだ物の中で、「おやじギャグを飛ばすのは年をとったから（頭の働きの問題）」ということが書いてありました。個人的には回転が良いからギャグを発想するものと思っていましたが実際は連想力が落ちてステロタイプのものしか思い浮かばなくなるからのことらしいです。この晩のことを思い出すとやはり年をとったのかと悲しくなりました。

  2009.03.24

  コメント(0)

• らくごカフェに火曜会～三之助、天どん

  らくごカフェに火曜会～三之助、天どん２００９年３月１７日（火）19：35～21：43三遊亭天どん＿長屋の花見柳家三之助＿＿蜘蛛駕籠三遊亭天どん＿反対俥柳家三之助＿＿時そば今回は三之助さんの初ＣＤ録音（コロムビアで子供向けＣＤ。しかし志ん生？志ん朝？とかとても子供向けの噺家ではない内容のようです。請うご期待）。反対俥早足の俥屋さんは花粉症の設定で、なんとマスクを小道具で持ち出しました。先日の三三菊志んの会で三三師匠が、本当に花粉症のため洒落で高座に上がったらドン引きされたと言っていました。やはり小道具が良い所かも知れませんね。時そばこれがＣＤ収録版きちんとそばが減っていく様が表現されていました。そばの減り具合、どんぶりの角度など細かいところに気が行っていました。今回は何故か二席とも大汗となりました。終演後も不思議がっていました。打ち上げでの話題のひとつ三之助さんの「まめさを鍛える」サイトで、先日の安比での初スキー姿がＵＰされています。ご照覧あれ。

  2009.03.17

  コメント(0)

• 小ゑん喜多八～試作品～第５０回

  小ゑん喜多八～試作品～第５０回落語協会２階。２００９年３月１５日（日）17：78～20：43柳家喜多八＿＿二番煎じ柳家小ゑん＿＿新作・猫と金魚(有名にも関わらず、ほぼ初見。）柳家喜多八＿＿新作（デアツンチャン）（アメリカ帰りの彼女からカタカナの手紙をもらい、それを先輩に見せる）柳家小ゑん＿＿新作（おとぎの国のキャンプ）２／２８の無限落語でとりネタ。打ち上げはあるようだが、日曜の夜は真っ当な人間でいたい。それでなくても火曜日は飲み会が決定ですし。

  2009.03.15

  コメント(0)

• 「主観長屋」の意味がやっと分かった！

  談志師匠は「粗忽長屋」を「主観長屋」と解釈している。立川志らく師匠の新刊「雨ン中のらくだ」を読んでいる最中である。志らく師匠の入門からの軌跡と師匠のネタの解釈とをオーバーラップさせる構成で、談春師匠の「赤めだか」を意識していることは明らかであるが、やはり今までの著作数が物を言って完成度は高いです。「粗忽長屋」の章では「主観の強い人間は己の生き死にまで分からなくなる」という解釈に行き着いたがゆえに「主観長屋」と言っているとのこと。私は「主観」の定義がどうしても理解できていなかったのですが、以下にその例が述べられています。少し長いですが引用します。”主観の強い人間と言うと、私の母がそうかもしれません。 ～略～わたしがギャンブルなどをやると烈火のごとく怒ります。しかし、自分が競馬にはまると、私に向かって、「あんたは競馬なんかしちゃ駄目だよ。ときにあんたはダービーはとったかい？私は的中したよ」訳がわかりません。酒瓶に水が入っていて、長いことそれを本物の酒だと思って料理に使っていて、あるときそれが水と知ると、「でも知らなきゃお酒なんだから料理に入れようね」こんな人です。 粗忽者と言えばそうなのですが、私はこの母と「粗忽長屋」、いや「主観長屋」の登場人物がだぶるのです。”なんとなく「主観」の定義が分かりましたが、個人的には粗忽長屋の言わんとすることはこのような主観者のことではないと思っています。ただ、今まであいまいなままに来ていた「主観」がここまできちんと整理されているものにはお目にかかったことがなかったので、個人的にはひとつの結論は得られたと思います。また、私の談志師匠初体験であった、東西落語研鑽会での「松曳き」が全く理解できていなかった理由も、明確に説明されていました。そもそも「松曳き」を一度も聞いていない人間には、ハードルが世界記録級の高さであったことが分かりました。どちらの噺も談志師匠では一度しか聴けていませんので、是非成長した自分を試すためにももう一度聴いて見たいものです。

  2009.03.15

  コメント(0)

• 鈴本演芸場３月中席夜の部

  鈴本演芸場３月中席夜の部２００９年３月１４日（土）17：20～20：43上野の地下工事も終盤で、歩道もほぼ完成と思ってルンルンで来場したら地獄が待っていました。授業をジッとして受けることのできないという病気を持っている方がこの世にはいらっしゃるということは知っていましたが、そのような方が寄席に来て他人に迷惑を掛けてよいと言う法はないと思ふ。それが嫌なら寄席に行くなとは言わんで下さい。ホール落語でも携帯を鳴らしたり、平気でおしゃべりをする方もいっぱいいます。せっかくの熱演も、常識知らずが二人もいれば、完全にぶち壊されるということが改めてよく分かりました。いくら書いても気が晴れないのでここまで。春風亭ぽっぽ＿子ほめ春風亭一左＿＿転失気三増れ紋＿＿＿曲独楽三遊亭歌奴＿＿宮戸川金原亭伯楽＿＿真田小僧大瀬ゆめじうたじ古今亭菊志ん＿時そば桂藤兵衛＿＿＿（若い衆の集まりで怖い話をしている噺）ダーク広和＿＿奇術柳亭燕路＿＿＿あくび指南ぺぺ桜井＿＿＿ギター漫談林家正雀＿＿＿男の花道ぽっぽさん。髪もきれいに梳かして、薄化粧して、ちょっと前とは見違えるくらいに変わりました。お化粧はやっぱりある程度経ってから許されるものなんでしょうかね。一左さん。八つ当たり。自衛隊の一佐は「人偏」があるんです。違和感があるので変えて欲しいと思ふ。れ紋さん八つ当たり。騒がしい客にイライラしているときにれ紋さんのキャラがまたイライラを助長してしまいました。この頃イライラの頂点。歌奴師匠。歌奴襲名以降で初めてのお目見え。伯楽師匠。前座噺でも格の違いがありあり。ゆめじうたじ先生。今回は、鰻のネタ。菊志ん師匠。八つ当たり。そばを長く食いすぎ。そばはつるっと食って欲しいものです。藤兵衛師匠。せっかくの噺も集中できず。良く考えると本当に怖い内容だったんですが。ダーク先生。前半はスカーフからスタート。新パターンです。後半は例の紐ネタ。燕路師匠。迷惑な客も消えて、やっと落ち着いてきた感じ。ぺぺ先生ヒザとしては最高の出来。お見事でした。正雀師匠鳴り物入り。芝居口調の見事さと相まって大方の方が引き込まれたと思います。山場では語りのうまさに思わず拍手が巻き起こりました。そのそばで、コックリの首の動きが気になって気になって最悪の状態。私も寝る事はありますので言えませんが、ガクガク動きすぎでした。菊志ん師匠が「今日は３席自由に使える」という恵まれた座席環境でしたが、お客環境は最低でした。

