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D.C.にあるキング牧師の像。2011年完成 テレコが起きてきて、「今日、学校ある?」と聞いてきました。 「あるよ。なんで?」 「先生がお休みって言った。」 「ああ、来週月曜日のキング牧師の日のことかな?その日はお休みなんだよ。」 一月の第三月曜日は「キング牧師の記念日」で学校はお休みです。 ----- 昨日は学校図書室のボランティアに入っていたのですが、2年生、3年生の子供たちが、キング牧師についてのフィルムを見ていました。 We Shall Overcomeのメロディーにのせて、ワシントン大行進の様子が写されて、有名なI have a dream.の演説が流れました。 白人ばかりの小さな町です。マイノリティーはクラスに一人か二人くらい。子供たちはどんな気持ちで見ているのかなあと思いながら、図書の整理をしていました。 ----- 日本の人に住んでいる場所を言うと、「なんか、じろじろ見られたりしませんか?」と聞かれたりします。 韓国系の人と話したときに、「ここ、どう?私は来たときすごくいやだった。今は少しいいけど、マイノリティーが全然いないでしょ?」 教会で会ったヒスパニック系の人が、「全然フレンドリーじゃない。白人ばっかり」(たしかToo whiteと言っていた)他の人も「助け合う雰囲気がない」 なんだか、いやなところみたいに聞こえてしまいますね・・・。そんなことなくて、いい人たちばかりなんですよ。ただ、やっぱり、慣れてないというか・・・、そういうことだと思うんですけどね。 昔ながらの雰囲気を残したかわいい町。私自身は気に入っているのですが、そう感じてしまうのも無理は無いかなと思うときもあります。 ----- キング牧師の時代から考えると、ずっとよくなっていて、それは、今まで苦労して活動してきた人たちがいるからですよね。今の若い人たちは、前の世代の人たちと比べ、はるかに開けた心で人種間の問題を扱えていると思う。 でも、キング牧師の抱いた夢の実現にはまだまだで、そのためには、私やテレコや昨日フィルムを見ていた小学生さんたちが、心を開いてちょっとずつ努力しないといけないですよね。 テレコを学校に送り出す前に、I have a dream.の演説を聞きました。 ちょっと前までは、人種が違うからって一緒に遊べなかったり、同じ学校に行けなかったり、仕事に就けなかったり、好きになっても結婚できなかったんだよ。いつかどんな子供も一緒に遊べるように、って、キング牧師がお話したんだよ。 そう言ってみたけど、テレコは「ふーん」と^^;。今はそれでいいよね。 テレコも、図書室であのフィルムを見るのでしょうか。今年のキング牧師の記念日は21日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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