カテゴリ:信仰
身近な人二人が、それぞれ、大きな不誠実、裏切りにあったことを知りました。
そのふたつとも、家族、友人知人だけでは解決できないほど大きくて、これからもちょっと大変になりそうで…。 今夜、一人がうちに来てくれるのだけど、本当、言葉がありません。 ただ、迎えて、一緒に食べて、話が聞けたら聞く、そんなことくらいしかできません。 ----- ひとができることってなんだろうと良く思うのですが、家族や友人を大事にして、その日その日与えられたことを一生懸命して、何かひとつは楽しかった、良かったと思えるようにする… それくらい…? そして、それすらも、できていない自分だなあ、と思うのです。 ----- 数日前、窓から外を眺めていたら、小さなシマリスが二匹、走りたわむれていました。 それから、ふっと立ち止まり、お互いを確かめたと思ったら、相手をいたわるように頭をぺろぺろとなめはじめました。 その姿が、あまりにもいじらしく、神々しく、なんというか、ショックを受けてしまい、しばらく立ちつくしてしまいました。 ----- こんな小さなリス、---野良猫が来たらおもちゃにされてしまうリス、いたずらものだと人に嫌われて駆除されることもあるリス---が、精一杯走り回って、仲間に思いやりさえ見せている。 小さいものにこそ神はやどるというような言葉があるけれど、本当にそう思いました。 このリスたちほどの優しさがあれば…。 人は変われるでしょうか。世界は変わるでしょうか。 引越しのために家の回りを刈り込むことになってしまって、あのリスたちはどこへいったでしょうか。 ----- ミサで、また連祷の中で、「Have mercy on us. (あわれみたまえ)」という言葉が何度も出てきます。 どうしようもない部分を、それぞれ抱えて生きています。できることなんて、そんなにない。それでも、どうにか、いい部分を出してやっていけますように、 どうぞ、神さま、「我らをあわれみたまえ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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