  2009.03.14

  コメント(0)

• 柳家三三と古今亭菊志ん

  柳家三三と古今亭菊志ん内幸町ホール２００９年３月６日（金）18：58～21：20頃柳亭市也＿＿＿たらちね古今亭菊志ん＿岸柳島柳家三三＿＿＿ねずみ柳家三三＿＿＿時そば古今亭菊志ん＿千早振る内幸町ホールは初めて。新橋駅から地下で繋がっているとは知らずに、大雨大風の中探してしまった。新橋生活２０年以上なのに全く知りませんでした。ドイツ料理の店も見つけたので今度いってみましょう。岸柳島三三師匠からネタとして「菊志んといえば岸柳島」と言われて、何故かネタ卸という珍しいパターン。良くあることでしょう。ねずみ普通に真面目に演っていました。時そば携帯やカメラでの撮影のひどさをひとしきり。プロでも落語門外漢は全くマナー知らずの様な方がいるようです。噺は崩しまくり。火はおとしていないし、何を言っても「聞いていませんでした」のそばや。この振りがサゲに利いてきました。全く初めての展開でしたが、全くアリの内容でした。三三師匠のカルみみあった良い内容でした。千早振る落語協会事務所へ、弟子入りの要領の問い合わせの実例を面白く話すまくら。噺と言えばこちらも自由に崩していましたが、これも納得の崩し方で同じく全くアリです。本寸法の内容と崩した内容とをお互いに演じて、どちらも納得の出来と言う凄さ。やっぱりレベルが違います。なお、巷で噂の”Ｈ”さんは、そのトレードマークを身につけた方が見つかりませんでしたので今回はいなかった模様。継続して探します。

  2009.03.06

  コメント(0)

• らくごカフェに火曜会～三之助、弥助～

  らくごカフェに火曜会～三之助、弥助～２００９年３月３日（火）19：38～21：40柳家三之助＿のめる五街道弥助＿火事息子柳家三之助＿厩火事本日は、ＮＨＫ（７日土曜日のおはよう日本）と東京ケーブルＴＶの撮影あり。なんと、東京ケーブルＴＶの女性は朝太さんの奥様だったそうな。大変おきれいと評判高し。のめる。撮影の間は噺に入らずに３０分まくらを振る。先週、小三治一門（師匠、小里ん、三三、ろべえ、こみち 他？）で盛岡の落語会の流れで安比で生まれてはじめてのスキーに挑戦したそうです。そのまま来年は一門でのイタリアのスキーにつながるようです。ご本人はまだスキーの怖さを知らないようで、ある意味ご愁傷様ですが、「楽しかった」とおっしゃっていました。今はまだなんとか周りに気は使ってもらえますが、きっと見捨てられる瞬間が来て、スキーの辛さをはじめて知ることになると思います。火事息子。先日は、ねずみ穴で、”火事”についていらっしゃいます。終演後も、お声が変わったとか、若くなったとか持ち上げられてご機嫌よく酔っていました。どれくらい酔っていたかは３月９日の三之助さんのpodcastでご確認ください。ちなみに本日は割り箸は割っていませんでした。厩火事。本日は撮影の影響もありましたが、三之助さん２席で終了。満足の内容で気持ちよく打ち上げへ。安比でのＨさんの話や、巷で噂のＨさんの話で盛り上がりました。悔しいのは終電間近になって、三之助さんのpodcast録画が始まったこと。さすがに某出版社勤務の方だけは徹夜慣れしているのか、我々が帰るときも居残っていました。

  2009.03.03

  コメント(0)

• 無限落語

  無限落語２００９年２月２８日（土）17：35～20：36三遊亭玉々丈＿新作（落語の登場人物）ネタ卸し三遊亭たん丈＿新作（鶴の恩返し）ネタ卸し春風亭百栄＿＿新作（新作厩火事）ネタ卸し三遊亭円丈＿＿新作・カレー屋ジョニー、ネタ卸し三遊亭白鳥＿＿新作（バリ島の卒業旅行）ネタ卸し柳家小ゑん＿＿新作（御伽噺のキャンプ）旧作たな卸し今回は百栄師匠の真打昇進とたん丈さんの二つ目昇進が目玉。個人的にもたん丈さんは二つ目では初めてになります。本人は出番が激減して、髪も染められない状態とのこと。百栄師匠。Ｏ．ヘンリー作の小説を落語化。某Ｓ師匠のリクエストで６～７人のおじいさんを笑わす新作を作れとのことで作った噺。残念ながらサゲまで笑いのなかったたん丈さんとは違い、さすがに随所に笑いをちりばめる（たん丈さん以外は皆さん随所に笑いを取っていました。）ＤＶと夫の愛情を確かめる内容を絡ませるものでした。圓丈師匠。落語始まって以来の、黒子を従えての登場。怪談噺での黒子と違い、歌舞伎と同様に噺を伝える役割での黒子です。たん丈さんがその役割。通算６回ほど聴きましたでしょうか？今まではノートを持参でしたがついにここまでのことをやってしまいました。噺に詰まると黒子に聞いて、「そこは飛ばして」などと早送りも指令。定席寄席では絶対に不可能な高座であった。この後の末広亭でのトリではどんなことをやったんでしょうか？白鳥師匠。百栄師匠ともども昨晩の三越落語会とは打って変わってのびのびと演っていました。その変わり様にも笑ってしまいました。客層がこれだけ違うのですからリラックスして当たり前でしょう。小ゑん師匠。正しい日本語についての話をひとしきり。噺は、日本・外国の昔話をベースに展開する噺。大昔に演じて、それ以降演っていないネタだそうですが、何で演っていなかったのか分からない位の内容でした。

