テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:日本代表
高原がフランクフルトを退団。
浦和の移籍は秒読みのよう。まだ決まってないからサプライズがあったら面白いけど、まぁマリノスには要らないかな。しかし、既にJ最強の陣容をそろえる浦和にまたしても、強力な選手が加わるのは厳しいねぇ。仲の良い小野もいるし、代表でやっている選手も多く、連携面は問題ないだろう。あとは、彼のモチベーションだけといった所で。 さて、その小野だが。元々、俊輔のライバル的な存在だっただけに俺は愛着が無い選手だが、ボーフムへの移籍は小野にとっては最高の話だったろう。しかし、小野はマスコミを騒がせたものの負傷で暗礁に乗り上げた。実際、欧州よりは緩いJリーグですら負傷がちな状況だった訳で、それが回復してようと無かろうと、こうなる事は見えていたというか。向こうで練習しただけで負傷では試合では使い物にならないと解釈されただろうし。 小野は移籍金も高く、他のJチームではなかなか奪えないだろうし、満足に働いてくれるかも微妙な状況だし、何とも難しい状況だね。やはり、小野に残された道は浦和で一花を咲かせる事だけな気がするのだが。実際、4-1-2-3でシステムを組めば、彼の居場所はより広くなるとは思うのだけど。アンカーに啓太。セントラルに小野、ポンテ又は梅崎といった感じで回せるだろうし、ただ守備への偏重が著しいオジェックがどうするのかは微妙だけど。 しかし、一方で本田圭佑はアピールを開始しだした。彼は伝わっている限り、非常に強く気持ちをもって取り組んでいるようだが、チームに溶け込む明るさといった様な人間的側面もチームスポーツであるサッカーにとって重要だけに、良く考えて、チームメイトともアピールしつつ仲良くしつつ居場所をゲットしてもらいたい。 海外組を使う事が絶対ではないという状況をジーコwに、いやオシムに教えられたとはいえ、それでも海外でやる意義は余りにも大きい。Jとヨーロッパでは、当然にレベル差が大きい。よりレベルの高い所で結果を出し続けていくという事は、サッカー選手にとって大きなモチベーションだろう。それは、ワールドカップだけが絶対唯一の大会という事だけではなく。 まぁ、試合に出られなければ意味が無いと短絡的に考えがちでもあるが、若くしてという縛りを設ければ、体感した経験や挫折はその後の成長に大きく影響するだろう。それは、技術が飛躍的に伸びたり、身体能力が向上する訳ではなく、あくまでも試合で能力を発揮するか、また安定的に戦えるか、そういった部分での成長という事なのだが。それが森本や伊藤、また本田にも当てはまるし、柳沢や小笠原とはそういった意味で一線を画す。ただし、小笠原に関しては確実に向こうで体感した出られない状況をいい意味でリフレッシュして能力を十二分に発揮したからこそのリーグ優勝であって、そこには強い意義があったなぁと思わせられたけど。 とにかく、若い選手は、自分の幅を余り狭めずにどんどん挑戦してもらいたいし、梅崎もフランスで失敗したかもしれないが、それが故の浦和移籍だろう。彼のモチベーションはとても強い事が感じられるし、またいつか欧州への挑戦をしてくれるだろう。 常に世界のトップクラスが集まる欧州のリーグをJリーグが超える事など、先ず不可能な状況の中で、どんどん欧州への挑戦をしてもらいたいし、そこでしっかりと吸収、レベルアップしてもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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