テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:Scotland
今日は勿論、俊輔スタメン。ただ、ヒンケルは前節での負傷が響いたのか欠場。結局、右SBにはハートリーが入ったが、何の為の補強だったのかとがっかり。ヒンケルが戻ってきたら、マーク・ウィルソンもペリエ・ドゥンベも戻ってきたら意味無いなぁ~とも思いつつ。ただ、やはりその中でもヒンケルの実力が一番だと思われるだけに、早く1試合フルで働く姿を見せてもらいたい。 さて、試合は、前半からフォルカークの激しいプレッシングにセルティックは苦しめられる。FWは起点になれず、俊輔もマッギーディもボールを触れず、守備の時間が長い。フォルカークはスコビエの左足FKでゴールを驚かすと、LBホールデンのスルーにDFライン裏に抜け出たバレットがボルツとの1対1。しかし、このシュートはミートせずボルツが止める。このシーンは、オフサイドにも見えたが、右サイドでハートリーが余っていた為、オフサイドを取れず。やはり、右SBに本職がいないデメリットが出た部分といえる。そして、この危険なシーンを演出したホールデンがセルティックのタックルで負傷退場。メンバーを前半から変えなければいけないフォルカークだが、クレッグやリエラを中心に細かなパスをつないでサイドを使うサッカーは見ていて面白い。ただ、最後の部分FWバレットが決めきれないのが、まだまだといった所か。まぁ、エースで7ゴール中のヒグドンの穴が痛いな。どちらにせよ、チャンスが少ないセルティックだったが、前半最後。 48分アディショナルタイムにマクドナルドが自陣から強引なドリブルで突破。バイタルエリアまでボールを運び、右に開く俊輔へ預けてゴール前へ。俊輔は右足でクロスを上げようとするいつものキックフェイントで左に持ち替え、クロス。これをマクドナルドがGK手前でバックヘッド。このシュートが決まって、セルティックはいつも通り苦しみながらも先制ゴール♪これで、前半は1-0と折り返した。 後半に入っても、フォルカークの勢いは変わらない。前半からそうだが右のアーフィールドは先月の月間若手MVPだけあって結構目立った。スピードは結構あるし、守備もしっかり戻って貢献してるし、先ずDFからチャージを受けても倒れない。クロスはそこまで素晴らしい精度ではないが、スピード溢れるドリブルは今後の成長に大きな期待がかかるいい選手。右を良くやっていた左のモウティーニョもテクニカルなドリブルでチャンスを作るし、バレットもシュートこそ決められなかったが、サイドに流れての流動的な攻撃の一角としては非常に機能していたといえる。中盤は先に書いたが、DFラインもラインを高く、CBバーも結構流れであがってきてサポートするし、スコビエも正確な左足を武器に守備だけじゃなく攻撃にも貢献してるし、チーム全体として攻撃的な印象の強い魅力的なチームだった。今までも何回も見たチームだったが、京のフォルカークはそれだけ個人もチームとしても良かった。 フォルカークの楽しいサッカーに見とれている間に、俊輔はスノに交代。後姿は悲しそう。まぁ、ピッチ状態は酷いし、こういった状況では持ち味を発揮しずらいし、アシストはしたとはいえ、流れで機能していたかと言われれば、代表戦に呼ばなければならないという程の質はまだ見せられてはいないだろう。特に前半は消えている時間も長く守備も軽く、評価としては、5.5かな。 この後、セルティックはデビュー戦となる若いカディスをハートリーに代えて投入。そのまま右SBに入ったが、大きな印象は無く。今後に期待といった所だが、まぁ時間はかかるかなといった感じで。 時間の経過と共に徐々に落ちてきたフォルカークだが、最後の最後まで攻める姿勢は崩さず、どちらかと言えば、フォルカーク優位のままゲームは推移し、セルティックが耐える時間が続くも辛くも守りきり、レンジャーズ追撃の為に必要な貴重な勝点3を得た。 しかし、フォルカークが素晴らしいサッカーをしたとはいえ、セルティックはCLもある訳だし、もっと質のいいサッカーをしてもらわないと。これじゃぁ、バルサ戦での期待は薄くなってしまうよ。 ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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