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カテゴリ:今日も子供から教えられ
昨日、公園でHちゃん親子にあった。
以前はよく支援センターの行事やら、公園やら、 いろんなところでよくお会いしていたのだが、 ここ半年以上、一年近くもみかけなかったので、 引っ越されたのかなぁ?…と思っていた。 Hちゃんは、Rよりひとつ年上なのだが、 極端なこわがり&人見知りで、会うときはいつも泣いていた。 赤ちゃんが近寄って来ただけで泣いてしまう…と言っていた。 初対面でも、無遠慮で傍若無人の弾丸娘であるRは、 Hちゃんにとっては恐怖の存在…(^∀^;) だったせいか、 よく会うわりには、あまり深くお話したことはなかった。 「たして2で割りたいですね…」というような話しか したことがない気がする。 ところが、久しぶりに会ったHちゃんは、快活そのもの!! 大声であいさつし、よく遊び、よくしゃべり、笑顔がたえない。 コロコロとよく笑い、なんて活発で可愛いお嬢ちゃん!! 慎重派でママにベッタリのこどもは、 お母さんにたっぷり甘えた後、 誰よりも上手に自立する…と聞いていたので、 私は、Hちゃんもそのタイプだろうと思い、 心配はしてなかったのだが、あまりの変化にビックリ!! 「つい最近なんです…」とお母さん。 以前は、なんとか人見知りを治してあげたいと思い、 積極的にいろんな場所に連れて行くようにしていたのだが、 Hちゃんがあまりにも嫌がるし、 ダダこねもひどくなったので、ある日突然やめたそうだ。 もう二人だけで家で遊ぼう…と。 一年近くどこにも行かずに二人だけで遊んでいると、 ビックリするほど、明るくなって、 聞き分けも良くなり、落ち着いて来たんだそうだ。 つい最近「公園へ行きたい」と言われ来てみると、 とても楽しくお友達と遊び、 「もっとお友達と遊びたい」と言うようになったそうだ。 すごーーーーーーーーい!! 「実は…」と私も話はじめた。 自転車ストライキのこと、 お友達とケンカばかりしていたこと、 その時期、まとわりつきやダダこねもひどかったこと。 そして、母子だけでじっくり遊ぶことで、 乗り越えることができたこと。 RとHちゃんは、正反対の性格で、 表現の仕方がまるで逆だけど、 たぶん、言いたかったことは同じだったんだと思う。 「ママ遊んでよ。ママと遊んでないじゃん!! 毎日知らない子と遊ぶのは恐いのよっ!! ストレスたまるのよっ!! それよりママと遊びたいのよっ!!」 いやーーって泣けるHちゃんと、 泣けずに、ヤケクソでガーッと行っちゃうRと、 気持ちは同じだったんじゃないかな? 最近、正直な気持ちを言えるようになったRは、 「赤ちゃん恐いねん…お友達こわいねん…」 と言うことがある。 やっぱり人の輪の中に入っていく勇気とストレスは、 大人だけじゃないんだな…と思う。 でもストレスだけじゃなくて、 楽しいこともいっぱいあるから、 お母さんという安全基地を背中に感じて、 こどもは大人よりもずっと恐れずに 友達と遊べるようになるんだなぁ。 安全基地がしっかりできてないうちは、 外に飛び出すことなんかできないよねぇ。 宇宙服ナシで宇宙遊泳するような、 酸素ボンベナシで海に潜るような…そんなかんじ? いっぱい泣いて、ゴネて、自転車ストして、 「はよ気がつけ!!」って叫んでたんだね。 ダダこねって、子供の打ち明け話みたいなものなのかな? 「ワタクシ実は不満がゴザイマスーーー!!」って言ってるの? 「今から思えば可哀想なことをした」とHちゃんのお母さん。 でも、一生懸命だったのは、他人から見てもわかったよぅ。(T-T) いろいろやってみて、失敗もして、でも乗り越えて… その結果が、この太陽みたいな笑顔のHちゃん!! なんか感動して涙がでそうになった。 親ってすごいね。 こういう山をいくつもいくつも乗り越えて、 親子で育っていくんだね。 親になれてよかった…。 Hちゃんは来年幼稚園に行ける歳なんだけれど、 2年保育を検討中だという。 「もう少し一緒にいてやろうかなと思って…」 ……。(T-T) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2007 05:02:38 PM
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