サッカー狂

『オーストラリア』

と言えばオセアニア州に位置し、日本と時差が少なく観光地としても著名だが球技ではラグビーのイメージが強いが、サッカーだって十分強力なチームだといえる。
しかし、Ｗ杯にはここ最近出場できていない。。


これは何故なのか？？？


それはオセアニアには出場枠が与えられてからというもの常に０．５枠しかないからだ。これは実力を評価すれば止むを得ないのかもしれない・・・。実力的にはオーストラリアが抜けているだけで、ニュージーランドはラグビーばりのサッカーしか出来ないし、他の島国はホント弱すぎる・・。これで１枠を与えてしまえば、Ｗ杯のレベルを下げてしまう訳で・・・。そんなオーストラリアに関する興味的な情報が発信された。




日本サッカー協会の小倉純二副会長は、オセアニア連盟（ＯＦＣ）所属のオーストラリアが、ＯＦＣ脱退とアジア連盟（ＡＦＣ）加入を認めるよう求める文書を国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）に提出したことを明らかにした。

小倉副会長によると、オーストラリアは代表強化やマーケティングなどで利点が多いアジアでの活動を希望しているという。ＦＩＦＡはＯＦＣへの影響の大きさを考慮、ワールドカップ（Ｗ杯）出場枠の問題などもあるため、６月の理事会で再討議する。

アジア選出のＦＩＦＡ理事の間では同国のＡＦＣ加盟に否定的な声はなく、小倉副会長も「問題ないと思っている」と話した。




えー、オーストラリアがアジア！？これはちょっと違うんでない！！！
オセアニアの盟主的存在のオーストラリアがＯＦＣを脱退するってのはちょっとなぁ。もし、これが決定したらオセアニアは世界のサッカーから大きく後進する事だけは確実だろう。

でも、Ｗ杯に出るんだったらアジアで戦った方がチャンスは相当大きくなる。実際、今のアジアは４．５枠もある。これは日韓Ｗ杯で韓国・日本共に決勝トーナメントに残った事に起因する訳だが、最後の０．５枠でも北米と戦うアジアに比べ、オセアニアは南米と戦う訳だからどっちが楽なのかって話だよね～。アジアに来れば結構高い確率で出場の夢が叶うかもしれない。まあ、日本としては強敵が増えることにはなるが・・・。

キューウェルという天才レフティー（上の写真の選手）を筆頭とし、アロイージやビエリの弟（兄はイタリア代表なのに弟はオーストラリア代表という変な兄弟。実力は未知数）など魅力的な選手も多く、オーストラリアがアジアに来るのは俺としては賛成である。ただ、本音としては、ＯＦＣを脱退するのではなくＯＦＣをＡＦＣが吸収しちゃう方がいいと思う。そうじゃないと、他のオセアニア諸国がサッカー界からほぼ追放されたようなものとなり、万一、ペレやマラドーナのような天才選手がそれらの諸国から生まれた時にその成長を促進する土壌すらないというのは世界のスポーツを自負するサッカー、いやフットボールの未来に対するマイナスの要因になることが考えられる。だからこそ、いい決定を期待したいし、今後の動きには注目だな。

付け加えれば、地域的な要素というのはサッカー界には関係ないかもしれない。例えば、イスラエル・トルコ・カザフスタンは、地域的にはアジアに位置するがサッカーではヨーロッパに属する。トルコは国土がヨーロッパとアジアにまたがっているし、カザフスタンはソ連というヨーロッパの国から独立した国だからわかるが、イスラエルは西はアフリカ、他三方はアジアだ。じゃあ何故ヨーロッパかっていえば、政治的な側面とユダヤ人の歴史的な側面とが複雑に絡みあった事が原因だろう。（まあ、これについては今後、調べてみるか～）・・・と、地域が必ずしも絶対ではない。だからこそ、オーストラリアには意地でも南米５位を打ち砕いて、Ｗ杯に出る為だけにアジアに移るのではないという所を見せてもらいたいね。

ちなみに、オーストラリアを豪州と良く言うが、
漢字だと濠太剌利となる。これの頭を取ってるんだろうかね。
同じように、
フランス＝仏蘭西　ドイツ＝独逸　イタリア＝伊太利亜
スペイン＝西班牙 イギリス＝英吉利　ベルギー＝白耳義
オランダ＝阿蘭陀　ポルトガル＝葡萄牙 アイルランド＝愛蘭
デンマーク＝丁抹　ノルウェー＝諾威　スウェーデン＝瑞典
スコットランド＝蘇格蘭　ロシア＝露西亜　フィンランド＝芬蘭
オーストリア＝墺太利　エジプト＝埃及　インド＝印度　タイ＝泰
シンガポール＝新嘉坡　アメリカ＝亜米利加　カナダ＝加奈陀
メキシコ＝墨西哥 パナマ＝巴奈馬　ブラジル＝伯剌西爾
アルゼンチン＝亜爾然丁　フィリピン＝比律賓
と、まあ良くも当て字つけたといった感じ。これは中国にも言えるよね。だって、中国には漢字しかない訳で、人名でも漢字表記に変えてしまうのだから凄いよな～。つうか、その当て字を初めに決めるのは誰なんだろう？？？

今日は調べたい事ばかり出てきたよ(-.-)y-゜゜゜゜