  2009.02.28

  コメント(0)

• 三越落語会～いまどきのうつりのよいはなしか～

  三越落語会～いまどきのうつりのよいはなしか～（當世良写落語家）２００９年２月２７日（金）17：50～20：45柳家こんぶ＿＿初天神春風亭一之輔＿鈴ヶ森春風亭百栄＿＿天使と悪魔柳家喬太郎＿＿宮戸川三遊亭白鳥＿＿悲しみは日本海へ向けて立川志の輔＿＿バールのようなもの補助席の当日券予約にもかかわらず、運よく前の席へ変更されていました。金曜日とはいえ、平日なので前座登場時点ではがらがらで、場所柄皆さんお客さん同士が挨拶をしているさなかの地獄のような状態での高座はさぞかし辛いのだろうと思います。この会は、全く初めて。噺家についていく人が多い会と落語会自体についていく会とがありますが、明らかに落語会についていく方が多い会です。それも三越だけあって、他ではお目にかかれない方々ばかり。今回の面子でも少し引きます。鈴ヶ森。一之輔さんの十八番となりつつある噺。昔に比べても大分内容が変わってきています。一之輔さんはこのあと日暮里に移動のはず。天使と悪魔。高座で噺に入るときに、古典の天使と新作の悪魔とがお互いにささやき合って自分の領域の噺をさせようとする噺。一之輔さんがいないので一之輔さんを登場させていじりまくり。宮戸川。最近多く掛けている噺。残念ながら肝心なところでひとつ間違えてしまいました。本当に残念。悲しみは日本海に向けて。三越落語会には初めてなので、百栄師匠や白鳥師匠がかつて出演されたかは分かりませんが、白鳥師匠のネタは明らかに分かりやすさを狙った内容。客層を考えてやや成功か。バールのようなもの。やっぱり拍手と笑いの量から言っても、今日のお客さんが待っていたのは志の輔師匠のようであった。それだけの内容でもありました。「ようなもの」など物事を表現する際の言葉のあやをうまく展開し、聞いていてあれっ！と思うところはその後すぐにそのあれっ！に答えるという絶妙のつくり。完全に参りました。

  2009.02.27

  コメント(0)

• らくごカフェに火曜会～天どん、馬吉

  らくごカフェに火曜会～天どん、馬吉 らくごカフェ ２００９年２月２４日（火）19：35～21：00 金原亭馬吉＿＿鮑のし 三遊亭天どん＿粗忽長屋 三遊亭天どん＿（新作）確定申告 金原亭馬吉＿＿そば清 なんやかんのでまたもやギリギリ。 せっかくメールで予約して返信まで頂いたのに、予約名簿から欠落。 是非次回は名前を載せてください。 鮑のし。相変わらず噺のまくらはやるものの、話のまくらは振らない。登場から顔が真っ赤で、すぐに汗びっしょり。 顔が真っ赤なのは、鹿芝居での化粧の所為だとか。 粗忽長屋。反則みたいである。横の楽屋でも吹く位にくすぐりにはまってしまった（ちなみに楽屋にいたのは馬吉さんと田村さんこと初花さん）。 確定申告。予定外の二席目ということでお着替えなし。その割に小道具の拳銃を持っているのが憎い。打ち上げで話も出ましたが、置き忘れたときに引き取りに行った時には説明が大変そうである。ご本人は忘れないので心配ないとのこと。 手ぬぐいを忘れたと言う小ネタも仕込んで、意外に（失礼）緻密に計算しています。 そば清。７年振り位だそうです。最近ずっと聴いておられる方がいらしたので、違うネタと思って久しぶりに演ったそうです。 打ち上げで、着物が欲しいと言う位にまたもや汗びっしょり。天どんさんはそうではなかったので、体調か体質か。 今日は軽くしておこうと思っていましたが、田酒特別純米が出されたので、あえなく陥落。結局日本酒で通してしまいました。 深酒が続いて明日以降が心配。

  2009.02.24

  コメント(0)

• 三之助をみたかい？vol７

  三之助をみたかい？vol７日暮里サニーホール２００７年２月１２日（木）19：30～21：50実は初めて事前購入のチケットをもいでもらいました。（前回は当日券を購入しました。）これでやっとチケットコレクターの汚名返上です。柳家三之助＿厩火事柳家三之助＿○○○○柳家三之助＿三井の大黒とうとう三之助さんも師匠のネタに手を出し始めました。それも十八番ネタ。秘密なのでネタ名は書けませんが、調べると私は過去５年間で、師匠以外には喜多八師匠と昨年９月の小金馬師匠でしか聴いたことがないほどのネタです。（これって書きすぎでしょうか？）毎度お馴染み、中入りが20：45。終演は遅くなったものの三井の大黒なので大満足です。終演後はまた終電までの我慢大会。もしくはチキンレース。お初参加の方もいらして、恐らく皆さん満足だったことでしょう。群馬の方も良い宿泊先が見つかったであろうことをお祈りして、おやすみなさい。そうそう、次回三本締めの会はなんと２０１０年１月に決まったそうです。

  2009.02.12

  コメント(0)

