|
カテゴリ:今日も子供から教えられ
今日娘が生まれて初めて病院に行った。
お友達の自転車に乗りたくてケンカになり、 白眼が内出血してしまった。 真っ赤な血が痛々しい。 結果は目薬もいらないほど、問題なかった。 肌でいえば青あざレベルだそうだ。 涙も痛みもなければ問題ないらしい。 お友達のママは涙で謝罪してくれたが、 こちらこそ申し訳なかった。 子どものケガの可能性はお互い様だし、 だいいち、娘からしかけたケンカだ。 いつも「ケンカも大事、見守ろうね」と言ってくれて 感謝しているくらいだ。 ケンカさせると決めた以上、ケガも覚悟の上である。 それにしてもやんちゃな娘に腹が立つ。 今日はずっとお友達のおもちゃをとりあげまくってた。 娘のいじわるな態度にびっくりして 「ど~ぞ~…」自分のおもちゃを差し出すお友達…。 も~~~!!! Rちゃんだけだよ! そんなことしてんの!! 生活習慣でも、食育でも、シュタイナーでも、 なんでもそうだけど、 『こうすればこうなる』と思ってはいけないな…と痛感する。 たとえば、激情型の娘をキレさせないための アレコレがたくさんある。 毎日同じ生活をしている。 白砂糖、乳製品、添加物は与えない。 娘が起きてる間は、テレビをつけない。 電子音、プラスチックのおもちゃは与えない。 けれど、お友達の中で誰よりもキレやすいのは娘である。 公園に行けば、赤ちゃんからおもちゃを取りあげるし、 お菓子をくれるおじいちゃんにしつこくつきまとう。 他の子は誰もしない。 テレビがついてると食い入るように観てるし、 お友達の電子音のおもちゃに釘付けで、 電池がなくなるんじゃないかってくらいしつこく鳴らす。 普通にお菓子もテレビもOKの子の方が よっぽどおりこうさんなのだ。 最初はその事実に愕然としたり、すこし落ち込んだりしていた。 けっして「娘をよその子よりもいい子にしよう…」と 思っていたわけではない。 母の経験上、短気な人は損をするので、 短気が遺伝するなら、少しでも緩和したかった。 それで頑張ってるのに、一番のキレキャラなものだから、 「もう少し努力が報われてもいいんじゃないの?」 と言いたい気分だったのだ。 例えば、半年くらい前の時期、公園での遊びは、 なるべく自然に親しむように…と思い、 あまりおもちゃを持って行かないようにしていた。 しかし、お友達が持って来た乗り物やおもちゃを 奪い取って、しがみついて、意地になって動かない娘。 あっさり娘に貸してくれて、走り回って遊んでるお友達。 見比べては、なんとも哀しい気持ちになっていたものだ。 それは『こうすればこうなる』という コントロールしようとする気持ちが 私にあったからなんだと思う。 シュタイナーさえやってればいい子に育つ? モンテッソーリさえやってれば賢くなる? こうしなくてもこうなるし、 こうしてもこうならないのだ。 たとえばマクロビの話をする時によく思うのが、 マクロビをやると健康になるけれど、 マクロビをやってないから健康じゃないのではないし、 マクロビをやってなくても健康だったりする。 しかし「じゃあ、やる価値ないんじゃないの?」 と言うのは間違いなのだ。 うまく言えないけど。(…言えよ…(^∀^;) 「良いお母さんしてるって感じよね」ってよく言われる。 そう、『良いお母さん』ていうステレオタイプの役を演じている? 自然育児なんかやってるとそういうのになりがちだ。 そういうふうに陥らないように気をつけようと思う。 まわりに素敵なお母さんがいっぱいいる。 飴とか甘いお菓子ばっかりあげてるけど、 いっぱい遊んであげるのがじょうずなお母さん。 しょっちゅう子どもを預けて遊びに行っちゃうけど、 「床にウンチされて笑っちゃった~」って、 いつもおおらかに子どもをみているお母さん。 生活習慣も食育も大事だけれど、 一番大事なのはやっぱり『あるがままを受け入れる』こと なんだなぁと思う。 それができてなかった私は、やっぱりダメ母だったなぁ。 それでも一生懸命だった自分は認めてやろうと思う。 自分のあるがままも受け入れてやろうと思う。 今日からでも今からでも、 『なおしゃーいいんじゃないのう!?』なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 31, 2006 10:37:07 PM
[今日も子供から教えられ] カテゴリの最新記事
|
|