テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:Scotland
俊輔
ゴォール!!! とうとう オールド ファーム ダービーで ゴォォール !!!!! そして、 ダービー勝利☆
レンジャーズが2試合少なくて勝点差4。 もう絶対に負けられない今季3度目のオールドファームダービー。 今季はダービーで2敗。その意味でも絶対に勝ってもらわなければならない。しかし、それよりも優勝する為にこの直接対決で勝たなければ、その望みは失われてしまう。 試合はカップ戦の決勝の如く、立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せるセルティック。これぞ、サッカーが格闘技と形容される所以といった激しさはアグレッシブという言葉には収まらない。 こんな試合展開になると俊輔はボディタッチを避け、ついつい後方でのプレーが増えてしまうだけに、どうなるだろうかと思っていたら、開始20分。 コルドウェルからのビルドアップのパスを俊輔が中盤でトラップ。 トラップで若干浮いた球。そのまま左足を振りぬく!!! これがアウトにかかって強烈なシュート気味の回転でゴールに突き刺さる!!! 俊輔ゴォール!! 俊輔ゴォール!! 俊輔ゴォール!! とうとうオールドファームダービーでやってくれた♪ 今までは激しいフィジカルコンタクトに苦しみ、良さをほとんど出せずという試合が多かっただけに、このゴールは彼がいまだに進化している事を証明した。 前半は先制したものの接戦の様相。レンジャーズはUEFAカップにスコティッシュカップにSPLとチームとしての疲労度は高いはずなのだが、そんなのは関係ないといった勢いをバリー・ファーガソン、スティーブン・デイビスを中心に攻め立てる。しかし、セルティックもこらえて、前半は1-0で折り返し!!! 後半は足を痛めたネイラーに代え、久々登場のマーク・ウィルソン。一方、レンジャーズもブロードフットを下げ、ウィタカーを右SBにしてナチョ・ノヴォを投入。 このノヴォがやってくれやがった。 ウィタカーからのボールをウィルソンの上がった裏のスペースでフリーで受けてそのままゴールへ突進し、あっさりとゴール・・・・・。 またしても勝てないのか。そんな空気の中。 俊輔がまたしても見せてくれた。 69分。俊輔の右サイドエリア内からのシュート!!枠にいったシュートはゴールかと思われたが、何と今季SPL MVPのクエジャルがハンドで弾き出す!!!これでクエジャルは一発レッド♪更にPK♪ クエジャルのプレーは最悪。ハンドさえ無ければ確実に入っていたのに。。つうか、俊輔がオールドファームダービーで2得点だったのにさぁ。 というかこの後のPKは俊輔に蹴ってもらいたかったがマクドナルド。 GKにフェイントをかける長い助走からのキックは何とマクレガーがきっちりファインセーブ・・・・ マクドナルド。てめぇこのやろ~が。 俊輔が作り出したPKを外しやがってぇ・・・・・・・ この後、ストラカンはFWサマラスをバリー・ロブソンに代えて投入! これでセルティックでは初めて見る3トップ。俊輔とマッギーディが中央に絞る超攻撃的な4-1-2-3!!!クエジャルを失い、デイリーをCBに下げた4-4-1にシステムチェンジしたレンジャーズに猛攻を仕掛ける。 この後、左足を引きずっていた、レンジャーズGKマクレガーが下がった。 正GKとMVPでディフェンスの要クエジャルを欠く中、猛攻は続くが、レンジャーズの守備も粘り強く、どうもいい形は少ない。 このままアディショナルタイムに突入。マクレガーの負傷でのストップや、クエジャルの退場劇の影響でアディショナルタイムは5分♪ そして、時間にすれば95分。 またしてもコルドウェルのフィードにファーでマクドナルドがヘッドで折り返した所、 ヤァーン・ フェネホォール ・オフゥ・ ヘッッェセリィン~ク ゴォォォォォール!!! ゴール!! ゴォール!! ゴォッォォオーーール!!!! セルティック土壇場で勝ち越し、とうとう今季初のダービーでの勝利☆ そして、勝点差を1に縮め、レンジャーズに最高のプレッシャーをかけた素晴らしい勝利だった☆ まだ直接対決は1試合残っている。それまでにレンジャーズがこのプレッシャーに飲まれる事を期待しよう♪ ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ 論評 GK アルトゥル・ボルツ 6.0 キックミスは冷やり・・・。