• らくごカフェに火曜会

  らくごカフェに火曜会２００９年２月１０日（火）19：30～21：10柳家初花 寿限無五街道弥助 ねずみ穴柳家初花 寝床第２回にして早くも定着した感のある会である。予約なしで行ったらぎりぎり１席だけ空いていたので助かりましたが、次週は早くも満席。この会も予約なしにはもう難しくなりました。podcastの宣伝は控えめにしたほうが…本日は週刊ポストと東京walrkerが取材に。来週月曜日発売のポストに記事が掲載されるそうです。弥助さん渾身のねずみ穴の後は、初花さんも少しやり難そうであったが、そこはしっかり寝床で対抗していました。終演後は居残り打ち上げで、おきまりの終電まで。誰も帰りたがらないのは絶対に問題です。例によって内容は墓場まで持って行くような内容ばかり。少しだけばらすと、弥助さんの次のお名前に「○○○白魚」が候補に挙がり、盛り上がりました。（○○○は忘れちゃいました）それと、弥助さんが文楽師匠のＤＶＤを欲しくてたまらないようでしたので、誰かプレゼントしてあげてください。

  2009.02.10

  コメント(0)

• 鈴本演芸場 ２月上席夜の部

  鈴本演芸場 ２月上席夜の部２００９年２月７日（土）17：15～20：47三遊亭歌すみ＿寿限無古今亭駒次＿＿新作（天野《てんのう》家の人々）翁家勝丸古今亭菊志ん＿唖の釣り柳亭燕路＿＿＿粗忽の釘ひびきわたる春風亭一朝＿＿幇間腹五街道雲助＿＿居酒屋大瀬ゆめじうたじ柳亭小燕枝＿＿強情灸ダーク広和桃月庵白酒＿＿花見の仇討最近のまくらのはやりは「騒ぐのはやめて欲しい三平襲名」のようです。今日は、実力派が目白押しで、たちの悪い観客も黙らせるくらいにその実力を見せ付けていました。歌すみさん。散切り頭の多い女性前座さんの中で、みごとな坊主頭に意気込みを感じます。声もきりっとして良いです。ダーク広和さん。新パターンに移行。今回は「球」シリーズ。初めて見た方はうまいのか失敗したのか分からなかった感じ。失敗がうますぎます。白酒師匠。もうこんな噺の時期になったんですね。噺についていけなかった方が若干。笑えていないので少しかわいそうに。周りは大爆笑でしたので。

  2009.02.07

  コメント(0)

• 

  なんばグランド花月

  なんばグランド花月２００９年１月３１日（土）09：45～12：00海原やすよともこサウンドコピーまるむし商店のりおよしお大木こだまひびき桂文珍吉本新喜劇 辻本茂雄 島木譲二 島田一の介 吉田ヒロ 浅香あき恵 前田真希土曜日のこんな朝から笑いに行くのもすごいと思いつつ、早朝寄席と同じ時間だしと編に納得して会場入り。見事に満席。サウンドコピー。早く言うと自然界の音を口で再現する。初めてであったが、ジャングルの雰囲気は見事に再現していた。 まるむし商店は、５月に続き２回目。なぜこれだけの人が上京しないのだろうと不思議なくらい。吉本新喜劇。辻本座長が一番安心して観られる。但し今回は数年前に一度やったきり二度目の看護師役。お正月特番の昔のＶＴＲで評判が良かったのかも知れない。ケーブルＴＶのおかげで毎週新喜劇中継を観ているので、知識が格段に増えていることを実感する。この日は、吉田ヒロと島木譲二が見事にはずしてかなり相当に寒い雰囲気に。さすがの辻本座長もフォローできなかった。最後は何とか持ち直しましたけど。でもやっぱり生は最高です。

  2009.01.31

  コメント(1)

• 柳家権太楼～日曜日のおさらい会

  柳家権太楼～日曜日のおさらい会２００９年１月２５日（日）11：30～13：00池袋演芸場柳家右太楼＿四段目柳家小権太＿時そば柳家権太楼＿禁酒番屋柳家権太楼＿不動坊この会は休みなしの一気なので、お尻が大変。10：20並びで、ギリギリ座れるくらいの状態。ますます大変になってきました。今回は、急逝された落語ファンの桑原さんに贈られることとなりました。二つ目のお弟子さん終了後、禁酒番屋を演る前に、お二人を呼んでひとしきり講評。特に時そばの前段は、後段に対する仕込ではなく、仕草の噺であることをしきりとおっしゃっていました。最後は小さん師匠のＤＶＤを見直すようにという教え。禁酒番屋も不動坊も少しずつ権太楼師匠のくすぐりが入って飽きません。また、今年の初席では昨年の小三治師匠のＮＨＫプロフェッショナルを観て来たお客さんが多かったようで、落語ファンではなくプロフェッショナルの小三治師匠をイメージして来場されたのか、なかなか雰囲気が違っていたとのこと。どこまで本当か分かりませんが、受けない環境だったとさん吉師匠も円丈師匠もはん冶師匠も泣いていたというところがはまりました。

  2009.01.25

  コメント(0)

• 小ゑん喜多八～試作品～

  小ゑん喜多八～試作品～２００９年１月１８日（日）18：00～20：00落語協会２階柳家喜多八＿宿屋の富柳家小ゑん＿片棒柳家喜多八＿粗忽の大名柳家小ゑん＿ぐつぐつこの会も５年目に入ったそうな。今回は満員御礼。宿屋の富。新年らしく夢を観させていただきました。当たったのを想像する姿に、ＴＯＴＯＢＩＧで６億に当たったことを想像する自分が重なりました。片棒。「私の葬式をどう挙げる？」「何時？」にはつぼにはまってしまいました。この面白さは文章ではなかなか伝え切れません。粗忽の大名。松曳きではないのでこのネタ名で。師匠の掘り起こしのおさらいネタ。ぐつぐつ。小ゑん師匠のネタで一、二を争うくらいに好き。

  2009.01.18

  コメント(0)

