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カテゴリ:今日も子供から教えられ
浪速区民プールで、幼児の水泳教室が始まったので、
どれどれ?気分で体験に行ってきた。 Rはプールが大好き。 夏にホテルのプールに行った時、 5時間も休みなしで遊び続け、 帰りに「泳げるようになりたい」と言ったので、 そんなに好きならやってみる?という感じで。 母子分離にいまひとつ自信がなかったので、 「ママは泳がないけどいい?」と聞いたら 「ママも一緒に泳ぎたい」と言うので、 「それはできないけれど、どうしても嫌だったらプールやめてもいいよ」 「いや、プールいく」 「じゃ、やってみてダメだったら帰ってきてもいいからね。 先生に『帰りたい』って自分で言うんだよ。 ママすぐ迎えにいくから」 うなずいてはいるものの、どーかしら?わかってる? 仲良しのHちゃんも一緒だったこともあって、 最初はあっさり笑顔でバイバイしてくれた。 3~6歳のクラスなので、お兄ちゃんたちに混じって、 おりこうさんで先生のお話を聞いてるとこがカワイイ。 でも、ガラスごしに母の姿を見つけると、 ちょっと見たことのないこわばった笑顔で手を振った。 みるみるうちに表情が崩れて 「ママも一緒に泳ぐー!!」と、ガラスに張り付いて激泣き!!!! うわっ!! どどどどどうしよう?と戸惑う間もなく、 いきなり先輩母たちが、私の腕をつかんで 「こっちに来て!!」と走り出した!! 「姿が見えてる間は泣き続けるから!!」と 上階のギャラリーに強制連行。 大絶叫を聞きながら、身を隠すはめに…。 どの子も初回は大泣きだったんだってさ。 別に水泳を修得させたいわけでもないし、 心肺機能を強化させたいわけでもない。 プール大好きみたいだから、 喜ぶのなら通ってみる?という感じなので、 そんなに号泣させてまでやらせる必要はないんだよね。 シュタイナーも『子供にとって重力は重要』と言っており、 水泳教室には懐疑的だし。塩素も気になるし。 「もうやめます」って言おうかな? なんてことを考えているうちに、 ひっくひっく泣きながら立ち上がって、 自分からみんなの輪の中に入っていった。 お? 最初は先生にべったり抱っこだったが、 すぐにバシャバシャと遊びはじめ、 男の子に水をかけられても「やめてー」と笑っている!! おお? しばらくしたら、難なく水泳練習に参加しており、 背泳ぎなんか教えてもらっちゃってる!! 誰よりも笑顔で楽しんで!! おおおおお!!! 皆さん「慣れるの早っ!!」と大笑い。 帰ってきた時は大喜びで「また来たい!!」と。 通いますか?(^∀^;) それにしても、助けてくれた先輩ママさんたちと、 号泣する娘にずっとつきっきりでいてくれた優しい先生たち、 心配してくれたHちゃん母子に、心から感謝である。 それでも、嫌だったらやめてもいいと言ったのに、 「ママったらいくら泣いても来なかったじゃない!!!!!」と 怒っているだろうなぁ…と思っていた。 直接それを言えるタイプじゃないので、 聞き分けがないというかたちをとって、 抗議してくるだろうなぁ。 案の定、帰りのカウンター横のアイスクリームの自販機で 「アイス食べるー!! アイス買ってー!!」と号泣、大ゴネ!! なんばパークスがすぐ近くなんで、帰りはHちゃん親子と 『有機茶寮』の玄米おにぎり定食&豆乳ソフトクリームを 食べようと思っていたので 「アイス食べるよ。アイス食べにいこうね」というと 「いやー!! アイス食べない!!!!」 …アイス食べたいって泣いてるんだろーが。(^ー^;) 靴を脱いで床に叩き付け、大の字に転がってジタバタ!! 今時めずらしい見事なゴネっぷりに、周囲の人もあぜん…。 でもこれは想定の範囲内。 『だっこ法』の本に書いてある通りの筋書きなので、 母はひるまず、一緒に床に座り込んで 「ごめんねー。ママうそついたね。 泣いてるのに放っておいてホントにごめんね。 ママ、Rががんばれるかな?って思ったの。 そしたらほんとにがんばれたね。 よくやったね。お疲れ様でした」と言い続けた。 すると なんと ほんとーに アッサリと 「じゃおにぎり食べにいこか?」とケロリ!! すげーよ!! 抱っこ法!! Hちゃんのママも抱っこ法やってるので、 「さーすが抱っこ法!!」と大笑いだった。 それからは、一日中嫌がらせする娘。 おにぎりをぎゅーっとつぶしたり、 切り干し大根のサラダをつついて遊んだ挙げ句、 床の落とそうとしたり…。 普段は絶対にやらないこと、悪いとわかっていることを、 明らかにわざとやって、母にみせつけ、 母を困らせようとしている。 三歳にしてグレたか!?娘。 その度に「ごめんね。ママが悪かった。 Rの気持ちはよくわかったわ。 でも、食べ物にあたるのは良くないよ」と言うと、 スッとやめてくれる。 その言葉を何度でも聞きたいということか? そのうちグレた様子はなくなってきた。 今回は教科書どおりだったから、うまくいったわ。 育児本に頼り過ぎるのはもちろんよくないけれど、 読んでおいて助かったと思うことは少なくないんだな、これが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2007 08:44:14 PM
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