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カテゴリ:今日も子供から教えられ
やってくれました。
夕飯の支度をしてるあいだに。 娘が じぶんの髪を はさみで カーット!!! あわれ ザンバラに。 きゃーーーーーーーー!!!! ((((*口*;) 床に点々と落ちている髪の毛の束。 血の気がひいたぜ。 いや、おおげさでなく。 自分の髪を切るって、 自虐的なイメージがあって、 一瞬「なにがあったのぅうううう!???」と 泣きそうになってしまった。 今日は自主保育で思いっきり遊んで、 一歳上のお兄ちゃんとママゴトしてじゃれあって、 おなかがよじれるほど笑っていたのに…。 なんで?なんで?何が嫌やったの? でも、本人はケロリ。 「え?なにか?」という顔をしていた。 ん?考え過ぎ? 母があまりにもびっくりしてるので、 それにびっくりして泣きそうになってる。 ちょうど、父と電話中だった娘。 父が大声で電話のむこうから、 母に向かって叫んでいる。 「大丈夫!! また伸びるから!!」 そ、そうだよね。 どんなになっても伸びる伸びる。 自分に言い聞かせて、なんとか気をとりなおす。 母「大きな声だしてごめんね。 ママびっくりしたものだから。 切ってみたかったの?」 娘「Kさんのマネしてたの…」 Kさんとは、家族全員でお願いしている美容師さん。 父も母もかれこれ10年、彼に髪を切ってもらっている。 しかも昨年、我が家から徒歩1分の場所に開業した。 母「そっか。やってみたかったんだね」 娘「ごめんなさい」(泣く) 母「悪くないよ、謝らなくてもいいよ。 でも、髪はとっても大切な宝ものだから もう二度としないって約束してくれる?」 娘「でもKさんは切るでしょう?」 母「とっても大切な宝ものだから、 K先生だけにお願いしているんだよ。 他の誰にも切らせないでしょう?」 娘「あっそっか」 母があまりにも驚いていたので、 逆にそれが衝撃だったこともあり、 「もう絶対にしないね」と約束してくれた。 年末にあごの位置で切り揃えてもらったばかりで、 『ロッタちゃん』みたいで可愛かったのだけど。 表面の部分の髪を少しずつ薄くとり、 ハサミで切っていったらしい。 ぐるっと後ろの方まで。 表面だけなので、それほど最悪でもなく、 まあ、ショートカットにしてしまえば、 なんていうこともない被害状況。 はあ。 すぐにKさんに電話して、 翌朝いちばんの予約をとった。 Kさんの言うことには 「…Rちゃん、上手に切ったねぇ…」。 よく見ると、耳の上くらいの長さに きれいに切りそろえてあった。 しかも、表面だけなので、 ちょっと整えただけで、 かわいいショートボブになった。 これは真剣に美容師さんの技術を 習得しようとしていたのではないか?と。 そういえば、Kさんに髪を切ってもらうのは3回目。 七五三のセットの時も、 父母がカットしてもらう時も、 いつもいつもKさんの仕事を真剣に見ている。 子供は職人さんの仕事が大好きで、 じーっと見ているというけれど、 ほんとだなぁと思っていた。 娘にとってKさんはあこがれの人だ。 ひんぱんに話題にもするし、 ぬいぐるみにKちゃんという名前をつけた。 最近、年末から年始にかけて、娘と父と母と、 三人かわるがわるにここに訪れており、 娘はいつもじーーっと見いっていた。 髪をとかして、少しづつ薄くとり、 同じ長さに切っていく…という方法を、 キッチリと見て盗んで、 真剣な気持ちで実践したのだろうと思う。 こどもが髪を切る時って 自虐的な時とか、悪ふざけしてる時って 思い込んでいたので、異常にショックだったけど、 そういう時はもっとメチャクチャに切るだろうね。 それに、そういう事情で切るよりも 「美容師さんのマネしてみたかった」と 思う方がよっぽど自然だし、 誰にでもあることなんじゃないかと、 よく考えたらわかりそうなモンだと思うけど。 母、一瞬おおあわてしちゃったよ。(^∀^;) 娘は、この日もKさんの仕事をじーーーっと観察。 話しかけても気付かないくらい、見入っていた。 またやろうと思ってる!? ↑ こんなのもあるんだね。 あまり好きじゃないけど、背に腹はかえられないのか? それとも、また切ってもいいじゃない。伸びるんだから。と考えるか? ううむ。どうしよ? (^ー^;) 今、ウオルドルフ人形のまるちゃんの髪を 植え替えている最中で、 超ロングになっているので、 切りそろえるときは娘にやってもらおうかな? またやっちゃたらどうする?また植えかえたらいいか。 でも、もうあんまりメチャクチャなことはしなさそうな予感。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 12, 2008 12:54:58 AM
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