• 

  鯉昇の会

  鯉昇の会２００９年１月１６日（金）18：50～20：45日本橋社会教育会館ホール春風亭昇々＿＿子ほめ瀧川鯉昇＿＿＿武助馬昔昔亭桃太郎＿お見合い中瀧川鯉昇＿＿＿二番煎じワザオギのＣＤ録音会。入りが少し寒かったので、せっかく笑っても少し寂しさが。子ほめ。昇太師匠のお弟子さん。まだ人の描き分けができないのと、いらぬところでの笑顔がちょっと余計。これからこれから。武助馬。かつての奉公人の武助が芝居の世界に。紆余曲折の上、お店の隣町で芝居をかけることになり、旦那がご祝儀に人を集めて見物に。慣れない声援を受けた武助たちは舞い上がり…と言う噺。初見。お見合い中。次に何が出てくるのか分からないところが桃太郎師匠の真骨頂。「そんなことあんた方に言ってもしょうがない」はなしでまくらをたっぷり。二番煎じ。熱燗を飲む姿がみごとで、この日は熱燗で締めることとなりました。それにしても鯉昇師匠はずるいです。噺だけでなく、顔でも笑いを取れるんですから。ＣＤでは絶対に分からないものです。

  2009.01.16

  コメント(2)

• 小遊三・昇太二人会

  小遊三・昇太二人会２００８年１月１１日（日）14：00～16：00西新井ギャラクシーホール春風亭ぽっぽ＿悋気の独楽春風亭昇太＿＿時そば翁家勝丸＿＿＿太神楽三遊亭小遊三＿代わり目協会所属のぽっぽさんが前座とめくりを担当。前座らしくない噺であるが、おかみさんとおめかけさんとをかわいらしく演じました。時そば、代わり目とも噺は軽めで、まくらを楽しむ会という感じ。もちろんまくらも噺も大爆笑であったのですが、初笑いはこんなものでしょう。

  2009.01.11

  コメント(0)

• 第1回だくだく亭～小遊三と遊ぼう～

  第1回だくだく亭～小遊三と遊ぼう～紀伊國屋ホール＿２００８年１２月２７日（土）14：00～16：25「山藤亭」の後継寄席。と言っても私は元の姿を知りません。従って新鮮な気持ちでいたのですが、会場も、出演者も同じ気持ちだったような感じでした。とはいっても、高田文夫氏のプロデュースですので、どれだけひどくなったかはご想像通り。柳亭ち太郎＿＿動物園三遊亭遊雀＿＿堪忍袋林家たい平＿＿お見立て大トーク＿＿＿小遊三vs高田・たい平・遊雀立川左談次＿＿読書日記三遊亭小遊三＿蜘蛛駕籠動物園。痴楽師匠のお子さん。虎との対決ではなく、子供の食べていたパンを要求するライオンと言うのが少々違うところ。目は相当悪いようで、めくりの時に見たら、それこそ牛乳瓶の底のような眼鏡をかけていました。堪忍袋。本日一番緊張していたのが遊雀師匠。小遊三師匠の弟子であるので、他の方が言いたい放題のところをかなり気を使っていました。噺も途中で終わりましたが、そこは遊雀師匠らしく爆笑で終わりました。お見立て。１５分で終わった弟子を差し置いて、約３０分の爆笑高座。式次第では１６時終了でしたが、終わりは何時になるんだと思わせるほど。たい平師匠らしい一席。大トーク。小遊三師匠と遊ぼうというテーマ通りに、小遊三師匠の初キスの告白やら放送禁止用語連発の大爆笑の時間、なつかしの小遊三師匠の江川やヤクルトの安田投手の振り真似が出ました。黒人好きが暴露されたり、言葉に詰まるのは落語に関する話題の時だけなど、師匠丸裸状態。この後の噺がやり難いだろうなと思わされました。読書日記（１５分）。本を読んでくさすネタ。一昨年大名跡を継いだ方（林家ですね）のお書きになった本を読んではこんなことないだろうと共感を誘うネタ。時間つなぎに徹したのが残念でした。蜘蛛駕籠。丸裸になってしまったあとにはやり難いだろうと思いましたが、しっかり自分の世界を作っていきました。さすが「トイレでお尻を拭く会長」だけのことはあります。締めは全員登場。代表で遊雀師匠の三本締め。最後まで緊張の遊雀師匠でした。

  2008.12.27

  コメント(0)

• 三之助を見たかい？vol6

  三之助を見たかい？vol6日暮里サニーホール＿19：30～21：50柳家三之助＿道具屋柳家三之助＿御神酒徳利平日夜の会はなんと３月３日以来（５月連休は除く）。どれだけ体調が悪かったが分かりました。それなのに今日は最後の一杯を注文してしまうと言うひんしゅくものでした。それだけ元気になってきたと言うこと？？道具屋。ネタ卸し。はじめに５名の方へ色紙を書いて渡すというクリスマスプレゼント。噺は途中抜けた部分もあるとのことでしたが、本寸法に近い内容になりました。ひげを抜く場面で延々と同じ話を繰り返す件では与太郎の賢さが露わになりました。「かぼちゃ屋」に行くのかどうか考えさせたのも趣向です。御神酒徳利。私個人では「馬吉と三之助の」以来。その時は東海道を登る時に噛んだので、リベンジかと思いましたが、その後既に二度演じていたそうです。ちなみに今回は時間がなくてカット。話が始まった時間が21：05でしたので、皆さん一斉に残り時間を確認していました。案の定例によって、終演後の整理も含めて１０時丁度。ホールの係りの方も大変でした。三之助さんの今年最後の高座と言うこともあり（なくても）、１７人くらいで」打ち上げ。今日は栗坊さんの日だったようです。マドレーヌを差し入れ頂き、おいしく食べさせて頂きながらも、とうもろこし嫌いで盛り上がりました。これと言うのも、皆さんが栗坊さんにシンパシーを感じているからです。うらやましいです。

  2008.12.24

  コメント(0)

