カテゴリ:J1
ただ、問題はJ1での戦い。思い出すまでも無く、昨年の横浜FCも守備的に過ぎるチームであり、そのサッカーはJ1では通じず、結果降格の憂き目を見た。 この観点からいくと、札幌も降格候補のNo1に上がってしまうだろう。ただ、三浦監督のチーム全体でのゾーンディフェンスと横浜FCを率いた高木監督のリトリートからのカウンターオンリーではまた違いもあるのだろうけど。 ただ攻撃力といった部分では、若手筆頭の藤田を初め、長丁場で出番を得て、活躍した岡本に西、そしてFWの石井。彼らそれぞれが突破力もあり、スピードもある。J1の舞台でも臆する事無く立ち向かっていき且つベテラン砂川、西谷の力と合わせればカウンターの鋭さも増すだろう。ただ、全体として細かな精度は悪い印象もあり、そこを常に改善していかなければ通用しないという事にもなりかねないだけに攻撃陣にはいっそう努力してもらわねば。 しかし、昇格を果たした大型補強を重ねる京都やヴェルディに比べ、札幌は現有メンバー+アルファといった状況で、戦力差も大きく差が開いた。戦力だけでサッカーをする訳ではないが、スタメンでも曽田や藤田、砂川、西谷、ダヴィらが負傷すると取り返しはつかないだけに、怪我が少ない事を祈るしかない現状は何とも厳しい。 また、新外国人ノナトも能力は未知数。ブラジル人ではどちらかと言えばスピードに優れるエジウソン、エメルソン、ジュニーニョ、パウリーニョのような褐色系小柄アタッカーが比較的自由奔放ながら結果を出すケースが多いだけに、そういう選手をとって欲しかったが、守備もする選手を三浦監督は欲したのだろう。 最後に柏からとったアルセウ。有用な戦力だっただけにこの時期での退団は前代未聞というか、何をやっているんだ!?といった感じで。 ただでさえ、苦しい台所事情なんだから、フロントも監督ももっと連携をとって、残留の為に戦い抜いてもらいたい。 つか、いろいろ書いたけどやっぱりキツイかなぁ・・・(苦笑) チーム力評価(5段階評価 総合は100点満点) G K 2 サイド 4 D F 4 守備力 4 ボランチ 3 決定力 2 トップ下 3 セットプレー 5 F W 2 監督采配 3 総 合 64点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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