柳家喬太郎独演会~落語 春夏秋冬~
柳家喬太郎独演会~落語 春夏秋冬~2009年3月30日(月)18:30~21:05紀伊國屋ホール柳家小んぶ_初天神柳家喬太郎_愛宕山柳家喬太郎_ちりとてちん入船亭扇辰_目黒のさんま柳家喬太郎_按摩の炬燵喬太郎師匠初出版記念の落語会。入場料4,500円にはサイン入り「落語こてんパン」が含まれる。これだけのお客さん分のサインをするのはさぞ骨が折れたことでしょう。噺は、春から始まってその季節にちなんだネタが選択されている。(春)愛宕山本編35分弱。いきなり飛ばして大丈夫かと思うくらいの熱演。特にかわらけ投げをこれでもかと言うくらいに様々な投げ方で表現。ここで汗をかいて、夏の雰囲気作りもあったのではないかと勘ぐる。(夏)ちりとてちん本編20分強。絽(?)の羽織を着て登場、夏の格好ですが、それでもなかなか汗が引かない。ちりとてちんを食べてもだえるところは、CDではとても理解できない。生が一番。(秋)目黒のさんま今までも違和感がありましたが、私はやはり合わない方です。入れるくすぐりの内容が現代であったり、英語であったりと好みでないこと。そもそも「荒茶」のように説明が中心の噺が好きでないことから、ますます入り込めませんでした。噺の後は、文左衛門師匠、わか馬さんと組んで、その名も「サンケイシンブン」と言うバンドをやっている扇辰師匠のお祝いの歌。そして「東京イメ クラ音頭」。拍手喝采である。(冬)按摩の炬燵本編約30分。難しい噺である。ほぼ九割以上が按摩のモノローグになるので、その間は目を瞑ったまま。羽織も目を瞑ったままきれいにたたむ。そうやってたたむのかぁ。私が聴くのも多分2回目くらいなので、笑い所も手探り。