カテゴリ:ドール・ドール服
「おかあさん、レントになにギブ・アップするの?」と聞かれ、とっさに答えられなかったいうのすけであります。
水曜日から始まった復活祭前のレント(四旬節)には、「祈り、断食、施し」が勧められています。テレコは、午後に教会の延長保育に通っているので、きっと「レント中、なにかがまんしてやめるんだよ」って教わったんだろうな。 子供たちは、ゲームだったり、甘いジュースだったり、そういうものをがまんするようにするのかな。 以前、友人の子供が「レント中、何やめる?」って聞かれて、好きなものをやめないといけないと説明され、「じゃあ、本読むのをやめる」と、悲壮な決意をしたというのを聞きました。かわいい。 テレコに何をやめるのか聞かなかったけど、決めていたのかな。明日聞いてみよう。 ----- 「灰の水曜日」は、朝ミサに行きました。灰を油で練ったもので、額に十字を黒々とかかれました。 その後、図書館に寄る前に額をぬぐったけど、薄黒くしみのように広がって、かえって汚い。 で、図書館に入ってみたら、ミサ帰りの人が何人も、堂々と額に十字を付けたまま歩き回ってて、すっごく損した気分に。「なんだ、そのままつけとけばよかったよ。」 ミサ帰りに図書館に寄る人が多いことがよく分かった「灰の水曜日」でした。 ----- さて、最近、図書館で借りて、読み漁っているのがバービーの本。世界一売れている着せ替え人形、しかも本場だけあって、たくさん出ています。 写真がたくさん載っている本もあって、見ているだけでも楽しい。研究本のほうは、文化人類学的アプローチもあったりして興味深いし、やっぱりフェミニズムとの関連がたくさん書かれています。 男性向けピンナップ・ガール人形からヒントを得て誕生したこと、日本で製造されたこと、発売当初はアメリカでも批判が多く「受けない」と思われていたことが書いてありました。 「誤まった価値観を植えつける、悪いロールモデル」との批判に常にさらされているバービー。年配の女性論客からの批判が厳しい。(実際に手にとって遊んだ世代だと違うようで、そこまでの批判にはならないのだとか。) 日本では「こわい」とまで言われ、「絶対受けない」から、かなりのやんわりバージョンにして「ジェニー」ができた、とか、知りませんでした。だって、別物ですよね、ジェニー。 その他、時代による顔や体型の変遷、そして、白人以外のバービーの誕生と発展、などなど。おもしろい。しばらく楽しめそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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