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今日も怒髪天をつく展開の「江」とかいうもの。
----- 「いくさはいやにござりまする」「なぜいくさにいくのか、母にもわからぬ。男とは、武士とは、かくも不思議な生き物なのじゃ!」 ??????? これって、「大河」なんですよね? NHKが一年力を入れて取り組んでる「歴史ドラマ」なんですよね? ----- 柴田勝家。刺繍してたっていいですよ。きっと戦国武士だったら、今の女の人よりも達者に繕い物できただろうし。武具馬具の修理とかあったはずだから。でも、他にもエピソードはありそうなものを、勝家は家族にでれでれのオヤジってのを強調するための描写にしかなってない。 なんでそこまで貶めるかな?歴史上の人物を。 鬼の柴田が、懐かない継子に声裏返してご機嫌取り。しつけがなってない失礼で品のない娘たちが、やれ北の庄は「湿気がひどい」だの「陰気なところと存じます」。それをにたにたやり過ごしカニを勧める勝家に「カニのような気味の悪いものよく食べられる」 これを地元の福井の人たちはなんと見たのだろうか。勝家って敗軍の将とはいえ(だからこそ?)善政+勇猛果敢+潔さ、で、ヒーローなんじゃないの?心配しちゃうのは大きなお世話なんだろうか。 ----- この「江」とかいう45分。 歴史上の人物に対する敬意というものが一切感じられない。 信康と築山の処分の理由が「わからん」信長。死の間際に十にもならない姪っ子の幻を見る信長。亡霊にまでなってその姪っ子と馬に相乗り。「ソチは生きよ」と耳元でメッセージ信長。 本能寺なんでやっちゃったか「わかりませぬ」明智光秀。 「江」がみえ切ってる間に野武士に皆殺しされる三河武士。(みえ切ってる間は戦闘休止だという時代劇のおきてを知らないのか!) これって、「大河」なんですよね? NHKが一年力を入れて取り組んでる「歴史ドラマ」なんですよね? ----- 期待はしていなかったんですよ。もともと。 紅白にゲスト採点で出てた主演女優の満足に話せない様子を見て「・・・」 原作無しの脚本が篤姫と一緒の人物だと知り「・・・」 ----- 篤姫のとき、番組宣伝で女性がべらべらしゃべっている。「ラブよ。ラブ!」聞いているほうが恥ずかしくなるような言葉を平気でまくし立てている。篤姫の脚本家だという。 「(家定は体が弱かったからそんなことなかったという説があるが)絶対ラブはあったはず!」 (私が「・・・」に陥ってると、横からだんなくんが、「今年の大河、もうだめだね」。アメリカ人の君にもわかるか!と、ちょっと見直した瞬間であった。) 同じ人が「江」というものも書いているのだそうだ。きっと今年も番宣で「ラブ。ラブ!」と言いたてている事でありましょうな。 ----- すべての人物が、彼女に打たれ、感動し、崇拝する・・・。そういう世界をまたもや作ろうとしているんでしょうか? 現代からタイムスリップしたような何にもできない娘っ子が、上から目線で偉人英雄にお説教。ハハーッ。はあ、いい気分♪てなものを見せようと? そのために、歴史上の人物や出来事を貶めてもいいっていうんでしょうか?はっきり言って篤姫よりも二重三重に輪をかけてひどい。 これって、「大河」なんですよね? NHKが一年力を入れて取り組んでる「歴史ドラマ」なんですよね? ああ、頭にくる。文句言いついでに、この間削除した記事も下に再アップしちゃる。(怒りに駆られて書いたので読む方を不快にさせてしまうと削除したのです。でも、結局はまた書いちゃってるので…) ----- 文句言うなら見るな!と言われるかもしれません。 見ませんよ。これが民放のホーム・ドラマだったら。でも、50回続いてきた格のある「歴史ドラマ」だと思って、裏切られることばかりが続く最近だけど、やっぱり少しはいいものが見られるんじゃないかと期待して見続けてるんです。 言い訳になるけど、見ることのできるドラマが少ないから期待も大きくなってしまうのかもしれません。 日本語テレビは、大河と相撲を見るために入れたんです。でも、相撲はあんなことになっちゃってるし、大河もこの劣化振り? ちょっと悲しすぎる。 ----- え? 大河って、ここ2年、日曜8時じゃなくなったの? あ、年末の「坂の上の雲」が、大河だったんだ? なんだー、納得♪ じゃ、これからは「坂の上」の録画を日曜8時に再生することにするよ。 早速「広瀬死す」入れますわ。 ああー、これだよ、これ! …でも、まだ第3部が放送されてないんじゃーーー。 仕方がない。いろいろ大変だけど、年末までは生きながらえるようなんとか努力するよ。 ----- (実際、いろいろ大変なんじゃー。もうちょっとして、ブログに無事復帰できるか、それとも、娘と猫3匹抱えて路頭に迷ってるか。いや、路頭に迷うくらいでどうこういうイウ様じゃございませんぜ。てか、いろいろ危機なんざんす。一月ほど後、乞うご期待!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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