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今 考えること 農村は負け組みか?都市部は勝ち組か? 農村は儲からない(農業は儲からない、税金は入らないのに 金がかかる)と言う人たちがいる。「農村にそんなに税金を かけてはいけないし、もっと自律するべきだ。」という輩も いる。農村は食糧を生産し、その業によって自然、環境を守っ てきたのにだ。このまま日本全国を一括りにして皆同じでなく てはいけない、というのは考えものだ。 日本の食糧自給率は40%。今日食べたもののうち6割は海外か らの輸入ということだ。安い食料を海外から輸入できているう ちはよいが、いずれやがて必ず世界的に爆発的な人口増時代が 来る。そうすれば食糧は不足し、今までのように金に物を言わ せて、何でも輸入することはできなくなるだろう。そればかり か、日本へ食糧を輸出する国で飢える人たちが出るだろう。そ んな状況に耐えられるだろうか。現在、全ての人が食糧生産に ついて何らかの形で関わっておくことが良いと考えている。食 糧不足になればどんなに金を積んでも食べられない時代になり、 食糧生産できるノウハウを持つ者が大切にされるだろう。農林 業を軽んじてはいけない。 だから、こう考えることができる。農家が食糧を生産していると いうことは、‘業’として生活するための仕事ではあるが、非農 家側からいえば、「食糧を生産していただいている」「環境を守っ てもらっている。」と言えないか。 この時代にあって、勝ち組・負け組み、良い人・悪い人の二極化が 過ぎるような気がしている。いつも結論を急ぎ、結論を出せなけれ ば、負け組み、皆と一緒でなければ悪い人、というものだ。 よくよくあることだ。例えば、他人と違うといじめに遭うとか(子 供の世界ばかりではない。大人の世界ではもっと陰湿で狡猾なやり 方)仲間外しとかだ。そしてこれには自分の立場を守ろうとする利 害関係が深く関わっているのだ。国際問題でも理不尽なことが多い が、身近な所にもあるある。自分で気付くと自己嫌悪になることも ある。他者の振りを見て自分を反省し、他者を労わることを忘れて はいけない。自己主張ばかりで他者に耳を傾けないと、必ずそれが 自分に返ってくる。「さばいてはいけない。さばかれないためだ。」 金のあるところに金が集まる仕組みになっている。しかし、金はな いよりあったほうが良いが、なくても幸せに暮らしている者いる。金 が全ての人生はその様になる。でもそれで本当に満足する人生だった かは、死に対して向かう時に自ら分かる。 何がなくても、他者と違っても、自分は「幸せだ」と言える人生を送 りたい。「幸せだ」と感じる時の一つは、他者に優しい気持ちで接す ることができる時だ。利害を求めず、その方の喜びのために生きるこ とだけ考えられたらいいのに。それが欲しい。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2007 04:52:47 PM
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