カテゴリ:信仰
前の記事に、カルメルの会合に出た話を書きました。これから数回、集まりにだけ参加してみます。ビジター扱いにしてもらいました。修道会の会員になるなんて、怠け者の私にはとても無理なので^^;。
集まりは月に一度です。2015年に会の聖なる母、聖テレジア生誕500年が祝われるのですが、その準備として、彼女の著作を5年かけて読もうという取り組みがはじまるところ。 聖テレジアには、呼び名がいくつかあります。出身地&スペイン語名「アビラのテレサ」、修道名の「イエスのテレジア」、もう一人ラテン名テレジアの聖人がいることから「大テレジア」とも。英語だとSt. Teresaが一般的みたい。 09年と10年は、自叙伝を読むことになっています。 「本もってる?」 「はい、一応。でも訳が違うと思うんですけど・・・」 「訳は何でもいいと思いますよ」 ということで、本棚を探って、ぱらぱらつまみ読みしただけの自叙伝を取り出し、また読みだしています。 それが、上の写真の本なんですが、この間ぼけーっと表紙を眺めてたら、おやっと。 テレジアの足元に転がる物体は・・・ これは・・・、糸つむぎじゃないですか? テレジアも、糸、つむいでたんでしょうか・・・。修道女さんたちは、庭仕事や手仕事をしますし、あの時代ですから、きっとつむぐ人はたくさんいたと思うのですが・・・。 大テレジアといえば、神秘思想に著作活動。それから、修道会改革と修道院設立のためにスペイン中をあちこち行脚・・・。そんなイメージが強くて、この取り合わせは面白く感じました。 この肖像は、ルーベンスのもの。検索をかけてみましたが、糸つむぎについては何も触れられていませんでした。意味がないわけはないと思うのですが・・・。どなたか、ご存じないでしょうか。 本をしっかり読めば、何か出てくるかな/^^;読も。今度の会で質問してみようか。 しかし、このスピンドル(いとつむぎこま)重りのこま部分がないように見える。糸を玉にするための道具かも。向こうに転がってる大きな円錐状のは麻の繊維だなあ。うーむ。^^? -----追記----- 英語のほうで検索したら、いくつか出てきました。書いたものの中に糸つむぎが出てきています。「神への愛っていうんだったら、糸車の前で働かせて。書くのは本意じゃないんです」ってな文でした。 それから、シスターたちに手仕事を奨励していたけど、祈りにおいても糸つむぎにおいても彼女自身が一番だった、って記述もありました。 きっとテレジアも糸車をまわし、指先からするする伸びていく糸を見つめながら、瞑想したりしてたんでしょうね。 そういえば、マハトマ・ガンジーも糸車を回していますね。延々と続いていく糸をじーっとみていると祈りになっていくのは、少ーしだけですが私もわかるような気がします。私のPCの壁紙はガンジーが糸をつむいでいる写真です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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