カテゴリ:異文化
図書館で雑誌をぱらぱらめくっていたところ、あれ?と思いました。
猫砂の広告・・・。よーく見ると日本語が・・・。 「猫用トイレの塊り」って!^^;シュールすぎ^^;。 一応、意味はわかるけど、日本語ネイティブが関わったんじゃないよねって、わかっちゃう。 ここに日本語をいれなきゃいけない理由は一体なんなのであろうか。 日本語を知らないアメリカ人にとっては、ただのなぞの文字列だと思うのだが・・・。アメリカ中の猫の飼い主は、このなぞの文字列を見て、 「あら!すてき♪この猫砂、買おうかしら?」 と思うのであろうか。 それとも、 「あら!ここになぞの文字列が・・・。特に『塊』ってすごそう!何かパワーを感じるわ。この猫砂、デオドラントに強烈に効くという予感!」 と、ペットショップに列ができるのであろうか。 アメリカのこと、これが印刷されて人々の目に触れるまでに、たくさんの会議、マーケティング調査などが執り行われたはず。 会議室に入れられた人種も年代も多様なグループが、「猫用トイレの塊り」ポスターを前に「こう感じる」「ああ感じる」とさまざま意見を交わしたに違いない。マジックミラー越しに観察していた広告会社の社員が「これでいきましょう」とレポートする。それを読んだ猫砂会社のエグゼキュティブが、ポスターを見直して「よし、これでいこう。売れる!(ニヤリ!)」と最終サインを出す・・・。 「知りたい。私は知りたい!『猫用トイレの塊り』の効果を!」By江 or篤姫でも可 とまあ、冗談はおいておいて、結構見ますねえ。日本語。 アニメではいろんな場面にさりげなくちりばめられているし、ポピュラーなところでは、映画マトリックスの冒頭のスクリーンを流れ落ちるカタカナ的文字(まあモノホンではないけど)など。 それから、バスケットボール選手の刺青。漢字ってエキゾチックに見えるのかな。日本語からか中国語からかでちょっと雰囲気が違ったりするのもおもしろい。「蛮族」とか書いてあるとびっくりしちゃうけど「バーバリアン」の訳?かっこいいのか?とか。 そうそう、刺青と言えば、バレエやってたとき、バーの前に並んだ人の首筋に 「家族」 と彫ってあって、とーてもシュールな気分でアンドゥトロワしたことがありました。 あるイベントでやはり前に並んだ若い女の子の首筋に 「女子力」 と彫ってあって、釘付けになってしまい、それ以外は見えなくなったこともあります。今日本に行けばモード^^;。はやってますよね、「女子ナントカ」って。 友人から聞いた話。 「旅は人生の一里塚」 と、2行にわたってふくらはぎに彫りこんだ人とトレッキングが一緒だったとか。文章ですよ、文章。まごうかたなき日本語でございます。これと並んで歩かなきゃならないとしたら、いたたまれない気持ちがしたでありましょう・・・。「しかも、明朝体だった・・・」と告げた友人の困ったような笑顔が忘れられません。 いやあ、刺青はちょっと致命的ですよね。 友人が教えてくれたサイトでみたのですが、「浪人」と彫り込んだマッチョ・ガイが「雇い主を失った無頼の侍のことだろう?」と自信満々に語った後、「志望校に落ちて行き場所のない学生のことでもある」と聞いて、「・・・」に陥った場面の画像がありました。ああ・・・! 一生物なんだから、もうちょっと考えたほうがいい。(それに、教えてあげてよ!日本語or中国語できる人!) ちなみに、これは刺青じゃなかったんだけど、私が今までで一番驚いてしまい、衆目も省みず「えーっ!」と叫んでしまったもの。 ストーンウォッシュのデニムにピンクのパッチが可愛いスーツ。(いいかも!)と近づいてみたら、これもくっきりとした明朝体で、 「乳牛」 と書いてある! それも、ひとつだけじゃなく、「乳牛」「乳牛」「乳牛」・・・! そんな乳まみれなスーツ、着れるかっ!(「ち血塗れなスーツ」とまた誤変換して気負った(←また誤変換!気負ってる)このPCめ!調教てこずり中) しかし誰が買ったんだろう、あの乳牛スーツ。モールの一番いい場所に、マネキン2体が着てたもんね^^;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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