カテゴリ:異文化
下の記事の続きですが、4歳児検診でだんなくんが「テレコの血液型わかりますか?」って先生に聞きました。
「はあ?子供の血液型、知らないの!?」 と、言われそうですが、アメリカ、血液型、日常生活に意味を成していないんですよね。 でもって、自分の血液型を知らない人が多い。 ----- 「んー。たまにきかれることあるんだけどねー」と先生。 コンピューターの画面をあちこち切り替えていたけど、「わかんないなあ」 「血液の検査はするけど、ヘモグロビン値調べてるだけだから、血液型知りたかったらその検査しなきゃいけないと思うよー」と、ざっくばらんな^^;。 「何で知りたいの? 黄疸とか、なんか問題ありました?」 ・ アメリカでは、子供の血液型を知るのに、理由を聞かれる だんなくん 「いえ、ちょっとした好奇心で」 先生 「そうそう。好奇心からたまに聞いてくる親御さん、いますよ」 ・ 血液型を自ら知るのは、好奇心を持つ人だけ ・ しかも、好奇心を持っても、簡単に知ることはできない 先生「私は自分の血液型わかるんですよ(自慢げ)。献血したことあるから」 ・ アメリカでは、医師でも己の血液型をしらないものが多数いるようである 「お父さん、自分の血液型知ってる?」 「いえ、知りません」 (ええーっ! A型だろうが! 日本で献血したときそう言われてたの、イウさまのこの耳でしかと聞いたぞ!それではじめてわかったんだろう? テレコだって、確かB型って、うまれたとき聞いたような気がするぞ。) ・ たとえ一度知ったとしても、その後すっかり忘れ去ってしまえるほど、アメリカ人にとって血液型は意味を成さない その後、そうだよねー、しらないよねー、という会話がひとしきり続いたのでありました。 ----- 日本にいたとき、「初対面の日本人から必ず血液型聞かれるんだけど、なんで?」と外人から尋ねられたことは一度や二度ではありません。 「知らないって言った後の、ものすごくがっかりしたような反応は、なんでなの?」 いや、まずびっくりするんだと思う。血液型知らない人が存在するってことに^^; 初対面でよく聞きますよね。特に、外国の人だと思うと会話に気を遣っちゃうし、血液型聞くって切り出しやすいしなー。 これが、星座聞いたりすると、「ハア?何この人?いきなり?」だけど、血液型だったら大雑把だし、その割に「ああ、○型だったら、こんな感じの人だね」って、相手のこと知ったような気になれてとっても便利。会話の取り掛かりとしてね^^;。 ・ 日本では血液型によって性格に特徴があるという信仰がある 健康に関するあらゆる書類に、血液型欄は必須ですしね。もう、常識になってる^^;。血液型知らないと、人間じゃない、位の^^; ・ 血液型知らずんば、人にあらず@日本 「ええー!血液型知らないで、怪我したりしたらどうするの?」 そのとき調べるんですよね。運よく血液型書いてあるカード持ってても、やっぱりそのときは調べることになるんでしょうし…。 ----- アメリカ人に、日本で血液型による性格判断が一般的に信じられていると言うと怪訝な顔をされます。根拠を聞かれたりして困ります。 ----- そういえば、在米が長い日本人数人と話したとき、「○型でしょう?」とか「私○型だから、こうなんですよねー」てな流れになって、ああ、やっぱり日本人だよね、私たち・・・と思ったものでした^^; 言われてみれば、あたらずとも遠からず…といったところ。 ----- 血液型、確かに、便利なときありますよ。 皆さんお察しの通り、わたくし、イウめはB型なのでありますが、こういう風に切り出せるし、どんなに突拍子も無いことをしても、おおぼけをかましても、トンチンカンをやっても、 「私、B型なんだよねー」と一言出せば、 「あー、イウさん、B型なんだー?そう思ってたよ!」 「典型的だよねえ!」 「B型じゃあ、しょうがないよねえ!」 って、笑って許してくれる! ・ 血液型、利用価値、大である しかし、血液型性格診断って、おおもとの出所はどこなんでしょうねえ^^? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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