• 東西女流華乃競艶会

  東西女流華乃競艶会鈴本演芸場＿２００８年１２月２１日（日）13：00～15：45三遊亭歌る美＿＿たらちね古今亭ちよりん＿半分垢露の都＿＿＿＿＿堪忍袋三遊亭歌る多＿＿片棒古今亭志ん輔＿＿あくび指南桂あやめ＿＿＿＿（新作）私はおじさんにならない三増紋之助古今亭菊千代＿＿素人義太夫たらちね。歌る美さんは初見。切れが良い話しっぷり。半分垢。ちよりんさんも殆ど初見。体型に合った（失礼！）噺を楽しげに語りました。堪忍袋。さすが上方の重鎮。会場の雰囲気を一気に大阪にしました。片棒。女流らしく、三人娘の設定。そうはいってもやはり金と銀は駄目娘。すこしお鉄があっさりしすぎたかも。あくび指南。古今亭の内容なのか、春・秋・冬のあくびを演じた後で夏のあくびへ。私はおじさんにならない。あやめ師匠のお子さんも来年小学校入学。そこで”おばはん”とは言われたくないと言うことで作った新作だそうです。前には「私はおばさんにならない」という新作も作ったそうですが、おばはんにならないその先には”おっさん化”が待っているそうでこの話ができたそうです。紋之助さん。通常の定席と違い、時間もゆとりがあったので、トトロまでフルコースコンプリート。本人も満足げでした。素人義太夫。実は意外にも初見でした。

  2008.12.21

  コメント(0)

• 鈴本演芸場１１月下席夜の部（２回目）

  鈴本演芸場１１月下席夜の部（２回目）２００８年１１月２３日（日）17：15～20：50三遊亭多ぼう＿寿限無五街道弥助＿＿うなぎ屋三増紋之助春風亭一左＿＿幇間腹古今亭菊丸＿＿宗論ニューマリオネット古今亭菊志ん＿紙入れ柳家三三＿＿＿だくだく大空遊平、かほり柳家さん喬＿＿松竹梅ダーク広和桃月庵白酒＿＿木乃伊取り寿限無。２３日もめくりを担当していました。珍しく鮮やかな緑色の着物を着て目立っています。歌る多師匠のお弟子さん。前座になったばかりでまだまだ全てが硬いが、笑顔で語っているの所が良いです。あまり伏せ目にしないで、大きい目を押し出して欲しいものです。と女性の前座に肩入れすのは悪い癖かも。うなぎ屋。ここ２年くらいで大分変わってきたような気がします。もちろん良いほうにです。幇間腹。途中でお客さんに先を言われて大あせり。お客さんにも最低のマナーと言うものがあります。宗論。菊丸師匠の鉄板ネタ。紙入れ。このテンポの良さは随一。笑わさせて頂きました。だくだく。やはり三三師匠には古典が良く似合う。描写が的確で、描いた絵が目に浮かびました。松竹梅。たっぷりまくらにたっぷり噺と感じましたが、時間はそうでもなく。こういうところが力なんでしょう。ダーク広和さん。膝は超短時間で、ダークさんの本当の実力を知らしめる時間なし。少し可哀想です。木乃伊取り。実力を思う存分発揮した感じです。こまめにくすぐりが入って、大爆笑に終わりました。

  2008.11.29

  コメント(0)

• 春風亭小朝独演会

  春風亭小朝独演会２００８年１１月１５日（土）14：00～16：25なかのＺＥＲＯホール林家木久蔵＿ちりとてちん＿＿＿＿＿＿南京たますだれ春風亭小朝＿竹の水仙＿＿＿＿＿＿禁酒番屋ロケット団春風亭小朝＿牡丹灯篭＿お札はがしなんとなくいつも来てしまう会。土日でぴあ、ｅ＋で予約できるからだけだと思う。ちりとてちん。相変わらずの舌っ足らず。竹の水仙（１９分）。禁酒番屋（１５分）。間に短くまくらをはさんで続けて演じる。ロケット団。独演会の色物で、漫才は個人的にはあまり経験していないが、寄席でしっかり磨いた芸なので安心して笑える。ちまちました小技を使わずに、ホールでも通用する内容。牡丹灯篭（４０分）。笑わせるパターンなのだが、帰り道の感想は意外に「怖かったね」という会話もあり。家に帰って、その勢いで、録画していた「怪談」を視聴中。菊之助が色っぽすぎる。

  2008.11.15

  コメント(0)

• 小ゑん・喜多八 試作品

  小ゑん・喜多八 試作品２００８年１１月９日（日）18：05～20：00落語協会２階柳家喜多八＿汲み立て柳家小ゑん＿大安売り（１５日間全敗の関取。演題失念…）柳家喜多八＿火事息子柳家小ゑん＿（小ゑん版）お血脈今日はあまたある中で、この会を選択。喜多八師匠は世間ネタのまくらを振るが、小ゑん師匠はネタがらみのまくらのみ。汲み立て。まくらは、１週間前に自転車を盗まれ、見つからないので昨日自転車を買ったという話。今までは１万円くらいの自転車だったのを、近所で何倍もするブランド品を買ったという内容。新車が本当にうれしそうでした。火事息子。話をする季節になってきたんでおさらいとのこと。お血脈。閻魔大王のとき、顔を真っ赤にして演じていました。本人も疲れると言っていました。本当に熱演ありがとうございました。

  2008.11.09

  コメント(2)

• 鈴本演芸場９月上席夜の部

  鈴本演芸場９月上席夜の部２００８年１１月３日（月・祝）17：15～20：50柳家小んぶ＿＿道灌柳家ほたる＿＿動物園翁家和楽社中（和楽、小楽、小花）春風亭一朝＿＿家見舞い柳亭市馬＿＿＿出来心（まぬけ泥）ホームラン柳家はん冶＿＿新作 ぼやき酒屋柳家さん喬＿＿幾世餅柳家小菊橘家文左衛門＿桃太郎花島世津子林家たい平＿＿不動坊昨日は久しぶりの夜の席にも耐えられたので、明日は仕事というのに図に乗って今日も夜席へ。高座返しは今度二つ目昇進の歌ぶとさん。さん喬師匠の話によると、二つ目最後には高座返しをするのが協会のしきたりだそうです。家見舞い。なんと昨晩はお弟子さんの一左さんでこの話を聴きました。まくらから全く同じ内容で、師匠譲りと推察されました。比較はやめておきましょう。不動坊。時節柄のネタも織り交ぜながらの展開（書いてくれるなと言うのでこれ以上は書きませんが）。全編たい平師匠ならではのくすぐり満載で満足。幽霊登場に驚くと言うところからいつも聞く内容とは別のサゲに展開していました。確かに「落語検索エンジンご隠居」のサゲも私はまだ聞いた事がない。色々あるんですね。

