カテゴリ:England
稲本潤一は、Wカップでゴールをあげたり、プレミアではマンU相手に得点をあげたりと非常に大事な所で点の取れるボランチだ。
最近は二部カーディフで結構試合には出るようになったが、カーディフの財政状況の厳しさによりWBAに戻るらしい。しかし、WBAでは戦力外になっているらしく戻っても、また、何処かへ移籍したいと考えているらしい。 (・・・らしいばっかだな) 稲本はどうもチームに恵まれないというか、活躍したってのがここ数シーズン記憶にない・・・。単発での輝きよりも何試合も続けて出て最低限の仕事をこなす事がボランチとしては重要だと思う。そういう観点で行くと稲本はややムラがある。 そもそも、ボランチとは、チームの攻守の間に位置するチームの根幹であり、一試合の中でころころ代えるべきポジションではない。 しかし、代表で稲本が使われると後半動きが鈍るため、ジーコも交代させる事が多いと思える。当然、FWは点が取れなかったら交代させたり、サイドの選手が疲れたら交代とか、システムを変えるための交代ってのは当たり前の話だが、ボランチが疲れたから交代ってのは、やはり頂けない。交代は3人までしか出来ないのだからやはり、一試合フルに動ける福西や中田浩二の方が安定感を考えれば今の時点で上だろうか。 稲本は元々、攻撃力・展開力が武器で、ボランチと一言でいっても攻撃的な方だから小野と組むとその攻撃力は減退せざるを得ない。(攻撃力なら小野が上)Wカップで稲本が機能したのは守備的な戸田とダブルボランチを組んだからだと考える。 だから、現時点でも稲本を起用したいのであれば福西・中田浩二と併用しないと機能しないのではないか??黄金の中盤が機能しないのはヒデと周りの連携も問題だが稲本がどっちつかずのポジショニングに終始するからではないだろうか? ちなみに日本のボランチの現在の攻撃力と守備力を5段階評価してみた。 ※攻撃力はロングパスや得点力、FKなど攻める為のトータルなイメージ ※守備力は1対1の強さを基本としたイメージ 稲本 攻撃力4 守備力3 小野 攻撃力5 守備力2 福西 攻撃力3 守備力5 遠藤 攻撃力3 守備力3 浩二 攻撃力3 守備力4 阿部 攻撃力4 守備力3 今野 攻撃力2 守備力5 啓太 攻撃力1 守備力3 こう見ると小野の攻撃力と福西の守備力を活かしたいと思うのは必然である。勿論、バランサーっぽい遠藤よりは今野を入れてみるのもいいだろうが、ジーコはコンフェデまでは新規召集はしないだろうし・・・。とにかく稲本は攻撃力も守備力も5になれる逸材だけに是非、次こそは活かしてくれる監督の下に行って貰いたいものだ・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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