しかし、安定感のあるプレーで1失点に留めた。 CB ギャリー・コルドウェル 7.5 俊輔へのナイスパスをありがとう(笑)そして、決勝ゴールも演出♪守備でも集中力高く、得意のミスも無く今日は安定していた。 CB スティーブン・マクマナス 6.5 DFリーダーとして体を張って声を張り上げ、最終ラインに君臨。本当に集中力のあるディフェンスを見せた。しかし、試合最後はファーガソンと一触即発の乱闘劇になりそうで(汗) RB アンドレアス・ヒンケル 7.0 オーバーラップから右サイドの攻撃を活性化した。守備でもマッカロークには仕事をほとんどさせず、素晴らしい仕事ぶりだった。 LB リー・ネイラー 5.5 今季は攻守両面で物足りない内容が多いが、この試合も同様。攻撃でも中途半端なパスが多いし、マッギーディがいるから余り深い位置まで上がっていけないし、やりずらい面もあるんだろうけど。 CH バリー・ロブソン 6.0 つなぎ役が多く、ゴールに迫るプレーは少なかった。まぁ、守備での貢献度は高いだろう。 CH ポール・ハートリー 6.5 彼がいるとセルティックの中盤は守備面で良くなる。この試合でもタフネスぶりを発揮し、マッギーディに俊輔のサポートから、サイドバックが上がったスペースの穴埋めまでしっかりとバランスをとって大崩れしないよう防いだ。 RH 中村俊輔 8.5 感動の鮮烈ゴール!!!!そして、PKを奪い取った最高のシュート。これ以外でも決定的なシュートシーンを演出するミドルパス。全てが正確で、激しく来る相手にも対応出来る上手さを会得した事を示した。今ならば、イタリアでももっと素晴らしいプレーが出来るだろう。それだけの成長をようやくSPLで最も熾烈なダービーで示してくれた。CLでの輝きよりもこの試合の方が俺は感動が大きかった。 LH エイダン・マッギーディ 5.5 得意のドリブルも最近は研究されているのか、若干突破率は下降線。。今日もそんな感じで、相手右サイドはSBが出来るブロードフットとウィタカーを2枚置かれ、挟みこまれる中、なかなかきっちり抜いてクロス、シュートという形は見られなかった。特にいい形でもって仕掛けて奪われて相手のカウンターを浴びる展開は何度もあり、今日に関しては、ダメだったと言わざるを得ない。 FT スコット・マクドナルド 6.5 PKを外しやがって(苦笑)今となっては、笑えるが、あの瞬間は心底嫌いになったよ(笑)それでも今日はシュートに行くプレーだけではなくサイドに流れてボールを運ぶなど、チャンスメイクの面でも貢献度は高かった。そして、決勝ゴールでは、PK失敗の汚名を晴らす見事なアシストだった。分けていたら、サポーターからどれだけ嫌われるんだというくらいの戦犯扱いだったろうし、その点で勝って嬉しいよりホッとしただろうな^^; FW ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク 8.0 前半の俊輔からの決定機でシュートを打てなかったのは残念。それでも、何よりも決勝ゴール。そこにいた。決めるだけのパスを正確に押し込む。FWはこれが出来れば何の文句も無い♪最高のゴールだった。これで14ゴール目。まだまだ得点量産といってもらわねば。 LB マーク・ウィルソン 7.0 後半からだが、マッギーディのサポートで良く仕事を果たした。左足の精度は余り良いとは言えないが、それでもマッギーディが詰まった所を毎回サポートして、自らも右足に持ちかえてからのクロスやパスで攻撃に流れをもたらせたのはネイラーより攻撃面で評価できる。失点は、彼の裏のスペースとはいえ、クリアボールが相手に渡ったという点で運が悪かったし、彼の直接的原因ではない。 FT ヨルヨス・サマラス 5.5 3トップというのをどれだけやっているのはわからないが、まぁ動きずらそうで。それでもマッギーディのクロスで決定機はあっただけにシュートまではいって欲しかったな。 監督 ゴードン・ストラカン 7.0 積極的采配を見せてくれた。今日勝たなければ、もう今季は終了。そんな中での3トップでの果敢な攻撃で行くとの判断が素晴らしかった。残りの試合、レンジャーズが勝点を取りこぼす事を祈る状況ではあるが、セルティックとしては残りを勝ち続ける他無い。自身の去就問題を吹き飛ばす為にもまだまだ熱い心で指揮してもらいたい!! ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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