テーマ:サッカーあれこれ(20050)
カテゴリ:日本代表
U-20 ワールドカップ グループF 第二戦目。
立ち上がりからコスタリカ前線のアフリカ勢を凌ぐとも思えるスピードが目立つ。特にソロルサーノは強さもあり怖い。右サイドのペレスは早くて上手く、左サイドのエレラは早いだけだが、とにかく、相手のスピードを活かしたチェックは見ている方としては不安満点。 16分には、ボルヘスからのふわーっとしたボールをペレスが受け、福元と競り合いながらも相当危険なシュート。これはゴール右に反れるが、目を覆いたくなるシーン。 日本は、デカモリシにボールが収まらず、起点ができない。また、中盤のゲームメイクに優れるボルヘスが自由自在に動き、それをケアする柏木のポジションも低めでチャンスといえば安田の突破のみ。梅崎は安田をシンプルに使う場面でも、中ばかり意識して流れをきっていた。 それにしてもコスタリカ。想像していたよりかなり強い。特にCBのダウソンとゴンサレスは堅くてライン設定も上手い。 ただ、前半終盤からは少しずつデカモリシにボールが収まり、柏木も前線に絡み、また内田のオーバーラップも増えた。終了間際には亜土夢のボールを受けるふりをしてから相手をかわしてのシュートも惜しかったし。 前半は0-0。 後半は両チームともメンバー交代無し。コスタリカはすぐにメンバーを代え、セットプレーが続くが耐える。そうすると、徐々に前線中盤の守備が甘くなってくる。また、亜土夢が中央、柏木が右寄りにポジションチェンジして、日本の流れが良くなっていく。 68分、右サイドの田中からバイタルエリアのデカモリシへ。デカモリシは素早く反転しながら左サイドへパス。左でフリーで受けた梅崎からのクロスにファーで待っていた亜土夢があわせて、待望の先制ゴール!!!ゴール後は抜刀パフォーマンス。こうなったら次は、全員でカズダンスしかない(笑) 先制した後は若干受身になってしまい、福元と内田の裏を狙われ、サイドネットをつかれるシュートなど危険なシーン続発。ただ、チーム全員が1対1に負けないという粘り腰で良く耐えた。 これで1-0勝利。 1番乗りで決勝トーナメント進出を果たした!! ~論評~ GK林 6.0 無駄に相手を引き付けるDFラインから戻されたボールの処理が心配。キックの精度もやはり低い。ただ、セービングではきっちり対応した。 CB槙野 6.5 粘り強く、相手にきっちりついて対応。 CB福元 5.5 前半はペレス、ソロルサーノにあわやのシーンを作らせてしまった。つなぎでもミスが。後半でも再三マクドナルドに裏を取られ、不安をのぞかせた。 RB内田 5.0 危険なバックパスが二度ほど。オーバーラップでもなかなかタイミングが合わず、あげてもクロスの質は悪い。 LB安田 6.5 攻守に奮闘。オーバーラップしたら必ずクロスをあげてくる成功率はさすがJ最強チームの左サイドバック。 DH青山 7.5 ボルヘス、ロドリゲスとどんどん出てくる中盤に良く対応する守備。つなぎもしっかりで安定感ある。 RH田中 7.5 自らが起点となっての決勝ゴール。献身的な動き、機を見たポジショニングが素晴らしい。もっと効果的に内田を使えたら尚良かった。 LH梅崎 6.5 ドリブル、ボールキープでチームに貢献。ただ、安田の効果的なあがりをシンプルに使わない所はダメだな。 OH柏木 6.5 守備に追われたがいい守備をするねぇ。前半終盤から徐々にポジションを上げ、攻撃にも良く絡んだし、ホント動けるね。 ST河原 6.5 相手をずらしてよくボールに触り流れを作る。ただ、抜け出したシーンはパスではなく思い切り良くシュートしてもらいたかったな。 FT森島 5.5 前半こそポストになりきれなかったが、前半途中から徐々に見せ場を増やした。 ST青木 5.5 かつての輝きは何処へ。もっとドリブルに破壊力があった気がするのだが。。 RH藤田 5.5 守備のみで魅力は見せられず。 DH森重 評価無 監督吉田 7.5 第二戦目も手堅く勝利し、日本初のグループリーグ連勝、突破を果たした。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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