  2008.11.03

  コメント(0)

• 第3回「馬吉と三之助の」

  第3回「馬吉と三之助の」2008年11月2日（日）18：30～20：45春風亭一左＿家見舞い柳家三之助＿初天神金原亭馬吉＿三方一両損金原亭馬吉＿手紙無筆柳家三之助＿御神酒徳利一左さんが11月11日の中席から二つ目昇進ということで、今日は羽織を着ての初登場。羽織を脱ぐタイミングに四苦八苦。二つ目になると座布団を返すこともなくなるが長年体に染み付いたことなので、なかなか払拭は難しいようです。三方一両損。ネタ卸し。人物の描き分けができたところでまた聴きたい。御神酒徳利。ネタ卸し。50分の大作。この噺はご都合主義で明るく進展していくのが好きなパターンなのですが、三之助さんもまだ方向性含めて模索中のようです。終演後は、30名以上の打ち上げ。この会では今まで体調を考えて不参加でしたが、次の日が休みということで、他の会も含めて久々の打ち上げ参加。何とか終電まで持ちました。三之助さんも「今日はネェ、飲みますよ」とアサダ師匠口調でいましたので、恐らく半分くらいはその次になだれ込んだと推察します。

  2008.11.02

  コメント(0)

• 柳家小三治独演会

  柳家小三治独演会2008年10月25日（土）14：00～15：53志木市民会館パルシティホール柳家一琴＿＿転失気柳家小三治＿長短柳家小三治＿小言幸兵衛先日のＮＨＫの小三治特集を観て、寄席の出演も途中で休みを入れることとか、体調が悪い時は抑揚の少ない噺を選ぶとかの状況であることを知りました。さて今日はというところですが、多少は元気がなかった日だったような気がします。一琴師匠。少し硬かった感じ。どうしても初天神のような当たりの噺と比べてしまう。長短。まくら21分。本編17分。師匠では初見。先日の湯屋番といい今年は初見の話が続いた。まくらは軽く。聴く人が噺の出来を左右するので、噺家が話をするのを聴くだけの姿勢ではいけないとか、子供が３人いるので「子三児」だとか、真打昇進時に「さん治」から「小三治」になるのが、「小」がつくので納得できなくて小さん師匠に話をしたら「大」がついたら「大惨事」になると却下されたとか。小言幸兵衛。まくらなし、３８分。寄席ならカットされる導入部から始め、たっぷり。

  2008.10.25

  コメント(0)

• 鈴本演芸場１０月上席夜の部

  鈴本演芸場１０月上席夜の部２００８年１０月４日（土）17：15～21：00三遊亭たん丈＿まぬけ泥入船亭扇里＿＿ぞろぞろダーク広和柳家一琴＿＿＿松竹梅桂南喬＿＿＿＿浮世根問大瀬ゆめじ、うたじ＿「箸」についてのネタ宝井琴調＿＿＿（荻生徂徠、出世豆腐）柳家喜多八＿＿おすわどん三遊亭小円歌柳家三三＿＿＿加賀の千代柳貴家小雪柳家小三治＿＿湯屋番夜間活動自粛中なれど、今晩ばかりは頑張りました。今晩は、最近聴かない噺が続いた。締めは、その流れかどうか、師匠で初めての「湯屋番」。小三治師匠の若旦那は妙に色気がある。番台から落ちなかったが、たっぷり３０分。こんなに色々な展開があるとは思いませんでした。まくらは、結論の出ない話（小雪さんの柳貴家になぜ「貴」がつくか？鈴本の夜の部はなぜ未就学児童の入場ができないか？）と、ユニクロでのヒートテックのお買い物話。やっと三三師匠にも出会えたし、喜多八師匠も元気だったし、今宵は行って良かった良かった。（追記）小雪さんは時間が少なくてかわいそうでした。少しあせりつつの雰囲気が伝わってきました。何時もならお客さんに傘に向けて手毬を投げてもらうのもカット。指名されそうな席に座っていたのでへんな心配も空振りでした。

  2008.10.04

  コメント(0)

• 黒門亭 日曜 一部

  黒門亭 日曜 一部2008年9月28日（日）12：00～14：13柳家花いち＿＿金明竹柳家さん若＿＿棒鱈柳家小きん＿＿ねずみ春風亭勢朝＿＿紀州古今亭菊志ん＿明烏今日は勢朝師匠が分捕って行ったかに見えましたが、土壇場で菊志ん師匠が打っちゃりました。紀州でなんと４０分も費やし、菊志ん師匠を「独演会状態」と嘆かせましたが、相変わらずの内幕暴露の連発で、笑いの渦に。勢朝師匠が終わったのが、なんと13：50。菊志ん師匠は池袋の出番に間に合うか心配しながらの登場。掃除をし、座布団を引き、前説をやり、噺のおさらいをしようとしたら勢朝師匠の楽屋独演会につかまったとぼやくことしきり。やおら噺へ。甘納豆は食べなかったけれど、本日の食いつきネタの「メモを取らない」まで織り込む巧みさ。菊志ん師匠はその場でのトピック（例えば携帯が鳴ったこと）をすぐに話しに盛り込みますが、きれいにうまくはめるのが本当にうまい。終わってお辞儀をした直後、時計を見ながら満足そうな顔がなかなかに素が出た感じでこちらもほっとしました。終了後は、フェルメール展へ二度目の訪問。前売りを買ったのでしょうがないと思いつつ行ったんですが、新たな発見があるところが絵の面白さ。

  2008.09.28

  コメント(0)

