テーマ:サッカーあれこれ(20136)
カテゴリ:日本代表
五輪代表親善試合。MLSのスケジュールを知らないのでどれだけのコンディションで日本へ来てくれたのかはわからないが、米国代表はこの時期にやる相手としては良いかなとは思えるマッチング。
仕事を終えて、超競歩で帰ってきて、15分ほどからの観戦。
それにしても反町は、本当に選手を良く見ているのかなと疑問符がつく。3トップなら、3トップでも、家長や水野のように突破力のある選手をウイングに起用した方が破壊力はあるのではないか。実際、この試合でカレンも李も決定的なシーンは無かったが、水野はポストに当たった後一歩でゴールとなるシュートを見せたし、家長もエリア内にドリブルで仕掛けていきチャンスを作っていた。カレンも李もスピードはあるがクロスの精度も突破力も彼らには劣る。仮に、ウイングの1枚をFWとしてよりエリア内での得点力を意図させたいのならば、カレンか李のどちらかは下げ、水野か家長を配するべき。また、本田拓也の起用も谷口を押し退けるほどなのかとこれまた疑問。谷口はストッパーも経験しており守備面に強さを発揮するボランチであり、昨季は新たなる得点力という武器を作り上げたが、守備面においてもバランサーという面においても本田拓也より優れている。大学生だからといってなめている訳ではないが、Jリーグ2位の原動力となった選手より上には全く見えない。あくまでも、守備面を考えたいのであれば、それを谷口に指示して攻め上がりを注意すれば済むこと。どうも、反町は本田拓也を自らの申し子的存在として重宝しているだけにしか見えない。また、水野と本田圭祐がサイドをえぐるようなシーンは多く作り出せず、それはセカンドトップ2枚を平山の下に並べた形、前線で起点が出来にくい状態も影響しているのだが、サイドの守備に追われた事も要因の一つだろう。あくまでも、水野と本田圭祐の起用はサイドの突破力そして攻撃力を期待されての起用であり、守備をするのはFWだって当たり前だとしても、個の武器を活かす術をより考えてもらわなければならない。 このメンバーは相当レベルの高い選手が揃っている。それを考えた時に今日の試合を見てはっきりと反町のやり方に賛同できないと感じた。 試合は、平山の強烈ヘッド、水野の惜しい切り込みからのシュートといいシーンはあったものの、ホームで、しかも5人も交代をしている訳で、それでも点が取れなかったのは選手の力量もあるが、反町の采配による所は大きい。平山はヘディングしかないんだから使うならえぐってクロス。カレン、李ならスペースと細かな連携での突破。もう少しやり方はあるだろう。 来週は五輪アジア2次予選。香港やシリアが何処までのチームかはわからないが、個人技で勝てたから試合に勝ったというレベルのサッカーをしているようでは、最終予選がとても不安にならざるを得ない。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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