カテゴリ:信仰
テレコが早起きしてしまったので^^;、朝ミサに連れて行きました。テレコは、ヘラジカのぬいぐるみを入れたお医者さんケースとライト付キーホルダー、おもちゃのフォークをにぎりしめて^^;。
今朝は、叙階されてまだ6日目のほやほや神父さん。若い!司祭としてはじめての朝ミサで、挨拶のときは照れくさそうにしていました。 お話は朝ミサとしてはいつもより長め。マタイの「お祈り、断食、善行は、見せるようにしないでこっそりしようよ。神様は見てるんだしさ」ってところ。 聖変化(っていうんでしょうか?)のときは、パン、杯を、高く掲げ、間を取って祈っていました。初々しくもありがたかったです^^。 ----- さて、その神父さんを含め3人の新司祭が、この司教区で11日に叙階されました。カテドラルで式が行われたのですが、カテドラルの外に抗議の人たちが来ていたとのこと。土曜のバイブルスタディーで聞きました。 聞いた瞬間、プラカードを手に大声で叫びながらカテドラルを取り囲む群衆を思い描き、「ええーっ@o@;;!」と、恐れおののいたのですが、人数を聞いたら「3人」でした^^;。去年はもう少しいたんだそうだけど、今年は3人だったって。たはは。 「違うの、その3人が問題なの!」とは、伝えてくれた人。 「ダレダレさんとダレダレさんと、元神父のダレダレさんよ」 知ってるってのがすごいなと思ったけど、なんでも学生センターのほうのミサに行ってる人たちらしい。(ちなみに日曜ミサ、私は学生センターのほうに行ってます。) 「司祭の独身制に反対なのよ。元神父ダレダレは結婚して司祭職を離れたの。ダレダレ(女性)なんてプラカード持ってて、そこには『女のほうが何でも優れている』って書いてあったの!」 ふーん。まあ、独身制に反対の人がいるのも女性司祭を支持する人も、いるのは知ってるけど、なにも叙階のお祝いのときに抗議しに来ることないわな。無粋な。 「その機会を利用してるの。驚くのは、まあ、その3人が、反カトリックってわけじゃなくて、私たちのシスター・チャーチの教会員だってことよ!」 ・・・ってことに怒ってるんですね。 ----- 司祭不足が深刻で、独身制をやめようよ、と言う人がいます。独身だからすばらしいとか、結婚してたらだめ、とか、私は思いません。はっきり言って、どっちでもいいや、です。 でも、独身を通すことが宗教的に意味が無いとは思えません。神様にその身を捧げるということは、尊いことなのではないかなーと思うのです。 それで、独身制をやめて司祭を増やそう、ってのを聞くと、そうじゃないだろう、人類のもう半分に道を開くのが先だろう、と言いたくなります。 (独身制をやめれば・・・ってのは、やっぱり男だけじゃなきゃダメ、って聞こえるんだ。それってなんだろ、今の状態で女性司祭ダメってより、もっとひどく聞こえる。極端に言えば、女をあてればいいんじゃない?みたいな) ----- プロテスタント出身なので、何人か女性牧師を見てきました。男性牧師と女性牧師で、どっちがいいとか思ったことないし、かえって女性牧師のほうが、教会経営に有能だったケースを見てきました。 それだけが理由ではありませんが、女性の司祭がいたからって何が悪いのかなあと思います。 聖性にはかわりはない、教会は女性の働きによっている、などと、口ではほめそやしながらも、あきらかに人類の半分を差別してるカトリックの制度は、いかがなものかなーーーと常々感じているのですが・・・。 ----- まあ、それでも、こーーーーんな、古くて大きくて硬直した組織、すぐには変わらんだろう、とも・・・。 それでも、時代の流れで、いい方向に動いてきたところもたくさんあるから、希望も(少し)もって、祈ったり、機会のあるところでは、やんわり自分の考えを伝えたい。(いや、怖くて出来ないんだけど^^;) それから、ものすごい批判のなか、教会を離れず、カトリックへの熱い想いをもって主張する人たち(マイケル・ムーアとか、アンナ・キンダレンとか、進歩的な神父さん、シスターたち)を支持したい。 ----- イエスはあの差別がんじがらめの時代に、病人罪人ふしだらとされた女たちと付き合い、すべての人に神の国への道を開いたことを思い起こそうよ。 ----- 新司祭誕生を祝いながらも、そんなことを思うイウのすけでありました。 ----- 長くなっちゃった。あ、また、跪き台まで話が届かない!こんなに引っ張ってしまって、そんなにたいしたことじゃないんだけど^^;。 ----- 隣でお絵かきをしながら、母にブログ更新を許してくれたテレコに感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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