カテゴリ:異文化
(下の記事の続きです^^)
晴れ間も見えてきた土曜日の夕方、結婚式のある教会へ。 「ねえ、いとこって母方の?父方の?」 「うーん、両方かな」 「?」 とにかく、だんな君の両親のほかにもう一組、ふた系統にまたがった夫婦がいて、その娘なんだそうである(誰が誰かよくわからなくてうまく説明できない^^;)。 「それじゃあ、兄弟みたいなもんだね」 「まあ、ずっとあってないけど」と、あんまり親戚づきあいしないだんな君。遠いし^^;。 てなわけで、新婦側の席はもう、親戚中知ったもん同士でものすごく盛り上がってた。握手にハグの嵐で、もう、何がなんだかわからん状態。テレコも引きつっちゃって大変だった^^; 何しろ、初めて会う人も多い。あんまり付き合いがなかったから「JJ(だんな君のこと)はアメリカにいるのか」「本当に結婚してるのか。」「子供は誰の子供なのか」と聞かれることもたびたびだとグランマとグランパ。 「ほら、新郎側の席見てごらんよ。さみしい^^;」と弟とふざけるだんな君。 しかしまあ見渡せば、アジア人はわたし一人っきり。あといとこのホイットニーのお母さんが白人なだけ。思いっきりおしゃれで熱い会衆なのでありました。 新郎新婦入場。 誓いの言葉のほかに、数種類の食べ物を味わいながら、夫婦としての自覚を促すような儀式がありました。これも黒人独特の儀式だったのかな。ちゃんと聞いておけなくて残念。テレコがもぞもぞしちゃってて。 (妹のターシャのときは、新郎新婦がほうきを飛び越える儀式がありました。昔は結婚式といっても何も特別なことはできなかったからそうやって印にしていた、とのことでした。他の友人からは古臭いと言われたそうですが、やりたかったんだそう。) パスターの一言一言に「Yeah!」「That's right!」と合いの手を入れるのは、映画で見るブラック・チャーチそのままで、さすが!と思いました。かっこいい。 ----- 式の後は、また挨拶挨拶。テレコ大人気。ちやほやされるけど、緊張してて打ち解けないで困りました^^;。 「じゃあ、ホテルに戻る」とだんな君。 「え?レセプションの会場に行かないの?」 「この状態見てよ。みんなすぐに集まらないよ。ホテルのドリンクチケット全然使ってないからもったいない」 「はあ?遅れても知らないよ」 と、20分かけてホテルに戻って、スナックと飲み物でひとやすみ。それから30分以上かけてレセプション会場へ。それが、遅れてると思ったけど、ちょうど始ったところだった!ううーん。日本ではこうはいかない。 会場は公民館みたいなところ。日本みたいな結婚式場はないし、よっぽどじゃないと、こんな感じの会館か、ガーデンを借りてのパーティーです。 食事の後、新郎新婦のダンス。それが終わるとアップテンポの曲がかかって、みんな踊りだします。老いも若きも入り混じって、楽しいダンスが続くのでした^^;。すごいな! テレコは間近までいってみていましたが、ついぞ踊りには加わりませんでした。ちぇ,テレコが踊ったらちゃんと踊ったのに。 パーティーが終わっても、いつまでも親戚同士のおしゃべりは続くのでした。 「こんどOHに越すから、もっとNCにこられると思う」とか、だんな君言ってた。わたしとテレコ連れてく気、すこしはあるんかいな。まあ、南部(といっても一番北で、ディープ・サウスじゃないけど)も面白そうだから、また来られるといいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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