カテゴリ:カトリック
「アデムス・パパ!」
新教皇が決定しました。 「新しいパパ様が決まりましたよ」 初めての非ヨーロッパ出身者(近代になってから) 初めてのイエズス会からの教皇 初めての教皇名「フランチェスコ」 初めてづくしの新教皇、アルゼンチンのベルゴリオ枢機卿、「フランチェスコ1世」です。 今回のコンクラーベは、前回と比べて、様子が全く分かりませんでした。 なにしろ、先の教皇ベネディクト16世の突然の引退宣言。あれれー?という間のコンクラーベ開催。(それでアメリカの枢機卿たち、文句言ったらしい) 前回は、亡くなったヨハネ・パウロ2世の在位が長く人気は高かったですし、ベネ様も何かと話題の多い枢機卿でした。コンクラーベに招集される日本人枢機卿もいましたし、スキャンダルのせいで、アメリカの枢機卿、イタリアの枢機卿など、よくメディアに出ていたので知っていました。ヨハネ・パウロ2世が長く病気だったため、後継者をめぐる週刊誌の記事などもたくさんあり、予備知識ばっちりで見守っていたのですよね。 それが、今回は、携帯のニューストップに「けてーい!」と書いてあるのを見て、あわててテレビをつけた次第です。 「この方なんだー。初めて見た」というのが正直な感想。 アメリカで、単一で最大の宗教団体?になるカトリックです。ニュースでバンバン取り上げられてるのがうれしい。CNNの特番もばっちり予約録画しました。 詳しいことは後にして、ニュースで人物紹介として触れられていたことは、 ・枢機卿の邸宅に住まず、アパート暮らし ・運転手つきの高級車を拒否。バス通勤 ・料理人雇わず、自炊生活 好感度高し! ということで、清貧を旨とした「フランチェスコ」にふさわしいお人柄とか。 ところで、「フランチェスコ」の名が、教皇名として初めてということが意外でした。フランチェスコは人気のある聖人ですもんね。 その理由、CNNに出ていた解説者の言っていたことで、納得しました。 当時、聖職者、宗教家が禁じられていた托鉢を行い、「行って私の教会をたて直しなさい」というお告げに従い、荒れた教会を再建。ローマからはなかなか理解が得られず・・・ そんな「フランチェスコ」でしたから、総本山トップの名としては取り上げられないでいたのですね。 そこをあえての「フランチェスコ」 貧しい人々、弱い者への視線を感じますし、スキャンダルの多かったバチカン/教会改革への意欲がうかがえます。 清貧、平和を大事にした「フランチェスコ」の名を持つ新教皇を、心から歓迎したいと思います。 「パパ様のために祈りましょう」 (焼き物修道女。右はカルメル会^^。) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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