• 東京マンスリー8ヶ月目

  東京マンスリー8ヶ月目ブディストホール2008年9月23日（火・祝）古今亭菊志ん＿幇間腹三遊亭歌る美＿たらちね古今亭菊志ん＿あくび指南古今亭菊志ん＿文七元結夜の活動自粛中につき、昼間の会へ。幇間腹。初演。ネタに合わせてか、「2日で覚えました。壁・猫・（本日の）お客様」と言っていました。お客さんの反応から、これから育てて行きたいとのこと。歌る美さん。高座を下りての感想が「お客さん寝かしちゃいました」とさ。菊志ん師匠も言っていましたが、なかなかの余裕と見えます。今日が誕生日だったそうです。これからが楽しみ。ポンポンというリズムは師匠特有のもの。しかしあくび指南と文七元結という間逆のネタでも同じテンポを感じさせます。文七に至っては、テンポが速いのに1時間の長講となっていました。お客さんも「もう6時か！」と驚かせるくらい。

  2008.09.23

  コメント(0)

• 新宿末広亭９月中席昼

  新宿末広亭９月中席昼２００８年９月１５日（月・祝）春風亭ぽっぽ＿（定吉噺）柳家麟太郎＿＿つる笑組橘家圓太郎＿＿真田小僧柳家さん福＿＿短命ホンキートンク三遊亭吉窓＿＿山号寺号柳家小団治＿＿権助芝居金原亭馬の助＿寄席の芸 百面相桂文楽＿＿＿＿替り目林家種平＿＿＿（忘れ物預かり所）大瀬うたじゆめじ＿サンマとカツオのネタ柳家権太楼＿＿子ほめ三遊亭萬窓＿＿紀州三遊亭小円歌柳亭小燕枝＿＿長短入船亭扇遊＿＿干物箱アサダ二世柳家さん八＿＿柳家小さんの半生無料招待券第３席まごまごしているうちに開場と同時に椅子席がすぐに埋まり、辛いのを覚悟して桟敷席へ。やはり辛かった。このダメージは明日に効きそうである。恐らく自発的には来ない席であったが、やはり間口を広く持たないといけないと再認識。１年に１回も聞かないくらいの方々のお噺を満喫。またもや代演続きで、三三師匠にはまたもお目にかかれずというのが残念。

  2008.09.15

  コメント(0)

• 池袋演芸場9月中席昼

  池袋演芸場9月中席昼2008年9月14日（日）12：15～16：37柳家だん五＿＿一目上がり柳家右太楼＿＿元犬柳家我太楼＿＿幇間腹花島世津子柳家一九＿＿＿都都逸近藤志げる＿＿アコーディオン西条八十桂ひな太郎＿＿そば清柳家〆治＿＿＿悋気の独楽ロケット団宝井琴柳＿＿＿笹野権三郎海賊退治柳家甚五楼＿＿粗忽の釘春風亭正朝＿＿紙入れ翁家和楽社中（和楽、和助、小花）柳家権太楼＿＿佃祭無料招待券消化第２席目。権太楼一味（甚五楼師匠の言）中心の席は初めて。どうみても顔つきには一貫性がある（右太楼さんは別）9月1～2日一味でセブ島へ行ってきたので、右太楼さん以外は顔まで真っ黒。これで良いのか？？本日一番受けはロケット団。漫才と落語とを比べるわけには行かないが、間違いなくお楽しみに待っていたお客さんが多かった。これぞドカンドカン受け。佃祭は初見。やっと聴けました。

  2008.09.14

  コメント(0)

• 浅草演芸ホール9月上席

  浅草演芸ホール9月上席 2008年9月7日（日）12：00～17：00 川柳つくし＿＿新作 三遊亭丈二＿＿漫談（救急車で運ばれたこと） 花島世津子 古今亭菊志ん＿浮世床 蝶花楼馬楽＿＿子ほめ ホームラン 三遊亭小金馬＿小言念仏 桂文生＿＿＿＿漫談 鏡味仙三郎社中 春風亭一朝＿＿目黒のさんま 柳亭左楽＿＿＿？（自分の字が読めず） ひびきわたる 古今亭志ん五＿長短 桂文楽＿＿＿＿替り目 柳家小きん＿＿漫談 あした順子ひろし 柳家はん冶＿＿背名で老いてる唐獅子牡丹 柳家小さん＿＿漫談 ニューマリオネット 川柳川柳＿＿＿ガーコンとラ・マラゲーニャをたっぷり 夜の部 古今亭志ん坊＿（与太郎噺色々） 桂文ぶん＿＿＿（田舎の婚礼で礼式が分からない村人が先生のまねをしていく。「荒茶」と同じ展開） 橘家文左衛門＿手紙無筆 本日の感想 ・代演の続出（三三師匠が代演になったのは痛い） ・一朝師匠が見事に痩せていたこと 声に張りはあったので、ダイエットではないかと思われます。 ・ひろし師匠に大分お年を感じさせられたこと（８６歳なんですからお歳以上に元気ではありますが）

  2008.09.07

  コメント(0)

• 日本演芸若手研精会 第325回

  日本演芸若手研精会 第325回 2008年9月6日（土）18：15～21：00 柳亭市朗＿＿＿悋気の独楽 金原亭小駒＿＿ざる屋 柳家三之助＿＿金明竹 三笑亭夢吉＿＿蜘蛛駕籠 春風亭一之輔＿酢豆腐 柳亭こみち＿＿不動坊 夜の活動自粛が続いており、夜出歩いたのはなんと「馬吉と三之助の vol2」以来。 かといって昼間の寄席にも行っていないが、圓朝祭りで当たった無料券を消化しないと期限切れになるので少しは気力を出さなければと思うこの頃である。 今回はこみちさんの初トリ。 一之輔さんの説明で改めて気がつきましたが、二つ目でのトリはこのような会でしか経験できないもの。 さすがに緊張が感じられたが、ぴったり時間に収めるところは流石であった。 やっぱり久しぶりの落語会であったので椅子に座っているだけで疲れが出る。 「笑門来福」にも体力が必要である。 帰り際三之助さんにお辞儀をしてそそくさと帰る。

  2008.09.06

  コメント(0)

全654件 (654件中 351-400件目)

< 1 ... 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 >