カテゴリ:異文化
イースターですね!みなさん、ご復活おめでとうございます。
今年は身辺がばたばたしていて、計画が錯綜。ミサにもいけないトホホなイースターに…。 それでも、連翹が咲いたりチューリップのつぼみが見え始め、少々明るい気分に。やっぱりイースターは春の訪れだなあと実感です。 復活節は7週間続きます!暗闇から光へ、死から生へ、というキリスト教一番のテーマ、価値の逆転をしっかり味わいたいなあと思っています。 ----- さてさて、さっきveronicaさんとこへ行って、つけてもらったレス見て思わず笑っちゃったので、そのことを書きます。 ----- ちょっと前置きが必要なんです。イースターのミサでの、ある儀式について、まず書きますね。 ----- イースターの時期は洗礼を受ける人が多いのですが、洗礼を受ける人だけじゃなくって、信者みんながその恵みを思い出しこれからも歩んでいけるように、洗礼更新の儀式があるんですよね。 具体的にどんなことをするかというと、神父さんが大きな茶せん状の道具(あるいはプツプツ穴の開いたボールが先に付いた金属製の棒)を聖水に浸しては会衆に振りかけてまわるのです。で、水が降りかかると十字をきったりお辞儀をしたりする人もいます。 水のかかってる辺りが頭をたれたりさわさわするので、ちょっとしたウェーブに見えておもしろいんです。 ----- で、何でこのことを長々書いてるかっていうと、「これをミスした」って、veronicaさんに伝えたかった。 ----- それで、上記の儀式をなんて言おうかなあと。こう書けばわかってくれるだろうと、 「巨大茶せんで聖水ザッパーン」 って書いて、「ミスしてしまいました」って。 ----- そんなコメント入れたことも忘れて,さっき、veronicaさんとこにうかがってレスを見たら、「潅水式」って書いてくれてて^^!! ----- 「巨大茶せんで聖水ザッパーン」 ↓ 「潅水式」キリッ! ------ それも、「水ね、(中略)。でも、復活祭の間は、潅水式繰り返すから…」って、さりげなく織り交ぜてくれるお心遣いでしたTvTううっ。 これ、普通だったら「潅水式って言います」とか、「潅水式のことかな?」。 意地悪な人だったら「(ハア?)よくわからないのですが、それは『潅水式』のことを言っておられるのですか?」とか返ってきてもいいところですTvT。 めんどうくさくって「十字架のアドレーション」て書いたのも、「十字架崇敬」って織り交ぜてくれてた*^^*。(ありがとう!!) ----- カト用語の日本語がわからんのです・・・。 日本でのカト生活経験がほとんどないからなんですよね。(こっちに来てカトになる前は、日本でプロテスタントの教会に行っていました。) 意識しないままに話したり書いたりしているとプロテスタント訳とかプロテスタント的表現で出てくる。 例)プロ・聖餐式 カト・聖体拝領 プロ・証 カト・わかちあい etc... それで、日本でカトの人と話してて、「?」な反応が返ってきたことが何回かあります。 「主の祈り」も日本語でしようとすると、やっぱり一番初めに覚えたプロ文語で出てきます。 帰国のときのミサで、一応文語を口語的に直しながら唱えるんだけれども、周囲と重なっては微妙にずれ、また重なっては微妙にずれ、を繰り返します。(最後にカトには入ってない頌栄「国と力と栄とは…」言いかけてごまかしたことも数回^^;) ----- まあ、それよりもなによりも、今回、「潅水式」というのを 「巨大茶せんで聖水ザッパーン」で表してた自分にあきれて笑っちゃった^^;。 そういうのたくさんあるんです。 特にカト独特な(日本で知らなかった)事物。例を挙げれば、神父さんの祭服とか、特にかな。 ----- 「首からずらっと下げる飾りだすき」 「季節で色の違う光沢貫頭衣」 「ウエスト縄マークのフード付きワンピース」… こういうのそれぞれに、本当はバシッと一言で決める言葉があるのである。「巨大茶せん」にも「ボール付き水撒き金属棒」にも!(←あたりまえ^^;) しかも、これらは、やはりveronicaさんのところで、だいぶ前に教えてもらっていたような気がするのが悲しい・・・TVT。 忘れている・・・。 これからは、「イウの見たまんま→英語訳→日本語訳」の表が必要だ。 作っていかねば。ある程度まとまったら、フリーページにアップしよう。わたしのフリーページはどこもかしこもトホホな事柄を並べているだけの状態だけれども、少しは役立つ情報もアップすることが必要では? ----- とまあ、今日もつらつら愚にも付かないことを思っているのでありますが、日本語に限らず、ちゃんと用語を知ってることって大事ですよね。よーく考えると、いろんなところで、これ、やっちゃってるみたい。 たとえばダンスやバレエ。 ----- テレコができるまで、なにを思っていたのか踊りまくっていたのですが、こっち来て学校でバレエとったので、フランス語のバレエ語彙、きちんと覚えたんですよね。 それまでは、 「つま先立ってパチンパチン、グルッ!ガニ股で踏み込んで!」ドスンドスン! とかやってたのが、 「ルルベ、バッチュ、アンデュオール!グラン・プリエ!」キリッパリッ! に浮上したんですよね/^^;。 「ドスンドスン、グルッ!ガニ股踏み踏み!」 だったら、割り箸二本、鼻の穴に差し込んで、手ぬぐいかぶりにザルもって踏み踏み・・・、安来節ですわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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